5/3(水)
いよいよカイロである。
カイロ行きの便は7:50なので、6:30にホテルをでる。
昨日予約したタクシーは、45LE(空港乗入料込)で、超ボッタクリだったが、
これでしか行けないのでしょうがないと諦めた。
昨日の交渉で10LE値切ったせいか、ボロボロの車+運転手のジジイは臭かった。
ちょっと危ない感じがしたがなんとか空港に到着。
チェックインカウンターには長蛇の列ができていた。
スタッフがたくさんいるのにカウンターが一つしか開いていない。
もう少し効率と乗客のことを考えてほしいものである。
こんなにたくさんの人がカイロに行くのかと思っていたら、半分はアスワン行であった。
8:00 TAKE OFF
離陸してしばらくは雲の上であったが、そのうちに雲がなくなり、砂漠が広がるようになった。
朝食ボックスが配られたが、中はパンケーキ1切れと飲み物用のカップ。
中身よりも包装&カップの方が高いのではないだろうか・・・なんだか不満であった。
8:50にカイロ到着。
大空港である。しかし、客引きやらタクシーの運転手がワァ〜っと寄ってくるわけでもなく、
また、ツーリストポリスもたくさんいるが役に立たず・・・
バス停まで行くが、アラビア語表記なのでどこ行きなのか全くわからず、タフリール行きと教えてもらった小さなバスに乗る50pt。
いったいどこを走っているのか全くわからなかったが、ランドマークにしていたホテルが見えて一安心。
ガイドブックの地図と一致した。
泊まるホテルは、カイロ博物館の横のホテルなのだったが、カイロ博物館の横の道へ入る際に
荷物チェックを行っている。X線装置を路上で・・・面倒なところである。
予約よりも1日早くチェックイン。
荷物を置いて街へ。タフリールスクエアの車の多さとそこを横断することの恐ろしさを体験。
コシャリを食べて、カイロ博物館へ。
<カイロ博物館>
ゲートの中の前庭には無料では入れる。たくさんの人が休んでいた。
さっそく博物館の中へ、全面撮影禁止になっている。
何故だ〜!
ガイドブックを部屋においてきたのでどこに何があるのか全くわからないし、表示もない。
う〜ん、カイロ博物館!
手ごわいではないか!
1階の入り口からまっすぐ行くと石棺の展示・・・山ほどあるのね・・本当に・・
適当にあちこち見て、2階へ。
2階はツタンカーメンの展示がメインである。
あの狭い墳墓にこれだけのものが詰め込まれていたなんて・・・ここで初めてその偉大さに感激!
な〜るほど、そうなっていたのかぁ〜
ここで、見たかったのはもちろん「黄金のマスク」であるが、その他にどうしても見たかったものは、
ツタンカーメンの棺の上に置かれていた、「矢車菊の花束」である。
それは、展示の端っこで警備員がタムロして雑談している"目立たない"場所にケースに入れて展示されてあった。
以外にというか、棺のサイズなのか、大きい「束」であった。
ツタンカーメンの妻、アンケセナーメンが置いたのだろう・・と言われている。
人の思いが込められた品として注目してもいいと思う。
この花束のおかげで、埋葬時期・そこから遡った死亡時期がわかったのである。
ミイラの特別展示室にも入ったが、別料金!値段高すぎじゃないの!
展示は、まぁこんなものか・・
他もひとおり見たが、これだけの数のものがゴロゴロ置かれていたのでは、
感覚が麻痺して、アリガタみがあまりわかなかった
最後にもう一度、ツタンカーメン展示をみて18時前に見学終了(ツタンカーメンだけでも3周した。)
今日はもう一つやっておかなければならないことがあるのだ。
明日・明後日のピラミット行きのタクシーをなんとかすることである。
通常よりも遠くへいこうと考えているので、1日貸切にしてもらってまわるつもりである。
橋のたもとで暇をつぶしているタクシー運ちゃん連中に何気なく話しかける。
世間話で少し和んでから、何気にピラミッド行きについて切り出す。
200LE/日で決着。
そんなにもボラれていないように勝手に思い込んでおく。
自分が納得できる金額ならそれでいいのである。
夕食は、レストラン:フェルフェラで食べた。
ビール・香辛料のきいたソーセージ・ベジタブルスープで50LE。
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