あとがき という名のいいわけ

 てな訳で、実写Act21俺脳内話でした。ここまで読んで頂きありがとう
ございます。ひーやんです。


 すいません。無駄に長いうえに後半わけわかめな展開で。書いてる私もよく
分かってないかも。
 最初から言い訳なんですが(^^; 話の最初の方でも書いている通り、亜美ち
ゃんさらって来てからこの話が始まるまでの間で、洗脳は98%くらい完了し
ております。
 残るあと2%が何かと言うと、この話読むと友情っぽいんですが実はそうで
はなくて、(亜美ちゃんにとっての)論理的な証拠なんですね。友情を回復話
はACT5で早々にやっちゃってるし。
 例えるなら本物の宇宙人を目の前に連れてきてもまだ「着ぐるみじゃないの
ー」とか、「毛をむしったアカゲザルじゃないのー」とか言う人に、じゃぁど
うやったら信じるねん、ていう所の話です。
 まことが元基と談笑してるのは、そういう意味では最後の一手には弱すぎま
すよね。ただ今回のACTの場合、まことはいつものまことではなくて、亜美
ちゃんのお母さんという位置づけです。
 どこかの実写感想HPで、誰もいない部屋(誕生前)、眠る亜美(赤ん坊)、
よく食べよく遊ぶ(成長過程)ではという指摘がありまして、おぉそれならば
まこちゃんてばお母さんじゃん(この辺の発想がまこ亜美者)と思った次第。
 だからこの話のあの場面は、母親の浮気現場を娘が目撃! なんですね(^^)


 まぁそうやって考えると、あの場に元基がいたのは偶然? てことになって
きちゃったりもするんですが、そこはほれ、まこ亜美者のやることですから。
まこちゃん、元基との間にフラグ立てちゃいやん、てな心理で。
 ちなみあの場面、クンツァイトは着ぐるみクマの中にいます(いたのか!)
 そうでないと、あそこで青と緑の風船なんて手渡せませんよ(^^)
 この風船、本編でも亜美の心というメタファーでしたが、この話でもそうで
して。飛んでった方だけじゃなくて、まこちゃんに渡した方もね(この辺が…
以下略)


 この話、クンツァイトは過去のことをある程度知っている、という認識で書
いてます。自分が現在置かれている(とういかジェダやネフがベリルに操られ
ている)状況を正確に把握した上で、その事をセーラーチーム内に存在する異
分子、水野亜美に例えていると。
 あー、つまり遊園地後のクンの解説を、亜美をクンに、プリンセスをベリル
に置き換えて読むと、まぁそういうことです。その方が亜美に対する説得力が
あるかなぁと。
 亜美を狙ったのも、単に手駒にするだけでなくて自分の懐刀にするつもりじ
ゃないかなぁ。実際ムーンの時は妖魔化で済ませようとしてたのに、亜美に対
してはああなのは、水の剣を見たからだと思うのですよ。


 それはそうとこの黒亜美ちゃん、ぜったいクンツァイトのこと「さま」なん
て呼ばないと思います(^^) 多分呼び捨て。書いてて感じたんだけど、ダーク
パワーに目覚めてから、やたら態度でかいです。ベリルとでも喧嘩しそう。


 あと、なんだっけ? そうそうタイトルの話。今回は珍しくタイトル先行で
した。黒マーキュリー出た瞬間から『黒くぬれ』で話し書きたい書きたいって
思ってて、最終的に英語になっちゃいましたが(^^; UPした今でも邦題とど
っちが良かったか悩む所です。 


 でも、ここまでやったらどうやって元に戻すんだ?
 そこはまぁ、本編に期待ってことで。


                          (2004.03.05 記)

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