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サンラージヒル走行1998年10月3日その1 マッドプール

 朝、地元の友人YASUさんと合流し、富山からサンラージヒルに向かいました。 集合時間の20分ほど前に現地に到着し、他の人が来る前に軽く下見のつもりでコースに先に入る事としました。
これが、間違いの始まりだったような気がする・・・

 管理人のおばさんに「昨日はひどい雨でコースはドロドロだよ。」と言われ、「そうですか」と答えつつ、心の中では『お!おもしろそうじゃん!』と思いました。
 YASUさんに小電力無線でコース説明をしながらコースを走って行きました。 広場からモーグルの場所を抜け、マッドプールへ。
「前回来た時は、ゆっくりと行くと行けないが一気に駆け抜けると行けたよ」と YASUさんに説明し、下見もせずに一気にマッドプールへ・・・
車から降りて下見をしないという、根本的なミス・・・
管理人のおばさんの忠告も忘れ・・・

 結果は数メートルも行かないうちにスタック。

 エアジャッキで車体を持ち上げ、車体の下の泥を掻き出したり、タイヤのラインの泥をすかたりして、 YASUさんのジムニーにけん引していただくが、脱出できませんでした。

 そのうち、集合時間が近づいてきました。 車内に置いてきた携帯電話が鳴りましたが、泥に足をとられ電話にでることができませんでした。 そこで、集合場所(管理事務所の所)で状況を説明もらう為に、YASUさんに管理事務所まで戻っていただくことにしました。
 私は、引き続いて土木作業をしていると、きうさんが来られて土木作業を手伝ってくださいました。 そして、だいすけさんが来られたので、けん引をお願いしました。

 エアジャッキ、スコップ、スタック板(木の板)、ソフトカーロープと各種道具を駆使し、だいすけさんに何度もけん引していただき、やっとのことでマッドプールを脱出できました。 そのときには、すでにスタックしてから1時間以上経過していました。 しかもスタック板(ただの木の板ですが)の1枚が泥の中に埋まって行方不明になるというおまけ付でした。

マッドでスタック フレームまで接地しています。
決してローダウンエスクードでは、ありません。

エアジャッキセット タンクガードにエアジャッキをかけています。
エアのラインが捻じれると、まったく空気(排気ガス)が通らないので、注意が必要です。

エアジャッキ ジャッキアップ完了 エアが入るとここまで、持ち上がります。
乗用車用2tエアジャッキですが、これぐらい車体が持ち上がれば、タイヤの下にスタック板(木の板)を入れたり、車体の下の泥を掻き出し易くなります。
本当はもっとリフト量の大きい四輪駆動車用4t以上のエアジャッキが欲しいと思っています。 そうすれば、ハイリフトジャッキのような、ラインをずらして脱出ということもできるでしょう。


だいすけノマドに引かれるICHIROエスクード だいすけさんのノマドに牽引していただいてます。
リアタイヤにスタック板をかませた状態で、フロント側を持ち上げフレームを地面から浮かせて、牽引時の抵抗を少なくしようと試みています。
結局は、少し引いては、ジャッキアップして、スタック板をかませるということを繰り返して脱出できました。


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更新日:1998年12月 2日