落款

 いい加減な絵でも,最後に朱の落款を押せばそれなりに絵らしく見えるから不思議なもんです。では,落款を…と思っても,これがまた、石、骨、木、焼き物、ガラスと多種多様にあります。さらに,いずれも高価ときています。絵に自信があればそれなりの落款をもとめてもいいわけですが,ここはやはり絵相当の落款を安価で簡単に自分で創ろうというコーナーです。

  • <材 料>
     (1) 1.4㎝×1.4㎝×5㎝の角材(ホームセンターで売っている)
     (2) 年賀はがき用ゴム印(文房具店で一枚 100円で売っている)
        角材より少し大きめに切って接着した後、余分を切り取る。
     (3) ゼリー状瞬間接着剤またはボンドなどのゴムと木をくっつける接着剤

    <印 刻>
     (1) オリジナルな文字(図案)を鉛筆で鏡字に下書きする。(フリーハンドで可)
     (2) 下書きした部分をカッターナイフで彫る。普通のカッターナイフでも彫れますが,専用の柄の丸いものの方が作業がしやすいのでおすすめします。
        (慣れれば10分ぐらいで1本彫りあげることができます。)