5/2(日)
朝。快晴。この辺では珍しくないかもしれないけど・・・
朝食。セルフサービスではあるが、パン(数種)・スライスハム(多種)、卵、トマト、肝ペースト、マッシュドポテトなど
ジャーマン?なメニューでおいしかった。
昨日の観光案内所で、ヴィントック行きのローカルバスの予約確認しなければならないので、
観光案内所が開くまでの時間で、海辺を散歩する。
9:00になったので、出発!
車に乗って、イグニッションをひねる・・・・弱々しくエンジンがかかるが安定しない。
「走れば何とかなる!!・・・」で、「エイヤァ!」・・とギアを入れるが、3m前進してエンスト。
エンジンがかからなくなってしまった。
宿で電話を借りて、昨日の車屋の携帯に電話。
言わんこっちゃない、バッテリーがいかんのだよ・・・
宿の前の駐車場だったので、そこらへんの人たちが寄ってきて、押しがけしようとしてくれたが、
ダメだった。(駐車場の片方の出入り口を塞いじゃいましたんで・・・)
20分ほどして、ロードサービスがきて「直結」。やっとエンジンがかかった。
ヤレヤレ・・・
バスの予約を済ませて、北へ。10:00頃
北は南に砂漠と対照的に、土漠だ。
一直線に伸びる道を進む。(一応舗装されている。)
遠くにシュピッツコップの山が見えているが100km以上先の岩山である。
左側の遠くには海が見えている。
その間はな〜んにもない土漠で、「ギャートルズの世界」のように感じた。
「な〜んにもない、な〜んにもない、まったく・・・・もう・・・」
一直線ではあるが、上下に起伏のある道を80kmで走行するが、バンバン抜かれた。
ヘンティスベイの町を抜けると、「SALT LOAD」の標識があり、そこからはフラットダートになる。
本当に硬く固められた道で、快適であった。(快適なドライブ)
ようやく今日の目的地「Fur Seal Colony」の標識が出てきて左折。
公園事務所で入場料20N$+車20N$を支払う。
ここから、3km先だそうだ。
現着。
車を降りる。鳴き声・独特のにおい。いったいどうなっているのか・・・
海が見渡せるところまで行くと、「ウワーッ!なんだこれは・・・」
アゼラシが海岸を埋め尽くしているだけではなく、海にも無数のアゼラシが泳ぎ回っている。
・・・・す・凄い・・・
さすがアフリカで最も大きいといわれるアザラシの生息地というだけあった。
アザラシ観察で2時間も滞在。もっといても飽きないかもしれない。
14時前にリターン開始。往路ほど車は走っていなかったが、対面2車線を100km/h超で走行することは
まだ無理である。80km/hで楽チン走行・・・・。
15:30に宿に帰着。
しばらく休んで、水族館に行ったが、ちょうど16:00閉館で入れなかった。
宿の近くの海岸へ戻り、海に足を浸してくつろぐ。
大西洋の水は冷たかった。波打ち際でボーっとしているのもくつろぐものである。
クルーザーをウインチで引き上げ牽引車に載せるのを見物したりしているうちに夕暮れになる。
真夏ではないのでどことなく弱々しい太陽は、「四角」になって沈んでいった。
少し街をぶらついて夕食。ツーリストには安全なところであった。
部屋のバルコニーからは、オリオン座が西の空に傾いていた。
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