4/30(火)前半
朝日を正面から浴びたモアイを見に散歩。独り占め状態である。
昨日は夕日を背負っていたモアイも、朝日を浴びて「やる気」を出していた?ように感じた。
ニワトリも機嫌よく鳴いている。

さて、今
日と明日はレンタカーで島を巡る。(1日50ドルで満タン返し。3人でシェアする)
ジムニー4WDの左ハンドルマニュアル車(新しい)。右手でギアを操作する感じがぎこちない。

東の海岸沿いに「ラノ・ララク」「アフ・トンガリキ」「アフ・ナウナウ」とまわる大雑把なプラン。
天気はまずまずで快適。波と風が強い。宿があった西海岸とは対照的である。
今日最初に出会ったモアイは、倒れていた。
遠くからはなんとなく台座があるのがわかるが、倒れているモアイは「岩のかたまり」にしか見えない。
無残!!
車を停めて近くに行って触る。ほとんどが海から数メートルのところにある。
大きい。よくもまぁここまで運んだものだ。
波に向かってゆっくり深呼吸気味の呼吸をして昔の風景などを想像しようか・・・・・・・と、思っていたが、
このような倒れたモアイポイントを2・3箇所見た頃には、そろそろ立っているモアイを出せ!
立っていないとパス・・・と食傷気味になってきた。

倒れているモアイは、岩の色が明らかに違うのでそれとわかるのだが、
昔よく道端に落ちていた「犬のウ○○」(最近は見なくなった)が雨で変色したような感じ・・・。
横になっている形もなんとなく・・・もちろん匂うことは無い。
などとせっかくのモアイにもかかわらず「モッタイナイ」ことを考えながら車を進めていった。
ほとんどのモアイは、この島の歴史と津波などで倒されてしまったのだからしょうがないのだ。



ラノ・ララクの方へ。
ここはモアイを切り出していた山である。
切り出しから出荷前までのさまざまなモアイたちは、ランダムに山肌から突き出すようにたくさん立っていた。
やはり立っていないとモアイらしくない。
斜面のモアイにタッチしたり、ほお擦りしたり、抱きついたりと、一大モアイパーク化しているこの山を
十分に歩き回った。
この山も火口に水がたまっており、火口の内側にもモアイが立っている。やさしい雰囲気のいいところだ。
山頂からは、アフ・トンガリキのモアイや海など美し風景が広がっていた。
ここからの眺めは、この上なくヨロシイ。
また反対側の島の中央方向にはクレーターが連なっているのが見えた。全体が火山島なのだ。
























山頂からの眺めを堪能して、山を下る頃には一時的に混雑していたあたりはうそのように誰もいなくなっており
またもや貸し切り状態であった。
駐車場に店を広げていた土産物屋の人々も団体客がいなくなると撤収していた。
アフ・トンガリキへ

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