勿論、弱い人をわざわざ弁護したり、応援する必要はない、その弱さこそ、他の人にない素晴らしい個性であり、その中で得るものが必ずあると言われる方もおられるでしょう。 そういう方の意見と私の意見は、一見大きく違っているようですが、私もそのことを身をもって経験してきましたので、実は同じ意見です。 ただ、その発言がどこに向けられているかだけの違いだと思います。 「弱さの中で生き、体験していくことで得られるものがある筈」という意見は、いわば弱い人に向けて発せられたものであり、それに対して、「強い人は弱い人を守る必要がある」という私の意見は、強い人に向けて発しているのだと思います。