レポート目次に戻る

戻る 次へ

サンラージヒル走行1998年10月3日その4 V字溝その1

 広場にて昼食を食べていると、ジムニーワイドのふぉぞんさんが来られました。また、サファリ・ロングに乗った方も遊びに来られました。

 昼食後、私が管理棟で飲み物を購入して戻ってくると、みなさんはモーグルの所で遊んでいました。ここは、赤土、山砂系の所で、雨水が流れた後が自然とモーグル的な地形やV時溝を作っている所です。

 『ICHIROさん、ここを走ってみたらどうですか?』と、あるひとつのV字溝を走らないかとの呼びかけがありました。お調子者の私は素直にその言葉にしたがって、そのV字溝に進入しました。
 やや下りのV字溝で、奥に行けばだんだんと幅が広がっています。深さ自体はそんなにありません。進入してすぐにV字溝がとぎれ、水のない小さな泥の池のようになっています。進行方向の向こう岸は、高さはそんなにありませんが、切り立っています。

 私は、V字溝から広くなっているところで一旦停止して、考えました。『このままゆっくり行くと、泥の池で足を捕られてスタックしてしまうのでは』と、思いました。『バイクなら勢いをつけて、アクセルを開けることでフロントアップして向こうの岸の段差を超えられるのに』と思い、『車でも同様にできないか』と考えました。下りになっていて少し段差があるから、落ちて、フロントのサスが縮んだ反動でサスを伸ばし、そのまま向こう岸にあたればうまくクリアできるのはないかと思ったわけです。

 実践してみました。V字溝から泥の池へフロントを落とし、フロント着地と同時にアクセルオン。フロントが跳ね上がり、車体が暴れながらもクリアする事ができました。バンパーとフロントグリルの一部破損という代償はありましたが…

破損したフロントまわり  バンパーの中のステーが内側に曲がり、パンパーが内部に引きこまれて穴が開きました。その穴の開いた所の上のグリルの一部も割れてしまいました。
アンダーガードも曲がり、牽引フックには泥が詰まっています。


 もーもさんも、私がアタックする前に逆の方向からアタックされていたようです。ただし、この場面は私は実際には見ておりません。後で、写真やビデオ、人の話から聞いたことです。

私と逆方向からアタックするもーもさん  私とは逆方向からアタックするもーもさんです。逆方向からだと、最初に泥の池があるので難易度は高いです。 段差があるので、まっすぐには進入できません。そこで、斜めに進入するとサスが伸びきりトラクションをうまく得る事ができないようです。

もーもさんもフロントまわり破損 もーもさんも、泥の池の段差でフロントまわりを破損されたようです。


戻る 次へ

レポート目次に戻る

オフ日誌のページに戻る

トップに戻る

更新日:1998年12月29日