全国から寄せられたご意見、ご感想(7)


このコーナーもついに7ページ目になりました。貴重なメールをいただきました読者の皆様に改めてお礼申し上げます。掲載できなっかたメールも多数あり、大変申し訳なく思っております。さて、最近、医薬分業の進展度にはかなりのものがあるようですが、必ずしも「患者さんのための分業」ではないようですね。そこで分業の「負の面(マイナス面、悪い面)」をこのコーナーで発表していただき、「反面教師」としたいと思います。「こんな分業」「あんな分業」いろいろあると思います。メールお待ちしています。よろしくお願いいたします。


1)薬を、できてから一時間以上薬剤部内に放置し・・・・

薬剤部のもののけ姫

吉田 先生、初めまして!  医療機関の盲腸と言わんばかりの薬剤師を理解して下さる先生の存在は私達にはとても心強いものがあります!  私はハンドル名「薬剤部のもののけ姫」を名乗り、ネット上を放浪して、医薬分業、薬剤師への要望をあちこちのホームページへ入ってはご意見を聞いて、自分の仕事に反映させようと努力(?)をしております。現在、某国立病院にて勤務しておりますが、職場の悪口を言っているような事になってしまいますが、医薬分業の現実を先生にお話させていただきたいと思います。

私の勤務している病院では分業率は約5割です!それ以上はなかなか伸びません。私の考えですと、伸びては欲しくありません!院外処方の出し方に問題があるからです。その問題と言いますのは、病院にはオーダリングシステムが導入されていますので、処方は外来で入力されますと、すぐ、薬剤部にて、処方箋を一緒に薬袋も打ち出されますので、待たす事なく、渡すのは可能です!ところが、厚生省の指導により、全面院外を目指していますので、「早く100%院外にしなきゃ!」という焦りもあるようです!院外の薬局でお薬を貰って頂くには、院外へ出す患者さん側のメリットを納得して頂くように説明する必要があるわけですが、薬剤部の方針としては、説明しても分からないし、調剤薬局でもどうせ渡すだけになってるから、期待させないために「国の方針ですから!」以外は何も言うなという事なのです!



さらに、患者さんは体調が悪くて病院に来ているわけですし$急ぐ方もおられると思いますので$ 早く薬が欲しいと思います!そんな患者さんの気持ちにつけ込んだかのように、実はすぐに渡せる薬をできてから一時間以上、薬剤部内に放置して待ち時間を1時間以上に設定して、薬を出しているのです!こんな事までして、分業率を伸ばすべきでしょうか?

 あと、分業は薬剤師の雇用問題にも足を突っ込んできています!今は不況です!医療機関側も人件費はなるべく削減して収益をあげたいのが本音です。民間の医療機関の中には大手調剤薬局に病院の隣に店舗を作らせて、突然分業して、薬剤師の殆どを解雇したという所もかなりあります!隣の薬局身売りされたという例もありますが、身売りなら、まだマシです!  私の友達の中には分業のために解雇されるといった事を何度も経験し、この職業に悲しい思い出だけを残して、違う業種に転職し、未練に苦しむ毎日を送っている人もいます!

  現在の分業率28%とホームページに数字を出しておいでですが、この数字の中には無理強いによって展開された数も含まれ、この数字を伸ばすために悔しい思いをした薬剤師が何人もいます!この数字を見た時、少し心が痛みました。素直にここ迄伸びたのだなぁとは喜べません!数字を出しておられるのが悪いと言うのでは決してありません。この数字の裏にある様々な事はきっと先生なら理解してくださると思って、私はメールを書きました。 また、ホームページを拝見させて頂きに上がります!                    



2)分業屋の社長連中のきたない手口は・・・・

地検特捜部、薬剤師



私は病院勤務を卒業した後、分業屋さんの薬局長をして薬局経営の修行をいたしました。そこで、分業屋の社長連中のきたない手口はいろいろ勉強してきました。まあ、そりゃ、ハイエナの如く、あの手この手で医者にとりつきますから、ゴルフに連れてってもらったり、家族で豪華な食事をしたり、奥さんに内緒のポケットマネーをもらえたり、きれいなお姉さんを紹介してもらったり、ETC・・・ETC・・・そういうことが好きなお医者さんはイチコロでしょうな。

一番危険なのは、こういう医者の習性(?)をよ〜くよ〜く知っている人種、つまり、プロパー出身者(勿論、一部のお方でしょうけど・・・)の経営する薬局です。あの人達はたとえ薬剤師の免許を持っていたとしても、おかざりに過ぎません。根っからの商売人です。心の奥では医者をバカにしているのです。臨床の場での医者を見たことがないくせに、自分の見てきた医者が医者の姿だと思いこんでいるものですから、金さえつぎ込んで揉み手をすれば、医者なんてチョロイなどと考えています。ここで、「めくらが象をさわったら」の物語を思い出しましょう!まさに、医療を知らないプロパー出身の薬剤師が、儲けのネタを探してうろついているわけです。お〜、くわばら、くわばら。




3)病院側は、また社長にリベートの話を・・・・・・・


愛想づかしの薬剤師



はじめまして、吉田先生。 わたしはある調剤薬局の管理薬剤師をしておりました。実は今日、退職願いを出したところです。私の薬局はいわゆるチェーン薬局で、ほぼマンツーマンの薬局がほとんどです。それゆえ、処方箋発行をしていただいている病院側の言いなりで、病院側からのファックス機、通話料、工事費等こちら側が負担させられております。社長や課長などにも「まずい事ではないですか!」と言っていましたが、薬局の設備投資などしてしまった以上引くにも引けない状態です。

挙げ句の果てには、病院側の親族がいわゆるネズミコウをしているのですが、代理店のような形で薬局を利用させられそうになり、そのメンバーに私自身の名前も使われそうになりました。結局は断ったのですが、院長の奥さんのほうから「言いがかり」と思われる事を言われるようになりました。

病院側は、また社長にリベートの話をしているようです。(昨日もそれで社長が呼び出されました。)病院側からリベートを要求した場合にも懲罰の対象になる事を Dr.方はご存知ない、またはバレなければ関係ないと思われているのではないでしょうか?正直言って、患者さんの為の分業ではなく「自分達の利益」のための分業です。

我々薬局スタッフは私を含めすべて20代で、若いためか病院側の不手際があっても薬局の責任にされ、我々は足りなかった事や反省すべき点は改善の努力をしていますし、「患者さんに不親切」などと言われる事が無いように気を利かせた仕事をしてまいりましたが病院側の要求は日に日に辛辣になってまいりました。

吉田先生にこんな事聞くなんておかしいのかも。とは思いますが、少なくとも、自分の身近にいるDrに話しても、「生意気だ!」とかいろいろ言われて変な噂を立てられそうで・・・・・。でも、これが真実なのです。私は、吉田先生のようなDrが身近にも現れてくれればいいのに・・・。と、今日もまた、退職届を出してつくずく思いました。




4)近所同士で患者を奪いあって・・・・・・

薬剤部のもののけ姫




これは去年の出来事なのですが、最寄りの駅から某公立病院までが一本道で200mという立地条件のために起きてしまった、真面目な調剤薬局さんが聞いたら呆れるお話です!  

駅から某公立病院迄の間に数軒、調剤薬局がありました!患者さんは体調が思わしくないわけですから、視野も何となく狭窄していると思います。ここで見られた兆候としては病院からあまり歩かず、パッと眼に入った薬局へ行ってしまうということでした。病院から近ければ患者が入り易いという事で、横断歩道を渡って向かいにある薬局は病院側へ、駅の前の薬局は病院の隣へ、と近所の店に土地を交換させてまで病院の前へせり出して来るのです!終いには客(患者)引きもし出しました。近所同士で患者を奪いあって何になるのでしょう。この行状を見て呆れたのか、その病院では院外処方を徐々に院内へ戻してしまいました!   

どうも、私は職場環境に恵まれないのか、「分業の良い面」が絵に描いたモチみたいに思えてなりません。薬剤師になったことを後悔した事は実は今までに何度もあります。ネット上でしか理想を宣えない自分も情けないです!



5)A病院では「かかりつけ薬局」登録制度を設け・・・、一方B病院では・・・・ 


「患者さんのための分業」を心から願う薬剤師


吉田先生、ごぶさたしております。久しぶりに先生のホームページを拝見していたら、以前述べておられた「薬局」への執筆の件、4月号に掲載されることになったのを知りました。ほんとうに楽しみです。そして「調剤と情報」にも執筆されるそうで、タイトルに「第1回目」と付いているところをみると、これは連載ということでしょうか?もしそうなのであれば、とてもすばらしいことです!FDRUGでの先生のご発言も拝見いたしました。改めて我々薬剤師への期待の大きさを感じました。少しでも上のレベルの薬剤師になれるよう努力しなければと思いました。

ところで、最近の私の住む地域での分業の動きを書かせていただきます。まず、いわゆる国立病院の完全分業化に向けて動きが見られます。厚生省系の国立A病院はそのモデル的な位置づけで、4月から一気に発行する為、事前の「かかりつけ薬局」登録制度を設けております。薬剤師会と病院の協力のもと、着々と登録者が増えているとの事です。事前に患者さんが自分の好きな薬局に出向き処方薬リストを提示して、「*月*日から処方せん調剤をお願いします」と頼んでおき、処方せんは診察後に全てFAXにて送信する、といったシステムだそうです。受ける側にすれば事前に処方薬が明らかになっているので非常に助かります。おそらく、大きな混乱もなく移行していくのではないでしょうか。



一方、文部省系の国立B大学病院は、これがひどいもので、これまで日に数十枚といった情けない状況でした。同病院薬剤部長は「院外処方せんを希望される患者さんが少ないので...」とか「現状では医薬分業にメリットは感じない...」とか、こんなことを言っているようです。これが天下の国立大学病院の薬剤部長の言う事でしょうか?もうそんなことを言っている時代ではないのに...。遅れているというか、役人的というか...。結局、院外処方せんを出す気が無いということだけの事なのだと感じました。

ところが、そんなB大学病院が突然*月*日から、ある一部の患者さんを対象にして、その患者さんに対しては原則として処方せんを発行すると言い出したのです。それも正式に関連する薬剤師会に連絡があったのがその数日前といったレベルなのです。本当に何を考えているのでしょうか?処方せんが発行されることは非常に好ましい事です。しかし、それには準備というものが必要です。あまりにも唐突です。同病院薬剤部長は「既に一部の患者さんには院外処方せんを出しているのだから、当然受け入れ体制はできているはず」ということを言っているようですが、建前ではそうです。しかし、日に数十枚の発行数と日に数百枚の発行数ではおのずと受け入れ体制のレベルが違ってきます。これが現実です。こちらはA病院とは違い、患者さんそして受け入れる薬局に一部混乱が起きるのではないかと心配しております。

そのB大学病院というのは完全オーダリング化しており、それが非常に良く機能しているようで、院内調剤でも非常に待ち時間が少ないのが特徴です(これが院外処方せんが少ない一因とも言われています)。ところがある日そのコンピュータがダウンしてしまい、院内が大混乱した事があったのですが、その日に限って院内で処理しきれないという事で、いつもより多くの院外処方せんが、手書きで発行されたそうです。あまりにも勝手です。患者さんが一番迷惑を受けています。まーこんな病院です。外来調剤の薬剤の予算も無くなり、上からの指導もあり、どうしようもないのでそろそろ院外処方せん発行に本腰を入れようかといったところではないでしょうか。少なくとも患者さん本位といった感じではありません。ですから、受ける我々薬局の対応だけでも患者さんにメリットを感じていただけるようがんばりたいと思います。せっかくの大きなチャンスですから...。

また、これまでアンチ分業の姿勢を取り続けてきた地元の医師会が最近医薬分業に興味を示して下さるようになりました。こちらの方は今後三師会で話し合いを持つことになります。分業の遅れている当地でもいよいよ分業の風が吹いてきたような気配です(まだ[気配]の段階ですが)。気を引き締めてがんばろうと思います。

「薬局」と「調剤と情報」楽しみにしております。また、「分業の風向き」に変化がありましたらメールいたします。




6)行政も絡んだ(?)怪しい分業

読売新聞の読者(薬剤師)



大阪・東大阪市で以下の新聞記事のような問題が起こっております。とうとう怪しい分業に行政までからんだのか!といった印象を受けます。あくまでこの記事を読んだだけの印象ですが限りなく灰色です!もともとこの東大阪市長というのは、その発言やらでこれまでも議会との間でもめたりと色々ありました。特に読売新聞は東大阪市清水市長周辺の疑惑に対する報道に力が入っているようです。その辺の記事も併せて載せておきますので、一緒に読まれると疑惑がますます大きくなります。徹底的に調査して報道して欲しいものです。

1)大型薬局出店、すったもんだ 東大阪市立病院のすぐ近く 同業者「独占される」 98.04.10 大阪読売夕刊 15頁 *全面院外処方 市の薬剤師会通知の前に完成 *経営者の妻 清水市長の後援会幹部。 外来患者は一日千六百人を想定、診察だけの患者を除き約千百人に処方せんを出すという。新病院そばの薬局は薬剤師約二十五人で一日最大約一千枚の処方せんの処理が可能。

2)清水・東大阪市長と親しい女性を架空の住民登録 幹部職員が“同居”手続き 98.04.08 大阪読売朝刊27頁  *「市長意向と思った」 台帳法抵触の疑い 


3)大阪市の架空住民登録 清水市長が市の登録業者に女性の就職をあっせん? 98.04.09 大阪読売夕刊11頁

4)組長関連の警備会社社長らが清水・東大阪市長に100万円 93年選挙で寄付  98.01.18 大阪読売朝刊34頁

5)東大阪 清水市長逮捕へ 架空住民登録事件 *親しい女性の健康保険、厚生年金被保険者資格取得の目的で 98.04.23夕刊各紙

6)東大阪・清水市長 大型薬局関連料亭で接待交際費で市議らを 3年で20回経営者への優遇示す *市立総合病院の「院外処方」をめぐり地元薬局と対立している大型薬局関連の料亭  98.05.09 読売夕刊

7)東大阪 新設大型薬局 客足さっぱり 地元店の5分の1「市長との関 係」で敬遠も  98.05.22読売夕刊


2通目のメール

出るは出るは怪しい噂!やっと逮捕といった感じです。先生のホームページにもあるように、例の後援会関連の薬局も今のところあまり賑わっていないようですね。地元の薬剤師会の方々がFAXの利用を積極的にアピールされていることが、功を奏しているのでしょうか。今後のこの薬局の動向が重要です。予想に反して (?)来局者が少ない、採算が取れない、云々で撤退するようであれば、その経営者の考え方がその程度ということになります。医薬分業の意義も何もわからぬまま、おいしい話があるといった感じで飛びついた、その程度でしょう、きっと。(その薬局名はなんと「市民薬局」だそうです。確認はしておりませんが・・・。経営者のセンスの無さがうかがいしれます。いろいろ誤解を招きそうな怪しい名前です。)今後も東大阪市民の良識ある判断を期待したいものです。

ただ、現場で働いている薬剤師、すなわちその薬局で働いている薬剤師には、経営者の営利追及の考え方に染まらず、数が少ないかもしれませんが、訪れる患者さんに対して誠心誠意対応してもらいたいと思います。きっと現場の薬剤師は一生懸命がんばっていると思います。(98/6/1)


8)東大阪の大型薬局 経営者が自殺 府警の参考人聴取後に(読売朝刊)  *妻が前市長の後援会幹部(毎日)98.06.01

3通目のメール

「市民薬局」の経営者が自殺してしまいました。 本当に哀れです。そして残念です。我々薬剤師にとって成し遂げなければならない大きく重要な目標の一つである「医薬分業」に絡み、不幸にも自ら命を絶つ人があらわれたことが、残念でなりません。これで「真実」の解明が難しくなったのではないでしょうか。つい数ヶ月まえにも自らの潔白を証明するかのように命を自ら命を絶った国会議員がおられましたが、このような結末は無責任としか言いようがありません。おそらくこの経営者は「医薬分業」ということがどれだけ社会的に影響を及ぼすか、ということを理解されていなかったのではないでしょうか。真実は明らかではありませんが、白黒いずれにしても、自分の経営する薬局のことがこんなに大きな社会問題(一地域のことではありますが)になり、困惑していたのではと、想像しております。残された家族の方々にはお気の毒としか言いようがありません。後味の悪い結末です。(98.6.2)


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7)処方箋持っていったら、断られた・・・・・

有床診療所勤務  番頭薬剤師

当院は院外処方9割の個人医院です。私が着任するまでは、「○○薬局」と指示がありましたが、事務職員思い込みによるもの。(院長はこう言う指示をしていたことは知りませんでした。) 私が当院に入って最初の仕事は薬局と当院の関係、医薬分業についての教育でした。現在は「処方箋受け付け薬局ならどこでも良いですので、この紙を薬局に持ってお薬を買ってください」と指示しております。

しかし、9割の方は「ここの指定の薬局は」「薬局て何処?」「薬の受取所は」など門前薬局を聞いてきます。また、持っていったら断られたといったクレーム、薬局サイドでは備蓄薬の貸し借りなどの問題も出てきました。現在、断られた場合には、他の隣接した薬局(大体地区の幹部薬局や、知人の薬局)を案内し、薬剤師会の所属支部長に連絡しています。(本人や行政では角が立つので) 備蓄薬に対しては、銘柄変更や当院そばの薬局に対しては備蓄薬の貸し出しの要請(マナー違反が多いとこぼしていますが)で何とか面分業への対応しているつもりです。 

しかし、個々の開業医が まじめに面分業やっても、他の開業医による誘導(患者サイドではこちらのほうが親切に見えるらしい)、薬剤師の消極的態度(FAXを送ると年に1、2人は「そちらの薬局で」といいます。その場合「せっかく、患者さんが選んだのだから、大事にしてください。と説得。)、患者の教育不足などで限界があります。 行政のPRも限界があります。やはり、マスコミがもっと医薬分業の利便性を広めるべきでしょう。

また医師の利点として薬価差益を重視してゾロだらけになって評判落とすより(最近の患者さんは結構見ている)、先発品を出して評判あげたほうが良いし、(こう云う立場で薬価制度を変えたほうが良いと思ってます。)在庫の問題も解決、面分業に協力的だと薬局から紹介もあったりします。

 また、MRは以前より積極的に来ると思います。院内調剤だと在庫のことがあり、あっちこち良い顔出来ないので、あの先生はとなり、一部のメーカーしか来ません。分業が良く来る様になると思います。それより、投薬ミスの事故を防ぐ効果が大きいと思います。もっと、医師の理解が必要でしょう。(98/5/30)
         


8)理想を忘れて経営のことしか・・・・

チェーン薬局勤務、薬剤師


はじめまして。私は某チェーン薬局に勤める者です。  ホームページ、見させていただきました。わかりやすい内容でなおかつ興味深い内容だったのでたいへん楽しく見させていただきました。

さて、チェーン薬局についての私の意見ですが、病医院の前に建ててリベートをもらおうと思うから問題なのであって、地域ごとに病医院の場所に関係なく建てるのならば問題ないのではないでしょうか。 そういったチェーン薬局が率先して薬局を必要としている地域に店をひらけばいいのでしょうが現実はそうはいかないものです。 

チェーン薬局のオーナーは元は薬剤師でも今は実務は勤務薬剤師が行ってることが多く、オーナーは開局した頃の理想を忘れて経営のことしか考えられなくなってるわけですから。 いったい何がオーナーを変えさせてしまったんでしょうか。 私の勤務する会社のオーナーも昔は苦労して店を開く努力をしたのですが、今はそんな苦労はどこへやらお金のことしか考えられなくなっています。やはり一度苦労したらそのような苦しい時代には二度と戻りたくないと思って金の亡者になってしまうんでしょうか。 勤務する者としてはイヤなものがあります。


今回はオーナーについて書いてみました。乱筆乱文になりましたこと、申し訳なく思います。では、楽しいホームページにしていってくださいね。(98/5/30)