◆ 蜃気楼の見える街 魚津 |
蜃気楼の見える街 魚津市は富山県の東部に位置し、北西には富山湾が広がり、「蜃気楼・埋没林・ほたるいか」が三大奇観としてよく知られています。 南東部は、最大標高2,415 メートル(釜谷山:毛勝三山の一つ)に達する山岳地帯で、北アルプスに連なっています。これらの山々を源として、片貝川、布施川、早月川や角川などの河川が、市内を潤しながら富山湾に注いでいます。 海中では、海底が急傾斜となり深層まで落ち込んでいます。そのため、魚津の港は昔から良港として船の出入りが多く、海底の湧水に育まれ魚の種類も量も豊富で魚津の名のごとく県下屈指の漁場として広く知られています。 この様に海抜0mから標高2400m以上の山岳地帯までが、奥行きわずか約25kmに収まる大変急峻な地形から成り立っています。この地形は海中まで続き、水深1000mにまで達します。この高低差3400mの地形の中を、表流水(片貝川水循環、布施川、鴨川、角川、早月川)や伏流水(地下水)といったさまざまな経路で海(富山湾)に流れ出ています。 |
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魚津埋没林博物館 4月14日 リニューアルオープン |
リンデンバウムのカフェ「KININAL(キニナル)」などを新設 魚津埋没林博物館はカフェや子ども向けの木育スペース、蜃気楼(しんきろう)ライブモニターなどを新設し、4月14日にリニューアルオープンしました。改修工事が完了し99日、内見会が開かれ、新たな設備があるエリアは入館無料になるため、参加者は観光客の来館増だけでなく、市民の憩いの場として利用されることを期待しています。 エントランスホールでは、地元で採れるフルーツを丸ごと味わえるスイーツを目玉にしたカフェ「KININAL(キニナル)」を整備。 魚津名産の加積りんごやブドウ、ナシを丸ごと使い、見た目も映えるようなスイーツが楽しめます。 屋内外に計20席の飲食・休憩スペースを設けた。壁に縦1メートル、横1.8メートルのモニター1台を設置。富山、黒部両市方向と、射水市に向けて追加した計3台のカメラが撮った蜃気楼のライブ映像が楽しめます。 テーマ館1階に木製遊具を並べた「木(き)っずルーム」と授乳室、窓口を兼ねた土産コーナーを新設。屋外にウッドデッキを整備した。市は同ホールと同館1階を無料エリアとし、このエリアの開館時間を午後7時まで2時間延長します。 9日の内見会は村椿晃魚津市長や市議、観光関係者ら約80人が参加。魚津商工会議所女性会の藤田友子副会長は「ホールが明るく、くつろげる空間になった」と話し、魚津観光ボランティアじゃんとこいの前澤律子会長は「家族で来たい。観光案内でも活用したい」とオープンを心待ちにした。 ( 北日本新聞2019年4月10日より ) |
魚津漁協直営 食堂“魚津丸”オープン 「蜃気楼の見える絶好のロケーションで、 新鮮魚介の定食召し上がれ」 |
2019年2月27日 魚津漁協直営食堂 “魚津丸” が開店 魚津漁協直営の魚津丸食堂が27日、魚津市港町にオープンしました。地元の新鮮な魚介類をふんだんに使った五つの定食が楽しめるとあって、初日から大勢の人でにぎわいました。 食堂整備は、「魚津丸」と名付けたプロジェクトの一環。魚津の魚を気軽に味わえる場を設け、漁業の魅力発信を目指しています。食堂は倉庫兼調理施設を改装して整備し、事業費は3219万円。隣に宿泊施設も建設しており、4月中の開業の予定です。 刺し身とフライがセットになった魚津丸定食(1500円)をはじめ、日替わり定食(650円)、お刺し身定食、魚津のバイ飯定食(いずれも千円)、お魚フライ定食(700円)があります。いずれも税込み。1日までの3日間は、5定食で計100食の数量限定で販売。 建物2階にある計40席の店内は、眼前に魚津漁港がみえて、蜃気楼がでるのを待つには、絶好の場所です。27日は開店後すぐに満席となり、一番乗りしたお客様は「バイ貝がたくさん入っていた」「刺し身が新鮮でおいしかった」と笑顔を見せた。 油本憲太郎組合長(66)の「魚津丸出港いたします」との宣言で開店し、花火の打ち上げや古代米を使ったご飯の販売といった記念イベントがあった。浜住博之専務理事(62)は「地域の人に愛される食堂にしたい」と話した。 営業時間は、午前10時半~午後2時。卸売市場の営業日に合わせて開店する(3月は日曜・祝日が休み)。問い合わせは魚津丸食堂、電話0765(32)5831。 ( 北日本新聞2019年2月28日より ) |
出港前に網の補修をする漁船 |
朝早く暗い時間からLEDの灯りの元で、網の補修をして、出港の準備に忙しい魚津港 (2018年7月21日) |
富山湾の神秘に会いに行く 「魚津港で蜃気楼ウォッチング」 |
富山県魚津市の海岸は、全国有数の蜃気楼の名所として知られています。 魚津の蜃気楼は、3月下旬から6月の気温か高く風の穏やかな日に、海上に雲が浮かび上がるようにして現れ、数分から数時間にわたって光と風が織りなす芸術とも言える幻想的な姿を留めます。 富山湾全体を見渡せる魚津港は絶好の蜃気楼観賞ポイントとなっており、周辺には「魚津埋没林博物館」「海の駅蜃気楼」などの施設もあり、富山湾の神秘を一目見ようと全国から多くのファンが集まります。 蜃気楼の出現は運次第ですが、蜃気楼が出現しなくても「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟する富山湾の眺めは、そのままで十分に美しく、魚津港越しに仰ぐ立山連峰の絶景もすばらしく、この時期に魚津港周辺を訪れ、蜃気楼に出会えた人には「蜃気楼出現証明書」か、出会えなかった人には「蜃気楼見られんだちゃ証」が贈られます。どちらの証明書がもらえるか楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。 (富山県と14の市町がお伝えする「大人の遊び、33の富山旅。」ハンドブックp32より (2016春特別プログラム)) |
友道の梨の花 |
友道は梨の産地です。 4月16日本江地区振興会では三世代ふれあい「梨花見お茶会」が本江公民館で行われました。 (2016年4年15日撮影) |
早月川河口から見た剣岳 |
早月川河口より剣岳を望む。 12月20日日朝の県内は快晴の冷え込みとなりました。魚津でも、午前5時には気温0.9度で、水たまりには氷が張りました。 「けあらし」は、晩秋から冬の穏やかに晴れた朝に見られる現象で、放射冷却によって陸地で冷やされた空気が谷や川に沿って流れおりて、河口から暖かい海に流れ込むことで海面上に発生する霧のことで、冬の季語にもなっています。 (2015年12年20日撮影) |
早月川河口から見た魚津市の海岸 |
早月川河口の海岸には朝からの幻想的な風景「けあらし」を背景に、たくさんの海釣り愛好家が集まり、カレイやヒラメ,
フクラギなどをねらっています。 (2015年12年20日撮影) |
北陸自動車道魚津インター |
北陸自動車道魚津インターより夕暮れの市街を望む。富山湾の向こうに能登半島も見えます。 (2010年5年9日撮影) |
北陸自動車道魚津インター |
北陸自動車道魚津インターより。富山湾の向こうに能登半島も見えます。 (2002年2年24日撮影) |
北陸自動車道魚津インター | (2002年8月11日撮影) |
JR魚津駅 |
JR魚津駅。駅の向こうに能登半島も見えます。 (2002年6月9日撮影) |
蜃気楼を見るため混雑する魚津浜 |
前日ここ数年で最大級の蜃気楼が現れ、ゴールデンウィークの5月3日には渋滞するほどの人で混雑しました。 (2003年5月3日撮影) |
魚津埋没林博物館の海岸 |
蜃気楼の出現しそうな日には魚津の海岸にはたくさんの人が訪れます。 海の駅「蜃気楼」の完成する前の写真です。 (2002年5月1日撮影) |
僧ヶ岳の[雪絵」 |
魚津市の南東にそびえる北ア・僧ヶ岳(標高1855m)の山頂付近に山に海に初夏を告げる[雪絵」が浮かび上がった。
山の雪解けが進むに連れ、山肌が現れ,それが雪のキャンバスに絵を描くもので、例年なら,4月下旬から5月下旬にでて、
田植えなど農作業の目安となる新川地方の風物詩です。 雪絵の中央には,この山の名前の由来となったと言われる僧が笠(かさ)をかぶって歩く姿が見られ、前方に猫やウサギ、 後ろには犬が従うという構図の、雄大なパノラマを繰り広げます。雪絵は6月上旬まで眺めることができます。 (2002年4月29日撮影) |
チューリップ畑とJR北陸本線 |
ミラージュランド付近のチューリップ畑とJR北陸本線 遠くには僧ガ岳の山並みがみえます。 |
チューリップ畑と富山地方鉄道 |
宇奈月線を走る富山地方鉄道 |
遠景 富山湾 |
滑川より。富山湾の向こうに二上山も見えます。 (2010年5年1日撮影) |
早月川でサケの「やな場」 |
早月川河口の梁(やな)とミラージュランドの観覧車 富山県呉東内水面漁業協同組合が早月川右岸に設置した「やな場」です。 97年11月2日には早月川河口にて「鴨川にもサケを呼ぶ会」の主催で サケに学ぶ環境教育サミット」の一環としてサケ遡上見学会が行われました。 |
角川河口 |
「角川河口付近から僧ケ岳方向を望む」 (1998年1月25日撮影) この角川河口には毎年5月頃から”このしろ”(関東では”こはだ”と言います) がたくさん集まります。 1月下旬には30センチ程の積雪となりました。 |
魚津補助港 | 「角川河口付近の魚津補助港」(1998年1月25日撮影) |
長引野の「水仙畑」 |
魚津市長引野の「水仙畑」 (1998年4月18日撮影) 花き、球根の特産地である魚津市長引野地区の水仙畑では例年より1週間早く開花しました。 4月18,19日には水仙フェスティバルが開催されました。 |
宇奈月ビール用「大麦畑」 |
宇奈月町の「大麦畑」 (1998年5月31日撮影) 宇奈月町がビール醸造用に試験栽培している「あまぎ二条大麦」の畑 |
「おわら風の盆」のふるさと切手 |
財団法人・日本郵趣協会の97年発行日本切手の人気投票のふるさと切手部門、最もよいデザイン
の切手部門の二部門で一位になった富山版「おわら風の盆」です。 「おわら風の盆」は、北陸郵政局が 97年8月20日に管内限定のふるさと切手として発売しました。 富山市の切り絵作家、岩田長峯さんによる男踊り、女踊りのシャープな図案が受け、管内だけでも これまでに500万枚以上売れています。 |
五箇山の菅沼合掌集落 |
世界遺産に指定された五箇山の菅沼合掌集落です。 (2001年2月11日撮影) |