4/28(土)
7時頃目が覚める。
ゴルムドの手前である。ゴルムドは降車できる唯一の駅である。
ゴルムド到着-5℃快晴。ここから山間部に入るので、機関車を連結するのである。
機関車の連結作業の写真を撮っているのは、ワラワラと沸いてきた日本人である。
硬臥にも、日本の団体さんが乗っているようであった。
空気が乾燥しているせいか、気温が低い割にはあまり寒いとは感じなかった。

ゴルムドからは、明るくなったので風景を楽しみながらの旅となった。
雪原と山の景色が美しい。
道路が線路と並行して走っている。チベットへの幹線道路であろう。
自然保護区に入ると山岳景色から平原にかわった。
時々放牧のヤク・羊が見える。
平原と雪山。くり返し見える風景が単調に感じ始めてきた。
なにせ、広大なエリアを移動しているわけであるので、そんなに変化はないのである。
昼食は20元の車内販売のお弁当。
味・量ともまぁ〜十分であった。

列車の中には、電光掲示板で標高が表示されている。
5000mを超えている。
最高到達点は5062mのタン・ラ峠である。
その地点を示す石碑は、あっという間に通過。
南タン・ラ駅に停車するはず?であったが、そのまま走り続けている。
ん??まぁ〜そんなもんなんだろう・・中国だからいいか・・

途中、湖のほとりを通過。
美しい・・
ラサに近づくとまた山が近くなってきた。
20時過ぎに太陽が山の端に隠れたが、北京標準の時刻では、まだまだ明るいのである。
・・・かなり西であるのでねぇ・・・
夕食もお弁当かカップメンの予定であったが、同じコンパートメントの夫妻が
食べないから・・・と譲ってくれたので、食堂車で食事させていただくことになった。
ガイドと一緒に食べた。

21時40分にラサ駅に到着。
ラサには夜到着なのであったが、ホテルの予約はしていなかった。
列車の中で、なんとか電話で予約しようとしたが、ダメであった。
ホテルを薦めてくれたツアコン&客引きについていくことにした。彼らも泊まるそうである。
夜なので、どこなのか場所は良くわからなかったが、ジョカンから少し離れているようである。
金星賓館。140元(朝食付)

上海駐在の日本の某新聞社・商社の方と一緒になった。
夕食は済ましていたが、彼らと一緒に軽く飲みに出た。


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