5/1(火)
今日はいよいよナムツォへ行くのである。
7時にホテルの朝食。洋風メニューであった。
大きなバナナを2本失敬してチェックアウト。
キレーホテル前に7時半に集合。ランクルに荷物を積み込む。
昨日買っておいた食料を事務所の中に預けていたが、車には積まれておらずそのまま置かれていた。
運転手は事務所の鍵を持っていないので、電話するがつながらない・・・
困ったものである・・ん??窓が網戸になっていてガラスの戸は閉まっていないではないか!!
窓から事務所の中に入り、荷物を運び出すことができた。ヤレヤレ・・
いざ出発!!
ラサの市街を出て、広い河に沿って道は続いていた。
山の間。列車の線路と平行していた道である。
山の写真を撮ろうと停まった時に、ちょうど列車が通過して行った。
ナイスタイミング!
列車に乗っている時は、当然のことながら列車を見ることができないので、とてもうれしかった。
山・線路・ヤク・羊などの放牧などの風景を楽しみながら進んだ。
車の速度は概ね60km/h。安全運転である。
今日は、ラサから標高を1000m上げるので、ゆっくりと行く方がよいのである。
すれちがった軍隊のトラックには、それぞれにスローガンが貼られていた。中国なんだな〜・・
途中、警察のチェックポストを数箇所通過するが、運転手が対応しているので、
入域許可証やパスポートなどのチェックは全く求められなかった。
羊八井をすぎ、ダムシュンの食堂で昼食。
回鍋肉、麻婆豆腐、スープなどを注文して4人でシェアした。
ダムシュンからはナムツォに向けて山の方向の道を行く。
道はきれいに舗装されており快適。
ゲートで入場料を支払う。なんと、本日5/1からオンシーズン料金(高い金額)になるそうである。
ゆっくりと山道を登っていく。
バスや他の車はバンバン追い抜いていくが、別にいいのである。
5190mの峠に到着。標高を記した石碑があり、バスの団体などが写真を撮るために混雑していた。
さすがに標高が高いので息が切れる。
整備された道で、割と簡単にここまで来ることができることに少々あっけなさを感じた。
ナムツォへはここから下る。
眼下遠方に見える湖面は、蒼い・・・はずが凍結してして真っ白であった・・
湖の向こう側に見える山々は美しく、いつまで見ていても飽きない風景だった。
「タシ島」といわれている、湖に突き出た半島部分が目的地である。
ランクルを使うからには、峠からは完全ダートかと思っていたのだが、舗装された立派な道であった。
標高4600mの湖へもあっけなく車で行けるのである。恐るべし中国・・
ナムツォのテント村には食堂(日帰り客用)がたくさん建っており、宿泊者用は半島への登り口近くであった。
25元/ベッドで4人収容のテントであった。
中は広いがストーブが無く、夜間寒くないのかが若干気にかかった。
食糧などの荷物を置いて湖へ。
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