5/5(土)
空気が濃くなったせいか、気持ちの良い目覚めであった。
昨日の朝食の際に、ホテルからもらってきたバナナが朝食。

まずは、上海らしいところへ。
南京東路を外灘へ向かって歩く。
天気は、曇り。気温は高くないが湿度が高いのでTシャツである。
地下道をくぐって外灘へ出る。
オオッ!いびつな形のビル群が対岸にド〜ンと広がっていた。
昔、近未来都市って、こんな風に絵に描かれていたような・・
う〜ん、上海?!

観光客が集まる超有名スポットである。
当然胡散臭い連中もいる。
老夫妻が声をかけてきた。
自称、画家。日本の大学(東大他)で講義をしたことがあり、日本大好きだそうだ。
この時点で既に胡散臭い。夫婦を装っている点が安心感を与えるためだろうか・・
また、日本の大学教授の名刺(かなり古い)をたくさん持っており、見せられる。
信じさせようと一生懸命である・・
日中友好だからと言って、ちょっとした切絵をその場で作り、
パンダなどが刺繍されたグリーティングカードを4〜5冊渡してきた。
よくある手なので、お礼を言ってそのまま立ち去ろうとしたが、お礼(お金)をよこせと言う。
まるで絵に描いたような手口なので、渡されたものをすべて突き返して、サヨナラした。
こんな手に引っかかる訳がないのである。

外灘から上海博物館の方向へ戻る。
途中で、小龍包を食べる。上海といえば、小龍包を食べないわけには行かないだろう。
1セイロ、10個入で6元。美味しかった。

上海博物館へ
ここまで歩き続けたので、結構疲れ気味である。
博物館は、展示スペースが1階〜3階で、それぞれ分類がきちんとされており見易かった。
青銅器は見事、陶器も美しかったし、絵画・書も日本が大陸文化の影響を受けていることを
改めて認知することができた。
内部では、写真撮り放題と寛容?であった・・・

ホテルへ戻る途中で昼食(チャーハン)。
夕刻までの間、繁華街をぶらついて買い物などをしてすごした。

夕食は、焼小龍包で行列ができる店を目指す。
地下鉄で約1駅くらいなので歩く。
屋台ではないが、B級グルメの店が集まるスポットで、人がごった返していた。
目指す店には長蛇の列ができている。
どんなシステムになっているか良くわからなかったので、テイクアウト用の容器を
店の中のテーブルに持ち込んで食べた。
焼いたからどうなんだという感じもしたが、中の汁が美味しかった。
地元の第7ギョウザをツユダクにした感じである。

さて、満腹になったので、夜景を見に行くことにした。
やはり、上海の夜景をみないわけにはいかないのである。
朝、行った外灘を目指すが、皆が同じ方向を目指しているので、本当に大混雑であった。
歩行者の一方通行規制なども行われていた。

なんとか到着。対岸の夜景は、昼とは違って余計に近未来都市が引き立っていた。
こんなにキラキラする意味があるのだろうか・・・
こちらの岸側は、伝統的な建物がライトアップされており、ノスタルジーを感じた。
20時過ぎても大混雑であった。

21時過ぎにホテルに戻る。
荷物を整理して就寝。

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