5月3日キリンディ森林保護区へ
昨晩は、バオバブを見て気持ちよく宿に帰ったのだが、飯を注文したつもりが
うまく伝わっていなかったらしく、ビール1杯で1時間も待つことになったしまった。
それに加えて、ローカルバンドで盛り上がる宿だったので、24時近くまで
物凄い音で眠れなかった。疲れて眠いのに眠れない。地獄の夜だった。
朝7:30に昨日のガイドとタクシーが迎えが来る。宿を移る。
銀行で両替。銀行がこの時間から開いているのはありがたいことだ。
そしてエアマダガスカルでリコンファーム。
なんだか朝から調子よくことをこなしている。アフリカらしくないヵ・・・
準備が整ったので、キリンディ森林保護区へ。50kmの道のりだ。
昨日のバオバブ街道を抜けてさらに進むのだ・・・
朝、沼地では紫のはすの花が一面に花を開き、とてもきれいであった。
雨季は通れない赤茶けた未舗装道路。
でこぼこを避け、ひたすら走ること約2時間。さらに脇道を5km
キリンディに到着。
森の中に作られた隠れ家的な基地。森が好きな人にはいい所。
さて、ここに来たのは「ベローシファカ」を見るため。さっそく保護区のガイドとともに森の中へ
1時間半、森の中を歩き回ったが何もいない。方向が悪かったようだ。
乾燥しているので、快適なブッシュウォーキングだった。
とりあえず、戻って昼飯。
フランス人のグループが行った方向に、ベーローシファカがいたとのことなので、
昼飯の後はそちらへ行ってみた。
いました。木の幹にぬいぐるみを引っ掛けたような感じで休んでいる。
かわいい。じっとこっちを見ているが逃げない。
白い毛、長い尻尾。手足も長い。僕の今まで見てきた猿とはまったく違っている原猿。
この辺りには、標識をつけた「ブラウンレムール」も見ることができた。
また、夜行性のネズミレムールもいた。
ここに泊まって、ナイトサファリをするとさらに良かっただろう。
周りが森で光がないので星もきれいなはず。落ち着いて楽しめた所であった。
最初のページに戻る ムロンダバの夕日