5/6(木)

今日は今回の旅のメインである大砂丘地帯へ行くのである。
4:30起床。
暖かい朝だな〜と思っていたら曇っていた。
放射冷却でもっと寒いかと思って持ってきた「フリースやらマウンテンパーカー」は無用のお荷物だった。

4:55に車に乗り込んでゲートに並ぶ。
5:00に開くゲートが開かない。
前方に並んだ車がクラクションを鳴らすが、ゲートには誰も来ていないようだ。
日が昇っていく瞬間こそが大地の色の変化が見れるベストタイム。
これでは、夜が明けてしまう。
イライラ・・・・・
ちょうど後方になる東の空が少し明るくなってきた。
イライラ・・・イライラ・・・・
5:20ようやくゲートオープン。「よっしゃ!ダッシュで進むんだ〜!!」・・・と意気込んだが、進まない。
そうなんだ、ゲートはその役割をきちんと果たすべく、許可証とナンバー・乗員の照合を
1人だけしかいない係官が1台ずつ丁寧に行っている。
うーむ恐るべしナミビア・・・。
チェックが終わると我が車は猛ダッシュを開始。
先行車3台をぶっちぎる。行け!行け!!〜


空が明るくなってくる。とりあえずの目的地「Dune45」までは間に合わないと判断したガイドは、最も手前のDuneでStop。
まだここは砂漠の入り口・・・の手前?なのだ。
とりあえずこの砂丘に登って日の出を見ることになる。
朝一の砂丘歩きはつらい。最初はなだらかだったが、だんだんと急登になってくる。
シューズの中にも砂がたまり、脱いで砂を出さないと歩けない。何回も立ち止まる。サンダルがベストであろう。
かなり上のほうまで登ったが、まだまだ上がある。ゼイゼイ・・・・・息絶え絶えの蟻地獄気分。
日が昇りそうだったので、景色を楽しむことにして、登るのをやめた。

今まで砂の上を歩いていた自分の足音がやむと「静寂」の世界。
風もないので、本当に耳がおかしくなってしまったのではないかと思うくらい静かだった。
少し雲があるので、朝日の昇る様子や朝焼けは期待できないかもしれないと思いながら待つ。
段々と東の空の色が変わってくる。
日の出。
登ってきた砂の山の色も刻々と変わっていく。まぁ・・・なんというか・・
もっと元気なガッツンとした日差しになるかと思っていたが、少し雲があったんでやさしい光になってしまった。
太陽の光は山の高いところから当たり始めるので、遠くのDuneが赤茶色っぽく浮かび上がってきたのが印象的であった。



う〜ん、日も昇ったことだし上まで行ってみたい気持ちもあったが
ここまででバテてしまっていた。朝飯・・・まだだった。


デイパックに砂粒をまとった昆虫がとまっていた。
なんだかすご〜い所に来ちゃった・・・って感じ



しばらくの間、景色を楽しんだ後に下る。車のところでは朝食の準備がされていた。
朝食後、いよいよsossuvleiの中核へ

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