あとがき



 はいどーも、もくもく亭の亜美ちゃん担当ことひーやんでございます。
 一年半ぶりのコミケ、ティルトさんとの合同本となると……三年前の夏以来ですか(笑)
 初めましての方、こんにちわ。
 ティルトさんと二人で本を出す時は、毎回テーマを決めるんですが、今回は「交差」っ
てことで、元々はまことと亜美がそれぞれ全く別のストーリーを展開し、その中で共通の
第三者なり、共通の出来事が絡んでくるって話にするつもりだったんですね。

 ただ、当初のままだとあまりにも二人が離れすぎてたんで、まこちゃんの誕生日当日と
いう状況をあらかじめ作っておいて、その中でのそれぞれの行動という事に多少路線変更
しました。
 あと縛りとして「まことはみちるに」「亜美ははるかに」会うという約束事を設け、ラ
ストシーンはドアチャイムが鳴る(鳴らす)所で終わる事にし、それ以外はお互いがどん
な話を書いているか知らないままに書く事にしたんですね。まぁ、最終的に細部の摺り合
わせみたいな事はしたのですが、微妙に私とティルトさんのまこ亜美感の違いが出てるの
が分かります。
 て言うか、うちの亜美ちゃんがバージョン2.5くらいなのに対し、ティルトさんのま
こちゃんはバージョン1.8みたいな感じ。ま、あくまで私のイメージですが。

 さて、ここからは亜美パートの話について少し。久々に食べ物ネタです(笑) 実は私、
昔っからよく食べ物が中心の話だとか、話の中で食事する場面がよく出てきたりするんで
すよねー。
 で、今回も食べ物がメインになっちゃってます。まぁ、亜美の家にスープがでんっ、と
ある時点で展開的にはバレバレなんですが。まぁそんな事より、血筋と同じで、それぞれ
の家の味も、こんな風に受け継がれ混ざりあっていくものかなぁ、なーんて事を考えちゃ
ったりした訳でして。単に母親の料理、じゃなくて父方の郷土料理にしたのも、そんな意
味があったりとか。あと、別れていても繋がっているもの、なんてのを表現したかったり
とか。
 そーいや、お話の中ではるかとちゃんと会話させたのは初めてかな? まこ亜美にとっ
てはお手本と言うか、その道の先輩(笑)なので、今後とも色々絡んでほしいですね。


 ではではまた、次の機会にも皆様とお会いできる事を祈念しつつ。

                                  2002.12.25


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