地歴調査
地歴調査サービス
当研究所の地歴調査サービスは、調査対象の土地及びその周辺の土地について資料調査、現地調査などを行い、その土地の過去の使用状況、地形、地勢などを調査するものです。
例えば今は造成され綺麗に整備された区画宅地であっても、30年前は有害物質を使用する町工場であった場合や産業廃棄物の一時置き場として使用していた場合、土壌汚染の可能性などが考えられ資産的な価値が損なわれたり、人体への影響という不安が出てきます。
当研究所は、土壌汚染対策法の土壌汚染調査の際に用いられる「地歴調査・フェーズ1」と呼ばれる調査手法を用いて依頼者様へ報告し、土地の購入の際に安心して購入できるようお手伝いします
調査内容
- 法令関係資料調査
地方公共団体の環境担当部局へ出向き、土壌汚染のある土地として把握されているか否かを関係資料の閲覧及び聞き取りを行うことで確認する。
- 現地調査
土地の現況及び利用状況を把握し、土壌汚染の可能性について調査するものとし、調査の際は、不自然な盛土、埋立跡、放置物、油漏れ等の土壌汚染の端緒となる状況を把握するため、調査を行う。(写真撮影等により記録)
- 自治体等への履歴聞き取り調査
地元自治体に対し、現在又は過去に設置されていた特定施設、地下水の利用状況及び汚染状況、過去からの土地利用、その他有益な情報を聞いとりまたは地誌等の文献を調査することにより土地の利用履歴を確認する。
- 土地登記簿調査
土地所有者の履歴を昭和20年代前半まで確認し、この期間の登記記録(閉鎖登記簿を含む)を閲覧の上、謄本交付申請等を行う。
- 建物登記簿調査
建物所有者及び建物の種類の履歴を昭和20年代前半まで確認し、この期間の登記記録(閉鎖登記簿を含む)を閲覧の上、謄本交付申請等を行う。
- 住宅地図調査
過去の住宅地図や航空写真等を入手または閲覧することにより、昭和20年代前半まで遡り、工場等の業種等、焼却炉の存在、廃棄物の埋設等の状況を調査し、土壌が汚染される可能性が高い用途に供されていたかの履歴を推測または判別する。調査は原則、国土地理院及び地元図書館等に保管されている資料を閲覧することにより行う。
- 地形図等調査
旧版地形図、土地利用図等を入手または閲覧することにより、昭和20年代前半まで遡り、盛土等による造成や掘削等、土地の形質変更を調査し、土壌が汚染される可能性が高い用途に供されいていたかの履歴を推測または判別するものとする。調査は原則、国土地理院及び地元図書館等に保管されている資料を閲覧することにより行う。
こんなときにご利用されると便利です
- 土地をある程度安心して購入したいとき
- 売却時の売主のリスク考慮をしたいとき
- M&Aなどでデューデリジェンスを行うとき
- 「土壌汚染フェーズ2調査」を行う前にある程度の判断をしたいとき
ご依頼から報告書の提出までに要する日数
富山県内 調査依頼土地が1筆の土地の場合 |
5〜7営業日程度 |
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富山県内 調査依頼土地が相隣接地5筆程度の土地の場合 |
6〜8営業日程度 |
依頼に際して必要なもの
土地登記簿謄本など物件が特定できる資料
過去の実績
- 富山県富山市 2件 売買リスクヘッジのための調査
- 石川県金沢市 1件 売買リスクヘッジのための調査
- 福井県福井市 1件 売買リスクヘッジのための調査
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- 相続税評価簡易調査
- 当研究所の不動産鑑定士が土地の概算評価額を事前に机上調査いたします。
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