12/28(日)
朝、再び空港へ。
当面の3泊4日で不要な衣類は、サンホセのホテルに預けて行く。
サンサ空港って・・と聞いていたが、国際空港の隣の小さな建物にカウンターがあって、滑走路は同じなのである。
一応手荷物の検査はするが、バスの待合所みたいな感じであった。
15人くらい乗りの小型プロペラ機。乗った乗客は5人であった。
副操縦席の真後ろに座る。
計器がたくさんあって見ているだけで楽しい。すごい贅沢気分である。
飛行場を飛び立って、15分くらいで海に出た。
ここからは海岸沿いを南下する。

パルマスールの空港は、パームヤシの畑の影に隠れたように突然見えた。
こんなところに降りてもいいのかというような空港である。
わりと簡単に飛行機って着陸できるのね・・・なるほど・・である。
さて、空港には迎えの車が来ていることになっているのだが、5人の客のうち4人については、
1台の車が来ていたのでそれに乗っていくのであるが、私の迎えが来ていない。
その運転手のオヤジが言うには、多分もう来ないだろうから俺の車に乗って行けとのこと。
もちろん有料。
・・怪しいのでその人に携帯を借りてサンホセの旅行会社へ電話。
とりあえずその車で行けとのこと。
現地との連絡がうまく取れていないようである。
シエルペは、ボートの発着地になっている町である。
食堂の外からそれぞれの行き先に分かれて随時ボートが発着しているようである。
されどれに乗るんだ??気質がおおらかなのかもしれないが、なんとなくいい加減のように思えてならなかった。
本当にそれに乗ればいいのかボートが出るまで定かではなかったが、
それでも、待つこと約1時間でボートが出た。

出発。穏やかな河を下っていく。マングローブが両岸に茂っているが川幅は広い。
ワニも水辺で寝そべっている。釣りをしている人もいれば、なんと平和なことであろうか。
楽しい!なんだか楽しくなってきたのである。
ボートはそのまま海に出た。えっ!という感じだったが、ごく当たり前のように出て行ったのである。
海もいい!景色がいい!どこまで行くのか正確には知らないが、楽しい!
海に出て約30分くらいたったところで、現着。
ウエットランディング。
そこからは、割と斜度のきつい道を車で10分くらい登る。
宿泊先であるECOCAMP到着である。
う〜ん。ECOCAMP。確かに名前のとおりである。
これはロッジと思ってはいけないのである。CAMP。
屋根つきのプラットホームが点在している。そこにテントが張ってあり、その中にベッドがある。
テントを天蓋だと思えば、素晴らしいように思えて・・・は、こないか・・
まぁいいのである。

ウエルカムドリンクならぬ、ウエルカムランチ。
ボートに乗る前に無理に食べなければ良かった・・・
時差の影響が効いてきたのと移動続きの疲れ、さらに満腹で、しばし、昼寝。
しかし、この日はとても暑かった。
眠るというより、眠くて動けないという中で、空気に独特の濃さと心地よさを感じた。
夕刻になりようやく過ごしやすくなった。
夕食。スープとメイン。そのあとデザート。簡単ではあるが、一応そこそこおいしいのである。
明日の予定を聞いて眠る。
蚊がテントの中にいて刺されはしなかったものの安眠できなかった。蚊取り線香持ってくればよかった・・

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