今日は、ケツァールを見るために4時半に起きる。
まだ暗い。5時半に外に出てケツァールを待つ。
森の中からケツァールと思われる鳴き声が響いて聞こえてくる。
6時になるがまだ現れない。本当に来るのであろうか？少し不安になる。
わざわざこのためだけに、ここへ来たのである。
この民宿でのケツァール出現の確率はかなり高い・・・と書いてあった。
民宿のおばさんは、大丈夫もう少ししたらくるわよ・・と言ったのかどうかわからんかったが、
辛抱辛抱。
6時半頃、鳴声が段々近づいてきたと思ったら、おばさんが「ほらあそこ」と指差したほうから
ケツァールが尾をヒラヒラさせて、宿の裏の木にとまった。
20m以上ある木なので300mm望遠レンズで覗く。
胸から腹にかけての「鮮やかな赤」と羽の「輝く緑」は、「美しい」と一言では表現できない。
木から木へ舞うように飛ぶ。まさに森の妖精。
しばらくして、森の中に飛んでいった。
ほんの数分であったが、ここまできてよかった。本当に満足できた。
同宿のドイツ人の元教師のおじいさんからサンタクルス（コバンの近く）のフェスティバルに行こうと
誘われて迷ったが、日にちに余裕がないので、アンティグアへ向かうことにした。
9時過ぎに宿を出てバス停で待つ。
10:00のバスは満席で通過。10:30のバスは停まってくれた。
昼食STOPをはさみ、13：30グアテマラシティ到着。
14：00にアンティグア行きのバスに乗り継ぎ15：30アンティグアに到着。
アンティグアは涼しくて快適。
もう少し大きい街を想像していたが、意外とこじんまりとして落ち着いたところだ。
毎日朝早くから動き回っているのでそろそろ疲れが出てきたようだ。
19時頃ベッドに横になったら、22時に目が覚めたがそのまま眠る。