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Réaction Allemande : ドイツ軍の対応
ですから、ゲーム開始時のソ連軍の目標は、ドイツ軍の配置(戦線)に損害を引き起こすために“火を付ける”ことなのです。
このような強襲に直面したドイツ軍プレイヤーは、何よりも敵の後方で孤立したポケットを形成しないように、徐々に自軍部隊を後退させることが極めて肝要です・・・・・あまりに多くの戦力を救出しなければならないのですが。
この後退は、防衛すべき戦線を短縮すること、そしてその後の大反撃の為に最良の部隊(装甲師団)を結集するという目標を持って、整然としたものでなければなりません。
ドイツ軍陣地を不安定にすることが出来、大勝利を彼に保証する為の唯一の条件である『リズム』を共産主義者プレイヤーがゲームの間中ずっと保つことができれば、それは確かに驚くべきことなのですが。
ドイツ軍の主たる難事は、装甲師団ユニットを保持することです。
実際、歩兵部隊を助けるために、装甲師団から抽出した戦車部隊で援護することを頻繁に行います。 もしそのような支援が無かったら、ドイツ軍歩兵部隊が重大な危険に遭うのは間違いありません。
戦線は短縮されなければなりません。 というのは、戦力が集中している歩兵部隊は弱体な戦車部隊の支援を受けた赤軍に対して、より一層抵抗できるのは確かだからです。
装甲師団を分散させる事による危険とは、まず第一に次々に戦力を失うことであり、それもとりわけドイツ軍の攻撃的潜在力が消え去ってしまうのが分かることです。
実際、ソ連軍ユニットを効果的に攻撃するためには、その規模の優位を妨げる必要があります。
一方で、そのためにはドイツ軍プレイヤーは装甲部隊の長所に対して、そして何よりも師団が無傷であることを期待してはなりません。
したがって、ゲームの序盤からドイツ軍プレイヤーは装甲師団を分散させない、あるいは失わないように心掛ける必要があります。
その上、反撃を開始しやすい地域内で再編成を試みなければならないでしょう。
もちろん、戦線南部には反撃開始地区としての利点がいくつかあります。
増援の大多数が登場するエリアに近いにも関わらず、ゲームの勝利に多大な影響を与えるマップ南端上の他の部隊の防御を、この地域に配置された部隊は確かに支援できます。
ただし、ポルタワ東部を攻撃するための第2グループを編成するのは、多くの場合有益です。その方針でこの地域に配置した部隊は、その頃補給問題に悩まされているソ連軍機械化部隊の先端に対して、二重包囲を形成することが可能となります。
それでも、ドイツ軍の初期の損害が深刻な場合は、一つの攻撃グループの編成だけで満足した方が良いです。
目を見張るような戦果を得るには不十分な兵力で編成した2つの攻撃グループを、あなたが持ちたくないのなら。
次の問題は、そのような大反撃を「何時」始めるのか、です。
余りに早いと、ソ連軍は結集された一軍で対応する手段を依然として持っていますし、彼らの補給源にも近いのです。
遅すぎると、ドイツ軍には全ての敵をドネツ川の向こう岸へ追い払う時間が無くなる恐れがあります。
最良の解法は、後の大反撃の収穫物(形成したポケットの除去と、共産主義者の後方へ戦果の拡大を図ること)の全てを収穫する時間を残す為、ソ連軍に迅速な前進を促すことを念頭に置いて、ドイツ軍が素早い後退を実行することなのです。
とは言え、この計画を速やかに実行すべきかどうかがそれほど明白でない事に、プレイヤーは直ぐ気付くでしょう。
なぜなら、1943年の赤軍と同じくらい強力な軍隊(訳注:同年のドイツ軍)を前にして、相手は決して容易には移動しないですから・・・・・。
最後に、"Kharkov 1943" は、(このテーマに対する)絶えざる探求を行う為に、戦術上の多くの選択の自由をプレイヤーに提供するゲームです。
同様に、戦略レベルでプレイヤーに提供される好機も、電撃的で決定的な攻撃をターン毎にリードするチャンスとともに多数存在します。
東部戦線における流動的なシチュエーションに惚れるには、それ故に、エレガントなプレイが何よりも大切なのです!
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