4/27(土)
21:00にダラスを出て夜間飛行になった。
・・時差のせいかあまり眠れない。3時頃から目が覚めていた。
左側の窓際なので、サンチャゴに近くなると「アコンカグア」を見れるだろうと期待していた。
南半球といえども日が昇る方向は東。
山の向こうから日が昇るのだ。
5:00。朝食サービスが始まる頃から、サンシェードの向こうが少しずつ
明るくなってきている。
シルエットになったアンデスの山並みが窓の外を流れていく。
「どれが一番高い山?」と眺めるがよくわからん。
サンチャゴからアコンカグアの距離を考えると、サンチャゴ到着時刻の
「1時間以内」であろう。
「この山だ!」と言う確証は無いが、この辺りで一番高い。
たぶんこれがアコンカグアであろう。
(いつか?は登ることになるだろう・・・)
などと、決意を新たにしている間もなくサンチャゴ空港に到着。7:30
成田を出てから約26時間半。まだ、目的地ではない・・
とりあえず、バスで市内に出てホテルを何件か見て回る。少し肌寒い感じがする。
Foresta Hotelにチェックイン。(約27USD)。自分にあったシブ〜イ感じのホテルである。
イースター島の航空券の受取でアンデスニッポンツーリストへ行った後、
セントロを歩きまわる。サンチャゴは大都市で、きれいな街である。
ツーリストポリスがあちこちにいる。騎馬警察がかっこよかった。
で、本日の目的地の一つである市場へウニウニ、ウニウニ・・と近づいていった。
市場には「魚」がたくさん並んでいた。
ウニがこんなに大きくていいのだろうか。ソフトボールよりも大きい「巨大ウニ」である。
で、市場の食堂で「ウニ」を頼むとドドーンと皿一杯のウニとご飯、香草が出てきた。
オマケにしょうゆとわさび(韓国製)もある。
なかなか気が利くではないか!と思ったが、どうも私の安い舌にはあわなかった。
それでも無理して食べたのだが、気持ち悪くなってしまった。
夕方、サンタ・ルシアの丘に登る。宿の真ん前に入り口があるのだ。
防犯のためか、セキュリティがいてID番号・名前・氏名・国籍をノートに記入しなければならない。
砦の頂上まで登ると街が一望できた。アンデスの山並みがすぐそこにうっすらとかすんで見えている。
夕日が傾くに連れて、街が黄昏色に染まっていく。
高層ビルの向こうの山に沈んでいく夕日は、どこか都会的であった。
あ〜秋だったのね。なんだか物悲しくなってきたわ。私。・・・なんて感じる訳はなく、
芝生の上やベンチなど至る所で、明るさに反比例して熱くなる、サンチャゴのカップルを横目に退散。
昼間のウニがまだ鼻についている・・・・
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