5/1(日)
グラン・サバナツアー2日目。
朝起床すると、雨。
今日はメーデーなので宿の食堂はお休み。
昨晩到着していたロライマへ登るという日本人がいたのでしばらくしゃべっていた。
ピックアップタイムの8時になっても来ないので、今日はツアーキャンセルかなーなんて思いつつ、
空腹に耐え切れなくなったので、開いている店を探す。腹減った〜
200mほど離れたところに食堂が開いていたのでアレパを食べる。
今日はこれでいいのだ・・・と思っていたら、フランシスコが来て朝食代を清算して行ってくれた。
ツアーは実施なのか・・・・
ガソリンの給油待ちで遅くなってしまったとのことで、9:00出発の予定が、9時半頃になりようやく出発。
町のハズレにあるガソリンスタンド周辺では待っている車が溢れていた。
ベネズエラって産油国なのに・・・・
同行メンバーのうち2人が夜行バスでカラカスへ移動したいと言い出したため、
一旦彼らの荷物を取りに宿に戻る。・・で10:30再出発。ヤレヤレ。
今日の最初のポイントは、滝&ジャングルトレッキング。
リカルドが、拓いたルートと言うことであった。
水着に着替え、靴下とカメラ以外は車に置いてサンダルで出発。
上からこれから入る谷を見た感じでは大したことがなかったのだが、実際に谷に下りて森に入ると
冒険の要素がとても大きく、滝を横切りながら登ったり、木の根っこを足がかりにして4〜5mクライムダウンしたりで
ガイドなしにはこのルートは通ることができないものであった。
約3時間くらいで、森・川・滝など変化に富んで楽しいコースであった。
昼食は昨日と同じところで同じものを食す。
出発が遅かった分、昼の時間はとっくに過ぎている。
遅い昼食を終え、15:30頃次のポイントへ向かう。
午前中が十分濃い内容だったので、もうどうでもよくなっているのだが、ガイドは出発が遅くなった分を取り戻そうと
一生懸命である。
オフロードのダートを進み展望ポイントへ。
今日は昨日よりどんよりとした天気なのでテプイははっきりとは見えない。
クナカンの一部が見えている程度。
夕暮れの中さらにもう一つ滝を見に行く。この滝は落差が大きく幅も広い。
雨のため水量が多いが、天候がパッとしないのと、薄暗くなりつつある時刻であることが悔やまれた。
今晩は、このままシウダーボリバル行きのバスに乗ることになっているので、
昼食を食べたところで時間調整。ラム酒+コーラを飲みながら、いろいろと話しながら過ごす。
19:30頃に車で移動。途中で土砂降りになる。20:00頃検問所に到着。
ここでバスに乗るように言われて、町へ帰るメンバーとはお別れした。
4人でバスを待つ。
ここは、サンタエレナへの往路、最後に荷物検査を受けたところだ。
検問の兵士は割りと気さくであった。
コカインの摘発最前線であるとのことで、新聞記事の切り抜きが掲示板にたくさん貼られていた。
また、道端のナンバーをはずされた車は、最近摘発したコカインを運んでいた車で、
その写真が載った新聞も貼ってあったので驚いた。割と多いんだな・・・
ここの照明には周りの森からガがたくさん飛んできており、昆虫に詳しいのかスイス人は捕まえて喜んでいた。
・・・と、検問の机の下に「クワガタ」発見!
写真を撮ろうと机の上に載せたが、裏返しのままで表にならない。
エイ!とはじくと、なんとそいつは親指にとまった。
ヤバ・・・と思ったが、メスの小さなノコで指の肉がギューッと挟まれて激痛が走った。
痛!反射的に手を振って、クワガタを振り飛ばしてしまった。
雨と暗闇でどこに行ってしまったのか見つけることができなかった。
20:30 3台目に来たバスが我々のバスであった。
往路とは異なり、リクライニングが大きく冷房が効きまくって寒いので、寝袋に入って眠った。
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