所長：堀江行一メディア出演４
富山テレビ BBTスーパーニュース
堀江コメント抜粋
相続税や贈与税の算定の基準となる路線価が発表されました。県内で上昇した地点はなく19年連続の下落です。
各税務所管内の最高価格地点も軒並み下落していて、
小さい子供や将来の生産人口が減って、高齢者がふえて、一番大きく減るのが労働人口。
労働人口の減りがものすごいですね、それがやはり将来の需要の予測を小さくしている。
今後の方向は、個別に新幹線という効果があっても、日本全体の経済状況とか、人口とか、成長率とか、予算とかそういう色んな物が良くなっていかないと、地域要因がいくら良くても一般的要因で引っ張られる可能性はあります。もう少し、今よりは緩まるかもしれないけれども下落傾向は止まらない。
19年連続の下落となった路線価ですが、富山市と石川県金沢市の最高価格の地点を比較したものです。ピークの平成4年、富山の247万円に対し金沢の中心部、片町は446万円で、200万円の差が有ったのですが、ところが今年は、富山の43万円に対し金沢は、48万円と幅が狭まっています。これについて県不動産鑑定士協会の堀江行一副会長は、単純に金沢の下落が大きいだけでなく、全体的な需要が落ち込み、地方では突出した高値の地点が無くなっている現れではないかと話しています。 これを残念と思うか、チャンスと見るか一つの分かれ道かもしれません。
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