国鉄 富山第二機関区
日本海縦貫夢とロマンの機関車展 (1985年8月9日〜10日)
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国鉄富山第二機関区開設20周年記念行事として、1985年8月9日〜10日に「日本海縦貫夢とロマンの機関車展」が行われました。展示車両は同区所属ののEF81・EF70をはじめEF65・EF15・EF64・ED76と数々の形式の機関車が全国から集められ展示されました。
EF81形機関車の試乗会も整理券配布方式で行われました。
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展示車両 EF81-1(富二)とEF81-43(富二)
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展示車両 EF81-24(富二)とEF64-1047(新長岡)
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交流電気機関車初のF形機で、ED74形に替わる北陸本線の主力機として1961年に登場しました。大容量のシリコン整流器を初めて搭載し、81輌が製造されました。1次形と2次形と高速列車牽引用の1000番台(22〜28号機改造)がありました。
展示機の48号機はヘッドライトが2灯の2次形で富山第二機関区の所属でした。
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戦後を代表する貨物用機関車で、1947年から11年間にもわたり202輌が製造されました。同時期に旅客用機関車として登場したEF58形と機器類の共通個所も多くあるものの、EF58形のように流線型ボディに載せ換えられることもなく、最後まで箱型ボディとデッキ付車体と貨物機に徹したスタイルでした。
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直流電機の系列化と構造統一化の中で、従来のEF60形を基本に貨物輸送需要の伸びに対処するため高速化と、制御方式等の改良を加えた直流平坦線用標準機として1965年に登場しました。EF65形は大きく分類すると、一般貨物用と、高速旅客用、高速貨物用、それに高速客貨用の4種類に分けることができます。
展示機の1号機は一般貨物用として1965年に製造されました。
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九州島内の電化延進に際して、ED72形とED73形の後継増備用として1965年に登場しました。九州用の1番台と1000番台、北海道用の500番台が製造されました。
展示車両の55号機は、九州用1番代で、交流標準機のED75形を基本として設計されたものであり、車軸配置をB-2-Bとして、中間台車の空気バネの空気圧を変えることによって動軸重を変更して、規格の異なる2種の線区(鹿児島本線や日豊本線)に入線することができます。
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