ここ1ヶ月の医療ミス報道
8月12日
- 投薬ミス、女児 一時心停止 都立八王子小児病院 処方せん書き誤る(読売夕刊) *10倍の強心剤女児に投与(毎日)昨年9月ジゴキシン0.05ミリグラムと処方するところ、0.5ミリグラムと記載、薬剤師、看護婦も誤りを見逃した。
8月17日
- 日大板橋病院で医療ミス 心停止患者 血圧下げる注射し死亡(産経夕刊) *降圧剤誤注射で死亡。東京の病院入院の89歳、容体が急変(読売)警視庁が捜査(日経)今月11日、心停止に至った。患者にブドウ糖を投与しようとしてあやまって降圧剤を注射。
8月20日
- 血しょう投与ミス 山梨厚生病院、血液型誤る 患者、2週間後に死亡(日経朝刊) *血液型違う血しょう投与。男性患者、17日後死亡。山梨の病院(読売)
8月22日
- 左右間違え足指手術。 青森・八戸市民病院 直前に執刀医交代し (読売朝刊)
8月23日
- 宮崎の国立病院 呼吸器外れ患者死亡(日経朝刊) *ALS患者呼吸器外れ死亡。国立宮崎病院ミス認め遺族に謝罪 (毎日)
8月23日
- 「判断ミス 手術遅れ死亡」息子ら 堺市などを賠償提訴(読売朝刊) *「手術遅れで死亡」市立堺病院遺族が市を提訴(朝日)「手術遅れ死亡」遺族が賠償提訴堺市に6180万円求め(毎日)
8月23日
- 不十分な止血で手術後女性死亡 。県立愛知病院(毎日朝刊) *昨年4月に死亡した女性
8月25日
- 東大阪市立総合病院 睡眠導入剤を誤投与 7月 男性患者、植物状態に(産経朝刊) *睡眠薬点滴植物状態に。東大阪市立総合病院看護婦、指示見落とす(朝日)点滴誤り植物状態。睡眠導入剤中止指示見落とす。東大阪市立病院(毎日)
8月25日
- 筑波大病院 過剰投薬、乳児に障害 。院内感染に抗生物質10倍。 手首が壊死、切断(読売夕刊) *昨年7月、入院していたゼロ歳児にバンコマイシンを過剰投与。
8月25日
- 関西医大香里病院 。誤投与の患者死亡(読売朝刊) *今年7月、他の患者に使用する予定の抗生物質を誤って投与された直腸癌の男性患者。
8月26日
- 東大病院 乳幼児7人、MRSA。 5人が院内感染か(日経夕刊)
8月31日
- 「がん転移見落とし死亡」大阪医大を提訴 奈良の遺族(朝日夕刊) *妻死亡。開業医が賠償提訴。大阪医大相手取り(毎日)
8月31日
- 秋田の病院 手術ミスで患者が死亡(朝日夕刊) *今年5月秋田市立総合病院
9月1日
- 市立泉佐野病院 医療ミス 相次ぎ2件。 昨年 乳児死亡、男性下半身まひ(読売夕刊)*8カ月の女児の腸重責を見逃し翌日死亡。手術ミスで53歳男性の神経切断。
9月6日
- 筑波大、またミス。 幼児に抗がん剤 二重投与(朝日朝刊) *抗がん剤を最初に投与した医師が記録しなかったため、別の医師が1時間後にまた投与。
9月9日
- 10倍の発作抑制剤 。処方の男性、意識障害に(朝日朝刊)
9月9日
- 「死因は麻酔ミス」京都地裁 病院側に4400万円支払い命じる(朝日朝刊)*1994年2月、医師が麻酔から覚せいさせる処置を怠ったため死亡したとして。
9月9日
- 手術ミスを認め 8000万円賠償命令 京都、脳に後遺症(日経朝刊)*1996年大脳の動脈瘤をクリップで挟む際に正常な動脈まで誤って挟んだのに気づかず放置、後遺症が残ったとして。
9月11日
- 市民検診 採取血液を取り違え。 京都市。 健康な女性に糖尿病判定 (読売夕刊)*6月、市民検診でミス
9月13日
- 薬を調剤ミス。後遺症の恐れ。香川医大病院(朝日夕刊) *昨秋、ジゴキシンを通常の約9倍の濃度で患者5人に調剤。そのうち子供1人に運動障害などの後遺症の恐れ。