rooms shiina
Wake Up!!
417 Kikou
Last Update :: 2001. 2. 9
  Prologue     はじめに
 岐阜県大垣市から福井県丹生郡織田町にかけて、国道 417号線(以下、417)が通っております。
このページでは、福井県内の 417 についてのレポートをお送りいたします。
へきるさんとはなんの関連もありませんが、まあ、旅行でも行ったつもりで読んで下さいまし。

 また、所々にへきるさんネタが入っておりますが、そのまま読んでもある程度想像はつくと思います。
どうしてもわからない人は掲示板にでも書き込んでくださいませ。


  to Route417     〜 福井県丹生郡越廼村
 福井県を東西に横断だ!!ということで、越廼村(西側)からスタートすることにしました。
時間はたっぷりあるので、越前海岸を通るルートで 417 を目指します。
天気はやや曇り、風も穏やかで波もほとんど無く、絶好のドライブ日和でした。

 海はいいですね。壮大な景色を見ていると、日頃のもやもやも吹き飛びます。
途中、水仙の里というところがあり(ちなみに福井県の花は水仙です)、そこはちょっとした高台で、
そこから海を見ると、風が吹いてすごく気持ちがいい。眺めもよくて、まさに『風が吹く丘』そのもの ^-^
春や秋頃に来られる方におすすめの場所です。(夏は暑くて冬は寒すぎます)

 潮風を全身に受けた後、呼鳥門、越前岬と通過して、いよいよ 417 に入ります。
ところが、その日に限って国道 365号線 と 417 のつながる道で電話線工事。
昼過ぎまで通行不可ということで足止めをくらってしまいました。

『風が吹く丘』でたそがれていたのは言うまでもありません(自然と足が・・)


  Mountain     〜 丹生郡織田町 〜 福井県鯖江市
 予定を大幅に遅れて 417 に入りました。道は細い山道、しかも工事直後ということで、かなり
渋滞していました。時速 20km前後、う〜む。
 ほこりっぽい約5kmの山道、周りには山と木しかなく、前後ともつかえているのでとっとと通過します。

 山を抜けると織田町に入ります。ここは織田一族発祥の地ということですが特に何もありません。
織田一族を祭ってある(らしい)神社があることはあるのですが、417 から少し離れているうえ、
見つけにくい所にあるので今回はパスしました。

 とりあえず、そのまま道沿いに東へ向かうと、どーんと『全面通行止め』の看板が!!
どうやら先日上陸した台風により、途中の道路(丹生郡朝日町茱原)が崩壊(!)したようです。
いやはや、自然は怖いや・・と感慨にふけってる場合じゃありません!
この山道(ほんと山ばっかり)が通れないとなると、迂回路を探さなければなりません。
北回り(県道8)と南回り(国道365)があるのですが、今回は道が広そうな南回りを選択しました。

 ところが、行けども行けども 417 は見えて来ません。30分ほど走った頃、さすがに不安になり、
地図で現在地を確認すると、まったく逆方向!途中から北に向かわなければならないのを、
南に向かっているではありませんか!私は、家の近所で迷った経験があるほどの方向音痴、
これぐらいでは動じませんよ(オロオロ)

 気を取り直して、再び 417 と合流です。


  Glasses     福井県鯖江市
 鯖江市に入りました。鯖江市は、メガネフレームの産地であり、全国シェアの 90 %以上を誇っている
だけあって、メガネメーカーの建物や工場が数多く並んでいます。
また、この辺りから、やっと『街』らしくなってきます。人も車も多くなってきました。

 途中、鯖江市桜町にある西山公園は『つつじ』で有名です。約 3000 本の『つつじ』があり、
その景色はまさに壮観。ここはすごくおすすめです(季節にもよりますが)。
散歩するにはもってこいの場所でもあります ^-^

 西山公園を過ぎると、国道といえるのか?というほど 417 は細くクネクネしてきます。
途中でΩ型に曲がっていたりと大変です。工事している個所もかなり多く、通行には注意が必要です。


  kadura bridge     〜 福井県今立郡今立町 〜 福井県今立郡池田町
 鯖江市を過ぎると、今立町に入ります。ここからまた田舎道です。
周りは田んぼと民家。それ以外には何もありません ^-^;

 さらに 10 分も走ると、再び山道に突入。日も落ち始めてきたので運転は慎重に。
山道特有のクネクネ&トンネルを抜けると、そこは県境の町、池田町でした。

 周りは木(というか森)しかありません。秋も深まった頃は紅葉がきれいでしょう。
また、初夏頃は新緑が眩しいのではないでしょうか。
光合成するにはなかなかの場所です ^-^;;

 そして最終到着地、池田町志津原。この先、道はあることはあるのですが、またもや
台風の影響で全面通行止め。迂回路もありません。
土砂崩れで道が封鎖されていました。

 ところで、志津原には『足羽川遊歩道』と呼ばれる山道があるのですが、その道中に『水観音』と
呼ばれる石像があります。この石像、足羽川上流の清流の中から発見されたものらしく、
それ以来、水の流れが尽きないようにと願いをこめて奉られているそうです。
なんだか霊験あらたかな感じがしますね。

 そしてもう一つ、『かづら橋(葛橋)』という橋があります(かつらじゃないのが惜しい)
全長 44m、幅 1.8m、高さ 12m の木製(シラクチカズラ 5t 使用)の吊り橋です。
今回は残念ながら、時間の都合で渡ることはできませんでした(有料、一方通行です)。
よく見ると、床板は雨後のせいか、とても滑りやすそうです。渡れなくてよかったかもしれません。
綱のつけないバンジージャンプなんてやりたくないですからね ^-^;;;
渡る人は、それなりの覚悟が必要な橋です(なんて本当はそんなにオオゲサじゃないですよ)。


  Epilogue     さいごに
 以上で福井県側のレポートは終了です。ほとんどが山道、または工事中という印象でした。
国道という雰囲気もあまりありません。どちらかといえば、県道とか農道といった感じです。
行きたい所を絞って行くのがポイントだと思います。ぶらぶらしてもつまらないですから。
あと、工事中の個所が多いので、道路情報を参考にするのも良いと思います。

 何もない所ですが、近県にお越しの際には、話のネタにでも一度寄って行かれてはどうでしょうか?

 そうそう、帰り道も迷いました。一本道だったのにどうしてでしょう?


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