4/30(日)

起床。下痢気味である。
かなりきつい。
モチベーションは下がり気味であるが、予定通り移動するのである。
バスターミナルへタクシー。
ターミナルのトイレは詰まっているのか水が溢れていて使えない。
我慢・・・・・・・
ターミナルの周辺は、通学の小学生やロバが引く荷車などがとおり、周りは麦畑でゆったりとした
時の流れを感じることができる所であったであろうが、ワシ自身は「緊急事態モード」なので、そんな余裕を感じなかった。
定刻を過ぎてローカルバスは出発。
途中の街エナでは給油と整備で30分以上STOP。
一息つくことができたが、下痢状態での長距離の移動で精神的余裕がどんどん失われていく。
エナからはナイル川沿岸を離れて西方砂漠地帯を走る。
通常ならカメラで写真をたくさん撮るであろう風景が広がっていたのであったが、早くハルガダに着くことのみを願っていた。
砂漠地帯のまっすぐな道から、岩山を縫うような道に変わり下っていく。
ようやくポートサァファーガ。うす曇で風が強い。
ハルガダまであと80km。
ハルガダに到着。何があっても精神的に強靭なワタクシなのではあるが、今回については未体験ゾーンに突入!
ヘロヘロになっており、すべてがわずらわしくなっていた。
バスから降りてワッとよってくる客引きをかわして、水を買ってホテルへ向かう。
タクシーは50LEとふっかけてきたが、余裕がないので攻撃モードで「ハァ???」と言ったら、10LEになった。
タクシーに乗ってすぐに、その辺に立っている胡散臭いオヤジのところに停まった。
「何か質問があるという。また、GUNを持っているとも言われた。」
タクシーもすべてグルだな・・・・
大声で「ID出さんかい!」と日本語で何回も怒鳴りつける。タクシーにも「GO」を繰り返す。
こんなときのワタクシに逆らってはいけないのだ。
タクシーのオヤジもブチキレたワタクシに恐縮したみたいで謝っていた。
半死状態でホテルにチェックイン。
ベッドに倒れこむ。熱も出でてきたようだ。
夕食付であったのだが、食欲がなかったのでパスしようと思っていたが、
料金の件(特別割引)も含めてフロントから2回も電話がかかってきた。
わずらわしかったので下に降りて夕食も食べる。
再就寝。今日はキツイ1日であった。

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