ことわざ・熟語 今昔シリーズ
【解説】 婚約者の父親が病気で会社経営も苦しくなり、倒産の声も聞こえてきた時に、どう対処するかで、男の価値が決ってきます。 自分の通帳を差出し「使って下さい」という男に、父親は感謝しながら言います。 「ありがとう。だが焼け石に水だよ。ただ最後に死ぬ時は横浜の夜景を見て死にたい」 その言葉通りに横浜へ連れて行き死に水を取った男の敗者の美学を称えることわざ。 今「夜景、死に水」