Vae
Victis (ラテン語)
: 敗者に災いあれ
ガリア人の首領 ・ブレンヌスが戦いに敗れたローマ人たちに言ったとされる言葉。
( リウィウス 「ローマ史」 第5巻48 )
勝者の思いのままにされる敗者の運命をいう。
《 小学館 ロベール仏和大辞典 より 》
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この フランスの ゲーム専門誌 Vae Victis は Histoire & Collection
社が創刊した、付録ゲームがつく 隔月刊 の雑誌です。 2015年に編集長の Nicoras Stratigos 氏が Cerigo Editions
社を設立して社長に就任、 Vae Victis 誌 編集部が そのまま移籍する形で 122号以降の刊行を継続 しています。
本拠地はパリ市の中心部。
扱う内容は シミュレーション・ボードゲーム、ミニチュア・ゲーム、歴史記事、書評などで、歴史ゲーム総合誌という 立ち位置にあります。オールカラーの誌面には写真や図版が多く掲載されていて、毎号
付録ゲーム がついています (公式サイトでは 「ゲーム無し」 の形態でも販売されている)。
全文がフランス語で記述されています。それなりに専門的な内容の記事が掲載されているので、読解には難儀するでしょう。英語圏読者の多くも苦労しているようです(笑)。
入手方法は、国内の通販ゲーム店(
i-OGM
等)から購入できますが、 VV誌 の公式サイトで 直接注文 することも可能です。このフランスからの個人輸入は
クレジットカード や PayPal で支払いし、二十日ほどで お手元に届けられます。
Vae Victis 誌の公式サイト
2022年10月18日の掲載翻訳記事
懐旧の時
150号掲載
第150号の記念特集記事 ・ その2
VV誌の ベテラン・ライター陣 による回顧録。 歴史ゲーム や VV誌
との馴れ初め(?)等、各自の思い出が 赤裸々に 記されている。 本場の ミニチュアゲーム関連の話
も多くて なかなか興味深いのだが、そのせいで 翻訳作業が遅々として進まなかった。 まるで クルスク戦のドイツ軍 のように …。
ミニチュアゲーム や フィギュア のことなんて、知るわけないっしょ! (笑)
2021年9月1日の掲載翻訳記事
テオフィル・モニエ
との対談
150号掲載
第150号の記念特集記事 ・ その1
初代編集長 テオフィル・モニエ 氏との対談、そして 現編集長 ニコラ・ストラティゴ
氏へのインタビューを掲載。 内容的に
50号の特集記事や、Straregikon
のインタビュー記事と重なる部分があるものの、二人の現況を垣間見ることができるので興味深い。 尚、特集記事・その2 は
VV誌の執筆陣がバックナンバーを回想する “文字だらけ” の4ページ記事。翻訳には時間がかかりそう…。
2019年3月20日の掲載翻訳記事
作戦術 第二部
63号掲載
62号 と 63号 に連載された、作戦計画に関する指南記事の後編。
第一部で語られた作戦計画の立て方を基に、第二部では作戦計画の運用法を実践的に説明しています。
いくつか読み難い箇所があると思いますが、七転八倒しながら翻訳した結果故のことなので、大目にみてくださいませ。 私、「Kasserine」を持っていませんし、プレイしたこともないんです
(笑) 。
2016年12月22日の掲載翻訳記事
作戦術 第一部
62号掲載
62号 と 63号 に連載された、作戦計画に関する指南記事の前編。
その内容が難解であるが故に 翻訳作業に手間取り、公開が遅くなりました。
Cerigo Editions 社の Stratigos 社長に 和訳公開の許可を願い出た際、 著者の David BEAUDLET
氏って、どんな人やねん? と尋ねてみました。 すると 社長曰く、
『 He is a hardcore gamer ( ココ に 笑顔の
アイコン) 』
・・・ やっぱり ねぇ。
継続して 第二部の翻訳を進めていますが、気長にお待ちください。
半分冗談で始めた このコーナーは、管理人の貧弱なフランス語読解力を絞り出して
VV誌やその関連記事等をスローペースで翻訳 ・公開することにより、 隠れファンの皆様と共に誌面を 「眺める」
だけでなく、とにかく 「読んでみる」 ことを当面の目標とします。 残念
(当然?) ながら頻繁には更新できませんし、記事の選択も偏りがちですが、その点はお許し願います。
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