5/1(水)
朝6時に宿を出る。
雨がぱらつき、少しイヤ〜な感じであったが、その時だけであった。
快適に車を進め、7時前にはアフ・トンガリキ着。
バス1台が停まっていた。日本人団体約20人。
薄暗い中モアイの前にたたずみ日が昇る(夜が明ける)のを待つ。
昨日イヤというくらいここにいたので暗くても安心。
朝焼けがイマイチとわかると団体は早々に移動していった。(タヒチから1泊2日の行程とのこと)

暗闇から段々と夜が明けていくに従って、モアイのシルエットが濃くなってくる。
8時。雲の関係で、期待したほどの朝焼けにはならず、そこそこの夜明けとなった。

本当は、ラノララクから見下ろしたほうが景色的には美しいのではないかと思う。
こんなところまで朝日を見にくる物好きはあまりいなくて、貸切状態。
十分に朝のモアイを見た後は宿に戻り朝食。(ちょうど9:00)
時間どおりの遅い朝食であるが、十分に余裕があって得した感じだった。

朝食後は、昨日行かなかった西半分を周るのだ!
アフ・タハイから海岸沿いを北へ行く。
牛の一団が停めた車を呑み込んでいく。なんとのんびりとしたところだ・・
道は、ダート。東半分とは全く違い人気もない。
っていうかこんなところで車がはまったら大変である。
3rdまでしかギアを入れれない道。本当にこの道を進んでいいのだろうかと思いつつも、アフ・テペウまで進んだ。
景色は抜群。海・空共に青の世界。
西の海岸は断崖である。



人が住んでいたという洞窟(タロイモやバナナが畑のように生えている)を見て
アフ・アキビへ。唯一海に向かって立つモアイがあるところだ。
なんか海とセットでないモアイというのもなんともいえんな・・ブツブツ・・
土産物屋の車が1台停まっていた。誰かが来るのをに待っていたのね・・・
控えめな土産物屋であった。

プナ・パウへ
ここも火口か?それとも切り出して凹んだのか?
赤の世界。モアイの頭の上に乗っかっているあの赤いやつを切り出してたところだ。
切り出し中のものか、ごろごろしている。切り出してから外へ持ち出すのはたいへんだったのか・・・

ここも展望良し。遠くにハンガロア村が見える。いい景色だ。

まだまだ見所は残っている。
・・・ので、昨日見つけられなかった、アフ・ビナプへ。滑走路の外ではあるが東端。進入標識が建つすぐ横にあった。
インカ的とも言われるきれいな石組みのアフ。

まっすぐ戻るのにはまだ早いので、そのままラノカウへ登って行く。
道がしっかりしているので安心。滑走路が眼下に広がってくる。
オトトイ見たのと反対の方向から火口を覗きたくて、適当にわき道へ入っていく。車なのでいいのだ。
ダートが荒れてくる。轍も深く、道も細くいい感じだ。
行ける所までいってみようということで進んだが、行き過ぎてしまってもどることに・・・
それでもなんとか火口まで歩いて5分。ここまでくる人がどのくらいいるだろうか?ものすごく気持ちのいいところだ。

町へ戻り、遅い昼食at16:00。前にも入ったエンパナーダスの店へ。
今日はメーデーなのでどこも閉まっているらしいが開いていて助かった。
17:30宿に戻る。十分に歩き美しい景色を満喫できた一日だった。
18:30に例のごとくアフタハイへ夕日を見に行くが、雲があって「日暮れ」になった。
ここで出会った日本人1名を加え夕食。
オーダーを取って、「ウン モメント・・」と小指から中指を立てて、小指の方向から店の奥へ進んでいった人が
なんとなく気にかかった。
夜空はまたまた美しかった。



TOP 次の日へ