神社祭式の世界へようこそ!

昭和46年、従前の神社祭式行事作法が改正され、現在に至っています。

ここでは、その神社祭式行事作法に解説を加え、かつ、資料を参照させていきます。

しかし、ここで紹介できるのは、広範な世界の、ほんの一部であることをご了承下さい。

ゆっくりとですが、追加していきます。

現行祭式の部屋.....ここです。

旧祭式の部屋  ....作成中

衣紋装束の部屋 ...作成中

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参考文献等 (順不同)

「神社祭式行事作法指導要綱」神社本庁
「神社祭祀関係規程 附 解説」神社本庁
「昭和四十六年改正 神社祭式 同 行事作法解説」神社本庁編
「神社祭式同行事作法教本」長谷晴男先生著
「祭式大成 男女神職作法篇」小野和輝先生著
「神社本庁編 平成八年版 神社本庁規程類集」
「神道大辞典」復刻版臨川書店
「神社有職故実」八束清貫先生著





・神社本庁規程第七号  (昭和46年6月15日改正。同7月1日施行)

神社祭式行事作法


第一、通則

   (一)祭場の位次

      一、神前に近きを上位とし、遠きを下位とす。 

      二、正中を上位とし、左(向つて右)を次とし、右(向つて左)を其の次とす。

      三、祭場の座位は、宮司以下祭員は右とし、献幣使、総代及び氏子崇敬者は、便宜に従ふ。

    附記

        一社の故実による慣例ある場合、又は社殿の構造等により、本文の規定により難き場合は、其の社の例による。

   其の他、伶人(楽師)、舞人等は其の祭儀の模様によつては、作法の便宜の所に座位を定めてよい。
   総代が神饌献撤の介助をする場合の座位は、祭員の次とするのがよい。


   (二)所役の順位     


      一、修祓の所役の順位は、祓主、大麻所役、塩湯所役とす。 


      二、神饌献撤の所役の順位は陪膳、膳部、手長とす。


      三、其の他の所役の順位は、概ね警蹕所役、御鑰後取、祝詞後取、玉串後取、案後取、薦後取、軾後取とす。


      


第二、行事

    (一)御扉開閉

    (二)降神

    (三)神饌献撤

    (四)本庁幣献撤

    (五)祝詞、祭詞奏上

    (六)拝礼

    (七)修祓

    (八)直会

    (九)手水

 第三、作法

    (一)姿勢

       一、正坐

       二、直立

       三、跪居

       四、蹲踞

       五、祗候

    (二)起居及び進退

       一、起座

       二、著座

       三、起床

       四、著床

       五、著列

       六、歩行

       七、屈行

       八、膝行

       九、曲折

       十、回転

       十一、階の昇降

       十二、前行、前導、供奉

    (三)敬礼及び警蹕

       一、拝

       二、揖

       三、平伏

       四、磬折

       五、拍手

       六、警蹕

    (四)笏法及び扇法

     笏法

       一、持笏

       二、懐笏

       三、置笏

       四、把笏

       五、正笏

     扇法

       一、持扇

       二、懐扇

       三、置扇

       四、把扇

       五、正扇

    (五)執方、持方、扱方

       一、御匙、御鑰、御錠

       二、祝詞

       三、大麻、塩湯、玉串

       四、三方、折敷、高坏、大角

       五、案

       六、薦、軾

       七、威儀物

       八、蓋、翳、行障、絹垣

       九、松明