ハンモックでの睡眠は概ね快適であった。（蚊に刺されたが・・）
キーンと金属的なセミの鳴き声も早朝の雰囲気を醸し出している。
5:30屋上から日の出を眺める。
黄色の明るく輝く日の出であった。
眠いので7時まで再び眠る。
朝食は、昨日の昼食の残りのパンとマイアミで買ったドライフルーツ。
8時半には荷物をまとめてしまって暇になってので、下流の方を見に行く。
ちょっとした落差になっていてカナイマの方面と正面の滝が一望できる。
宿の近くの大きなマンゴーの木が印象的であった。
まだ熟していないが、時期がよければ見ごたえ十分であろう。
11時に空港へのピックアップ。
往路よりも一回り大きなセスナであった。
シートも良いしシートピッチも広い。
車にたとえるなら、往路が大衆車クラスで帰路が高級車クラス
ちょっと豪華な感じであった。
11:15TAKE-OFF。往路とほぼ同じルートを飛行し、12：30にシウダーボリバルに帰着。
アドレナリンのオフィスに戻り荷物を置いて、街を歩く。
・・・が、とにかく暑い。日差しが強く、気温・湿度も相当高い。
細かく上り下りがあり体力・気力ともに失われてゆく。
街は、パステルカラーで美しくカラーリングされており、いい感じである。
疲れたのでオリノコ川岸の公園の木陰でボケーッと過ごす。
セントエレナヘのバスは19:30。
アドレナリンの事務所を18:45に出て19:00にバスターミナル。
ショボイ方のバスになってしまったようで、冷房が効きすぎて寒いはずの車内は、暑かった。
バスの中で熟睡して翌朝目覚めればセントエレナ・・・と思っていたが、大きな間違いであった。
検問。
１回目。全員降りてIDチェック。
やれやれ・・これで眠れるのかと思ったが・・2-3時間後、2回目の検問。
検問台で荷物を全部開けて見せた。
眠りを妨害されたので、相当不機嫌である。
ここまでされればもういいだろう・・・・しかし3回目の検問。
荷物はあけられたが、結構大雑把であった。
ど〜なっているんじゃここの国は。
2回目の検問であんなに細かくチェックしておいてまたかいな！
チェックしたらバスごと「inspected」と封印していいから、やめてくれ〜
兵士に愛想笑いをしながら、「いい加減にしろ！」日本語で低くつぶやくくらいのことしかできなかった。
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