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●No.0020 イジメ問題
イジメをどう定義するかで違ってきますが、私は、その社会の中においての多数派が少数派を、力ある者が力なき者を、目上の者が目下の者を、大きい者が小さい者を、言葉(声、文字、態度も含む)や暴力行為(無視も含む)で、肉体的、精神的に追い込んだり、傷つけたりすることをいい、本人が傷つけられたと思ったときには、イジメだと定義するという立場です。
目下や年下であっても、目上や年上の人より力がある場合もありますし、多数派の場合もありますので、その内の一つでも該当すれば、イジメと認定すればいいのではと思っています。
山登りでは、一番キャリアの浅い人の体力に合わせたスケジュールを作るのがリーダーの努めとされているようですが、社会生活においても、そのようなルール作りを整備していけばいいと思っています。
勿論、多数派や、力ある者、目上の者、大きい者が傷ついたりする場合があると思いますが、それに関しては、どうか我慢して下さいとお願いしていますし、それが上の立場にある者の義務であり、誇りであり、そうしたことを口にするのは恥と思う人間こそが、真の勝者であり、ヒーロー、ヒロインであることを社会の共通認識にすべきだと思っています。
実際、「男のやせ我慢」、「武士道精神」、「騎士道精神」、「ノッブレスオブリージュ」、「誇り」、「矜持」等々、言葉は様々ですが、誇りある人が、そうした生き方を自ら選んで生きてきたことを表しています。
人間って、満更捨てたものではないと私は思っています。
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