5/3(金)
なんとなく肌寒い朝である。
今日は、ワイナリーに行くことにしている。
チリ到着日にイースター島の航空券を買いにアンデスニッポンツーリストで行った際に
手配してもらっている。
いつもどおり独自の勢いと押しで公的交通手段を使ってもいけるのだが、
短い時間を有効に使うことにした。スペイン語がダメだとかなり不便である。

8:30に確認の電話があり、10:15にピックアップとのことだったが、10:00に迎えがきた。
他のホテルに泊まっていたA氏もロビーで待っていた。
車で南下すること約45分。

ワイナリーは初めてである。行ったのは「Concha y Toro」
上品な感じがするところだ。晩秋の空気が爽やかで手入れされた木立が美しい。

英語ガイドは、少し小柄なチリ美人だった。
最初に「白ワイン」をグラスに注がれ、それを飲みながら創設者の館と庭、ブドウ園を観て周る。
説明自体大したことは無いのだが、ワイングラスを片手に・・いい気持ちになってきた。
ワイン蔵の入り口でさらに「赤ワイン」を注がれる。
ヒンヤリとした中に樽が並んでいる。ブドウはセントラルバレーのものを使う。
樽もアメリカ製・フランス製がありアメリカ製のほうが高いとのこと。
高級品は手作りで小さい樽で熟成される。また、毎週全ての樽からサンプリングして成分をチェックしている。
ディアブロ蔵は、趣向が面白かった。
・・・などと、少しワインに親しくなった時間であった。



さて、ワインを飲んで勢いがついていたのか、帰り際に6本も買ってしまった。
帰りの車があるからホテルまでは苦がないのだからいいのだ。

午後は、少し街をウロウロして夕方サンクリストバルの丘に登った。
なんてことのない暇な半日だった。暗くなってからも適当に歩いていたら、道に迷ってしまった。
頭の中に描いていた場所と大通り1本違うところをさまよっていた・・・・大都市ならではのこと。

最後の夜なので何かいいものを食べようと思ったが、宿の付近(旧市街)はほとんど何も無い。
仕方がないというかものは試しに寿司屋「金太郎」(宿からすぐ)へ入る。
中は、演歌が流れる日本であった。・・・ネタは金沢に生まれ育ったものにとっては・・・・って感じ。
しかし、思いっきり飲み食いした割には、最初の寿司盛り合わせしかチャージされなかった。
っていうか、付け忘れ????酔っていたのか店を出てから気が付いた。
半額以下のリーゾナブルプライスである。

宿に帰って寝る。

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