第33回日本薬剤師会学術大会


10月21,22日の両日、第33回日本薬剤師会学術大会に呼ばれて大阪に行ってきた。会場は中之島の川べりにある、できたばかりの大阪国際会議場。私の担当の分科会は「医薬分業の役割Tーリスクマネージメントシステムとしての薬剤師業務」というテーマで3Fのイベントホールで行われることになっていた。会場は人であふれ、座れずに立ち見の方もたくさんいて熱気ムンムン。医薬分業が急速に進展する中、薬剤師の勢いとパワーを感じずにはおれない。

私の前に講演された藤上雅子さんと堀美智子さんはそれぞれ病院、開局薬局での第一人者であり、ともかく聴衆に訴えたいことが多々あり、20分の持ち時間は短すぎた。お一人で1時間は必要であっただろう。私だけが30分も割り当てられており、しかも、とろいしゃべり方。お二人に比べて中身が薄かったということだろう。

講演内容はここをクリック


発表には3つのキーフレーズ「医療機関に行くことが病気のリスクファクターになった」「Drug-Induced Disease」「究極のリスクマネージメント:薬を調剤しない」を用意したが、特に“薬を調剤しない”の真意は伝わっただろうか。会場は暗くなっているため壇上からは聴衆の表情が見えず、反応は分からなかった。見えなくてかえって良かったのかも知れないが・・。とはいえ、医者の多剤処方に疑問を抱いている薬剤師には理解していただいたものと思っている。

会場との討論の際、「疑義照会で処方医とコンタクト取れないときはどうしたらよいのか」との主旨の質問で、堀美智子さんが「調剤拒否することもある」との発言があり、うれしくなってしまった。ただ、そうおっしゃる堀さんでも処方内容にクレームを付けるのは相当勇気がいるようだ。「カツ(勝つ)丼」を食べて元気を出してからでないと処方医の所に乗り込む勇気がわかないとのこと。どうして医者は素直になれないのか、他者から間違いを指摘されるのがなぜそれほどいやなのか。医者と薬剤師のコミュニケーションギャップは医者さえ変われば一気に解決することだ。「医者はミスしない」などと国民はもう誰〜も思っていないのに、鎧甲で身を固めいつまでも脱ごうとしない。「おっしゃる通りミスです。見つけてくれて本当にありがとう。」この一言で自分自身も楽になれるのに。その上、薬剤師のミス発見率は良くなり、危険な処方が回避され、患者さんから訴えられることもなくなり、結果自分自身が助かる。・・・「情けは人のためならず」ということだ。


会場担当世話係として
岡 信也(薬剤師、枚方市)

素晴らしい一日でした。僕にとって生涯記憶に残る誕生日になりました。と同時にインターネットの摩訶不思議な魅力にも感嘆をしました。顔も知らないどうしが電子手紙のやりとりだけで、正に旧知の間柄になれるなんて!!って。それにしても午後2時からのシンポジュームは時間を忘れさせてくれる程すばらしかった・・・。

院内病棟業務を果たす薬剤師の仕事が、多分、柏戸病院のような病院がモデルになって、現在厚生省から各都道府県の薬務課に病棟業務を充実しなさい、といった内容の指針が示されているようです。今後は病院薬剤師の仕事が大きく変っていく、つまり薬剤管理を含めた病棟業務が中心になって外来患者の院外処方箋の発行が、危機管理の第一手段として取り入れられて行くのは、必然の選択肢だと思います。これだけ毎日毎日医療事故がマスコミに載ればそうせざるを得ないでしょう。、街の薬剤師も、公園前薬局の様なシッカリした対応をとらないと次は薬局が叱られる事になりそうです。吉田先生による現況の医療に対する皮肉を交えたユーモラスなご講演に、会場の肯きや笑いを誘っていましたネ。<お医者さんがストをすれば死亡率が減る>なんて、とっても新鮮でした。


厚生省の利益誘導による医薬分業が始まったのがほんの数年前、ほとんど物売りしかさせてもらえなかった従来の薬局が、そんな体制に対応出来る時間が残っているのか、現在、破綻崩壊寸前の医療保険をどのように存続させるのか、等々些か不安材料一杯ですが、今はただひたすら勉強の期間と考え、それなりに頑張っているつもりです。シンポジストの豪華メンバーをみて、この会場は大入りや、との予想的中、立ち見一杯でしたネ。会場の多くの若い皆さんの輝く目を視て、薬剤師の将来は「明るいナ」と感じた事が何よりの収穫でした。

本当に有り難うございました。


返信
吉田均

メールありがとうございます。大阪では大変お世話になりました。私は、学術大会に参加させてもらって収穫は多かったのですが、その一つが全国の薬剤師、情報誌記者、メーカー担当者との交流です。友人・知人との再会、ネット仲間とのはじめて出会い、薬剤師会の指導層の方々との会話など、短い会話でも得るところが多かったです。岡さんのお陰で多くの薬剤師とも新たに知り合いになれましたし。また、児玉大会会長の特別のお計らいでシンポジウム会場入り口での拙著販売が出来ることになったんです。ご購入いただいた方と直接お話もできましたし、サインもできました。そして、多くの方に、このHPや拙著が私が思っていた以上の影響を与えていた事を知り、嬉しかったですね。そして、その責任の重大さをひしひしと感じ、今まで自分の思うがままに発言し行動してきたことに少し反省もしましたね。

「若い人の目が輝いていた」とのことですが、私もそう感じました。国際会議場全体にエネルギーがあふれていましたね。どの会場に行っても、「先進的な薬剤師の創意工夫とその普及」「薬剤師の果たす役割の重要性と期待」「これでいいのかの問いかけ、そして叱咤激励」があったように思います。それと、医者の学会と違い女性パワーをすごく感じましたね。元気な発言、インパクトのある主張に圧倒されました。シドニーオリンピックでの女性の大活躍と相通じるのではないでしょうか。21世紀はもしかしたら女性の世紀と言われるようになるかも知れないですね。



薬情報シートも「単なる点数稼ぎ」と・・・
松田寛之(薬剤師、大阪府)

先生、お会いできませんでしたね。懇親会も出席したのですが、あの混み様では・・・。一言挨拶できればと探してみたのですが。まだまだ私に修行が足りず、神様が合わせてくれなかったのでしょう。先生、たこ焼召し上がりましたか?すぐ売り切れましたね。(さすがの大阪人も(食べるために)列を作って並んでいたのでちょっとホッとしています)

学術大会は「リスクマネージメント」というキーワードがあちらこちらで見られました。先生の著書も販売されていましたね。自分が書いたわけでもないのに嬉しく思いました。1日目は、学術大会の手伝いでしたが、2日目はホスピスの話、午後はさくらいクリニックの桜井先生を交えた市民公開シンポジウムに出席しました。薬剤師の役割、存在意義が問われる中、ホスピスの精神(私はクリスチャンではありませんが)と一般市民から見た薬剤師像について学びました。分かっていたこととは言え、ずいぶん耳の痛い話が多く、薬剤師の役割が理解されていない事実と薬剤師が臨床の面も、コミュニケーションの取り方も、もしかしたら薬そのものの知識も不勉強で、取り組み姿勢も不十分(甘い)であることを知らされました。

COMLの辻本さんの話には本当に背筋が伸びる思いでした。薬情報シートも「単なる点数稼ぎ」と切り捨てられては耳が痛くなった薬剤師も多かったことでしょう。

私の薬局ではサンプルを見せた上で、初回時に確認しています(1・毎回必要、2・処方変更時のみ必要、3・不要)。2が大半です。自己負担については特に説明してませんでしたが、今後付け加えることにします。同じく、副作用(の初期症状)についても希望を聞いています。勿論希望に反してでも言うべきは言うのですが、希望といいますか、その患者さんのスタンスを確認する意味で確認しています。(1・良く起こるものについて予め知りたい、2・良く起こるもの以外についても予め知りたい、3・知りたくない)。1と2で95%以上です。これらの確認は住所や氏名、アレルギーなどのアンケートの最後の項目として確認しています。お薬手帳もやっていますが、希望者だけです。利用者はものすごく少ないです。

しかし辻本さんの話は点数云々といった細かい話ではなかったように思います。「薬害よ、無くなれ!」という信念というか、現行の医療界への「ぶちかまし」というか、薬剤師への期待というか(これは相当甘い観測ですが)、とにかく「自分にやれることは全部やろう」という気にさせられました。

桜井先生の話(ツルばあさんがネル前の睡眠剤と朝の血糖の薬を1週間飲み間違えて、フラフラになった話)を聞き、ただただ唖然としました。私の薬局では睡眠剤と血糖の薬は別袋として調剤し、それぞれ簡単に薬の作用を書いて渡していますが、他人事とは思えませんでした。こんなこともあるのかと、びっくりしているだけでは何にも変わりません。自分がやることをやらねばいけないということですね。

我々が今後何をすべきか。私の他2名が大会に参加していましたが、その事についてさっそく月曜日の今日、薬局内で話し合いました。ほとんどの人が身を乗り出して聴いてくれていたので、頼もしく思いました。幸いに、私の薬局は門前薬局ではなく、患者数が少ないので、一人一人の処方に十分目を通す時間があります。目的意識を持って、一枚一枚副作用(の初期症状)・相互作用、使用禁忌や慎重投与について確認したいと思いました。地道な作業ですが、3ヶ月・6ヶ月後には大きな成果が出ると思います。そして、ある薬剤師が「来年は発表したい!」と言い出しました。「よし、全員が発表しよう!!」と私も答えました。これはちょっと元気を出し過ぎだったかもしれませんが、まあ、張り切ってみます。(と、早速、木に登る準備を進める松田であった)

次ぎは、梅か桜が咲く頃に近況報告でもさせて下さい。それまでは以上のように覚悟を決めて、地道にやってみます。しばらくご無沙汰しますが、HPは見させて頂きます!ますますのご活躍を!!


返信
吉田均


松田さん、私も「21世紀に向けての患者さんへの医薬品情報提供のあり方」を聞きに行きました。ネット仲間の桜井隆さんがパネリストで登場しますので是非聞きたかったのです。利尿剤と眠剤を逆に飲んで夜中はおしっこで眠れず、昼は眠剤でフラフラ。間違って逆に飲むと大変なことになるというお話でしたね。ほかの薬でも結構こんな事が起きているんじゃないでしょうか。服薬指導、あだやおろそかにすべからずということですね。

ささえあい医療人権センターCOML の辻本好子さんのお話本当に迫力ありましたね。以前から情報誌などでお考えは理解してたつもりでしたが、直接お聞きすると文字で読むより10倍も100倍もビシバシ来ましたね。

日々の診療で自分自身に「患者さんと家族の気持ちになって」を言い聞かせてきたつもりだったんですが、自己満足に過ぎなかったかも。十分説明したつもりでも、一方通行だったり、理解できなかったりで、かえって患者さん側の不信感の原因になったりすることもあるとのご指摘でしたね。患者と医療者のあいだには深くて渡れない河(スライドに河の絵があった)があり、ここを渡るには情報提供(コミュニケーション)という橋が必要と。しかし、患者さん側から見ると今の医療界にあるのは滑って落ちそうな丸太橋。情報を理解できるまで患者さんに『寄り添う』という姿勢をが求められると強調されてたように思います。この『寄り添う』がキーワードなのかも。施し医療、お任せ医療、お仕着せ医療、ではなくて、患者さんとともに歩む『寄り添い医療』が求められているのでしょうね。

その上で「こんな医療に出会いたい」と次の5つを強調されていましたね。

  1. 患者の知る権利が尊重される。
  2. わかりやすい説明。
  3. プライバシーが守られること。
  4. 「ノー」や「ちょっと待って」を受け止めてくれること。
  5. セカンドオピニオンは当たり前。

どれもこれも当然のことなんだけど、出来ていないんですね。こんな事もおっしゃっていました。「患者さんのわがままを聞いてくれるのが本当のサービスです」と。

こんな経験をしました。今回私は会議場の隣のリーガロイヤルホテルに泊まったのです。初日の昼、ホテルの人にカウンターのあるレストランを教えてもらったのですが、「どう行けばいいんだろう?」という顔をしただけで、「ご案内します」と歩いて歩いて座るいすの所まで案内してくれました。2日目の朝シンポジウムに間に合うようにと急いでチェックアウトしようとしたら、長蛇の列。係員が「込み合って申し訳ありませ〜ん」私「弱ったなぁ。じゃ、先に手荷物預けてくるわ」すると係員「私がお持ちします」とポケットからさっと番号札を取り出しました。私が急いでいることを察知し、何をすべきか即座に判断した素早さに驚きました。

的確なたとえじゃなかったかもしれません。客の「わがまま」とはちょっと違いますが、痒いところに手が届くサービスということですね。医療では患者さんの「わがまま」を医療者側が先取りし、気づかった上で、させていただく、ということなのでしょうね。この点は今の医療に明らかに欠けていますね。


辻本さんのお話に戻りますが、ここ数ヶ月医療電話相談が月250件から500件へと倍増しているとのことでしたね。医療不信が一部の医療被害者から全国民に広がりつつある証拠かも知れませんね。患者さんは「安全、安心、納得の医療」切実に求めているということは、現状は“安全でない、安心できない、納得できない医療”ということになりますね。納得の医療に必要なのは医療人の「確かな技術、知識、経験、情熱」ということ。そして、「私が安心したい」という“個別性の尊重”を強調されていましたね。同じ病気でも、患者さんそれぞれにいろんな考えと事情があります。単に病気を治せばいいんだというような考えではいけない。「病気を診て人を見ず」「クスリを見て、患者を観ず」ありがちなことですね。そして最後におっしゃってました。医療者に欠落しているのは「愛と勇気と知性」ですと。「きざに聞こえるかも知れませんが」との前置きがあって述べられた言葉でしたが、辻本さんの口から発せられればちっともきざではなくて、逆にズシーンときましたね。この言葉には今まで電話相談を受けた数千〜数万人の医療被害者の叫び、嘆き、恨みなどで裏打ちされてされているのですか ら・・。

「薬剤師は今は発展途上だから、クスリの説明がある程度一方的になるのも致し方ない。5年待って欲しい」と誓ったところで今現在病気で苦しんでいる患者さんには空念仏でしかないでしょうね。


では、梅か桜の咲く頃にメールお待ちしています。

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調剤と情報10月臨時増刊号「お薬手帳100%活用法」の39頁に辻本好子さんの「患者からの視点」で講演とほぼ同じことが述べられています。


人間の命に関わっているという『責任』が・・・
古屋綾子(薬学部学生、北陸大学)


吉田先生。お久しぶりです、北陸大学の古屋です。先週行われた日薬の大会、私も行ってきました。感想は「スゴイ!」の一言です!!!薬剤師の方や、薬剤師をもっと知ろうという一般の方とか、あれだけ多くの方が薬剤師ってモノに興味を持ってるというか関心があるって、とても嬉しいことです。私が将来なろうとしてる薬剤師という職業がこんなにたくさんの人たちに見られている(?)って言うか・・・。何だか良い言葉が出てきませんが、とても刺激を受けました。

1日目の先生の講演、聴きました。先生の前の堀先生が猛烈なパワーで勢いよく話されたので、とても圧倒されました(^^;)私もあれぐらいパワフルに生きなければと思いました。そんな堀先生の後が吉田先生だったので、和やかな雰囲気でというか先生の発言の一つ一つを自分の中で消化・吸収することが出来、落ち着いて話を聴けました(笑)。

先生の話を聴いて、あらためて医療ミスがいかに多いかということと、薬剤師がもっと『自分たちは一医療者だ』という意識をもっと持たねばならないんだということを再確認しました。

ムダな薬が多すぎるこの国で、医療者の利益のためではない本当の意味で最良の新薬が開発されて行くことと、それらの薬をより良く患者さんに提供して行かねばならないこと。薬剤師が担うすべての役割をひとりの薬剤師が全て出来るわけではありません。だからこそ、それぞれの分野で働く薬剤師同士が協力し合って、‘薬’を通してひとつの『薬剤師』を形作っていかねばならないと思うのです。

以前関西で行われた薬剤師の勉強会で、『薬剤師とは何か?』ってことを話し合いました。どうして薬局は医療機関だという意識を世間に持ってもらえてないのか。問題は、われわれ薬剤師自身に自分達が一医療者だという自覚があまりないことではないか、ということでした。薬剤師が自分のしていることに自信を持ち、私達はあなた達患者さんに対してこれだけのことが出来るんです!って、胸を張って言うことが出来たら、世間は認めてくれると思います。まだまだ患者さんの顔色をうかがっていたり、同じフィールドに立っているはずの医師にたいしても腰が引けているようでは、薬剤師はしょせん、薬を調合するだけの人になってしまうのではないでしょうか。

世間が自分達を認めてくれないって、「〜してくれない」と言っていたら、いつまでたっても変わらないでしょうね。そんな事言うのは、ダダをこねてる子供と一緒ですよねー・・・。自分達で何とかしなきゃ!って行動しないと、相手の出方を見てたって何も変わらないですよ。

また、2日目に薬学生シンポジウムがあってそこにも行ってみました。大学ではあまり出来なかった、学生なりの各々の薬剤師像を聴けて、もしかしたら私の周りのみんなはそういう話をしないだけで、実は自分の内側に「将来はこうなりたい!」っていう密かな野望をメラメラと燃やしているのかもしれないって思いました。 シンポそのものは学生のディスカッションはほとんどなされずに、大学の先生や企業の方などが話をして終わってしまい、もっとみんなの意見を聞ければ良かったなと思ったのですが、そういう学生のシンポをやろうという行動に出ただけでも、関西地区がちょっと羨ましかったです。

金沢に帰り、最近仲良くなった友達に今回の大会のことを話してて、北信越でも学生シンポをやりたいねって話してました。もっと大々的に呼びかけて、やろうよ!って声をかけまくったら、もしかすると実現するかも・・・ですね(^^;)。ほんとに出来たら良いなあ・・・。

今回の大会を振り返って、自分の将来についてどれだけ大きな夢や希望を持ってたって減るもんじゃないし、むちゃくちゃでっかく持ってやる!!って思ったのと同時に、私達には人間の命に関わっているという『責任』がついているんだ、と、痛感しました。 私達が将来ぶち当たるであろう薬剤師が置かれている位置付けや、薬剤師自身が持つ意識を、たくさん得ることが出来たし、もう、2日で1000円だなんて、こんなに内容が充実してて格安の勉強なんて、ほかに探しても見つからないんじゃって思いました(笑)

日薬の大会って毎年行われていたんですねー。知らなかった。また来年も参加できたら良いです!!!!っていうか、時間を割いてでも行きたい!何だか自分の将来にワクワクしてきました。 それでは今日はこのへんで・・・先生、お体に気をつけてくださいね。

返書
吉田均


頼もしいメールありがとうございます。岡信也さんのメールに「若い人の目が輝いていた」とありましたが、古屋さんもそのお一人だったようですね。「薬剤師の未来は明るいナ」と私も確信できました。大学での“亀の甲”の勉強も大切ですが、今のうちから現場の薬剤師のエネルギーに触れておくことも必要ですね。目標が出来れば勉強に身が入るでしょうし、大学で何をすべきかもわかりますしね。“大きな夢”を持ってがんばってください。