4/27(金)
6時過ぎに起床。まだ暗い。
フロントに届いていた列車のチケット・チベットのビザを受け取る。
あて先も書かない封筒をフロントに預けるのはいかがかと思うが・・・
無事に受け取れたので、一安心。
さて、今日は、列車に乗るのは夕刻なので1日時間がある。
タール寺へ行くことにしている。
バス5元。入場料はなんと80元もした。
タール寺は、チベット仏教ゲルク派6大寺院の一つであるそうである。
・・とガイドブックに書いてあったが、ありがた〜いお寺であることは間違いないようである。
世界遺産でもあるし・・
寺といってもいくつものお堂ががあり、それぞれに特色がある。
日本のお寺とは似ているが別ものである。
広大な境内に人はたくさん入っているが、混雑しているわけではない。
日本語が上手な若僧がいたりして、お散歩気分でゆっくり楽しむことができた。
「酥油花館」は低木の間に参道があり、ちょっとした山寺&お庭感覚で私好みであった。
お寺から出て遅い昼食。包子10元。量が多かった。
バスで市内に戻る。
西寧の街は中都市の様相で活気があった。
ホテルは半日延長しているので、夕刻までゆっくりしてシャワー浴びてチェックアウト。
列車での長旅を考えると精神的余裕にもなり、よろしいのである。
タクシーで駅へ13元。
TVで見た駅がそこにあった。人が多く活気があるところである。
なぜかラクダもいるし・・、駅の裏の線路際では露天でビリヤードやっているし・・
駅舎への入り口で、荷物のX線のセキュリティチェックがあった。本気で見ているのであろうか??
駅舎前・チケット売り場付近では、ダフ屋さんがいて声をかけてきた。
ホームにはそれらしき列車が入っていたが、時刻表を見るとラサ行きは、北京から、広州から、そして西寧発の3便。
それぞれが時間をずらして走っていることを知った。
駅のトイレは、中国式トイレであった。
少々違和感があるが、和式の壁の低くて個室ではないやつと思えば、まぁ〜こんなものであろう。
改札口付近の待合所にはたくさんの人であった。
放送があり、改札口がにぎやかになったので、順番に並ぶが私の乗る列車の一つ前のものだったらしく
改札口を通ることができなかった。
しばらく待った後、また改札が始まったので今度こそはと並んで通過。
車両の入り口でさらにチケットの確認があるが、女性の車掌さんが笑顔で迎えてくれた。
列車は軟臥。4人のコンパートメント。2段ベッドが対面で2つである。
私の席は上段。下段は姫路からの日本人老夫婦がとっていた。
上段は通路をまたぐと少し高度間を感じるが、両方とも私が使うことになった。まぁこんなものであろう。
列車は20:07の定刻どおりに出発。
老夫婦はガイドを同行させてのツアーを組んでいたが、日本語のわかる現地人ガイドのありがたさを感じた。
列車は快適。お湯もポットで置いてくれているし、足りなくなったら廊下に給湯器もある。
外は夜なので何も見えないのである。しばらく雑談していたが、眠るしかないであろうか・・
振動の少ない列車の夜であった。
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