むしろＭＩＮＩ乗りのうちでは、こわれ自慢に走る傾向がありがちで （一般的にクルマキチガイには多いですよね）
「いや〜このあいだギアボックス壊れちゃってさあハッハッハ」
な〜んて嬉しそうに語っている人を見かけたりもします。

でも最近のＭＩＮＩはオーバーヒート対策はバッチリ。 また超涼しいと有名なエアコンのおかげで夏も快適。保証します。

ただ、普通のクルマとは轍のサイズが合わないため、 ガリガリに凍った轍の上を走るときはちょっと モノレール状態になることもあります。そんなときは 轍の進む方向に、全てをまかせて走るとしましょう。ときには あきらめも肝心です。

というわけで、維持費がかかると思われがちなんですが ＭＩＮＩにお金がかかるのはそれだけではありません。
ＭＩＮＩのオプションパーツは鬼のようにありまして パーツブックをバイブルのようにしている人にとっては あれを変えて、次はこれに変えて・・・・ とまさにエンドレスの世界。世界に一台オレサマ仕様のＭＩＮＩ を目指して、みんながんばっちゃっているわけですな。

ちなみに金沢のショップＧａｒａｇｅＭＩＮＩＭＵＭは米丸中央公園近くに まるで普通の住宅のようにポツンと建っています。

どうしても困るとおっしゃる非力な方は、 ハンドルを外径の大きなものに変えるなり、 御法度といわれる内がけ回しをやるなり（ごめんなさい私やってますテヘヘ）、 ジムに通って鍛えるなりしてください。
そうそう、あとタイヤをスタッドレスに変えるとめちゃめちゃ軽くなりますよ！（解決になってない）

よく考えてみてください。ＭＩＮＩは元を正せば英国車！（今でも英国車ですがもちろん） 毛唐（古いね、言い方が）の乗り物ですよ。アジア人よりもっとデカイ人たちが 乗っているんですから全然ＯＫ！ 実際、乗ってみると結構広いんだね〜って言われることが断然多いです。

ＭＩＮＩの小さなボディには華奢でかわいい女の子が似合うって気もしますが あんな小さなクルマから身長１６８ｃｍの女がにょきっと降りてくるってのも 引田天功のマジックみたいでなかなかよいでしょ？ まあ、あんまり気になるようでしたら「ＭＩＮＩがかわいそうだよ！」って言われない程度に ダイエットでもなさってください。

わたくし思うにＭＩＮＩはメカではなくて小動物のようなものなんです。（ほんとかよ） たとえば大事なペットが病気になったって自分で手術したりはしないでしょ？ 獣医さんに連れて行って病状を詳しく説明するはずです。 ＭＩＮＩもそれと同じで（ほんとかって）調子が悪ければショップへ連れて行って 状況を説明できればよいのです。
「水温がやたらあがってものすごくゴムくさくてエンジンをきったら前からどびゃーって 黄色い汁がふきこぼれたんですぅ」
というように。

そんなメカ音痴のあなたに大切なのは、あなたのＭＩＮＩをきちんと直してくれるショップのメカニックの方に 心からありがとうと言えること、タイヤ交換をしてくれるガソリンスタンドのおじちゃんにも 手を合わせて感謝できる気持ち。それだけなんです。

心配しなくてもＭＩＮＩは乗ってるだけでオシャレなんです。 ジャージャーのあなたも、ケミカルウオッシュジーンズのあなたも オーバーオーラの私もＭＩＮＩが付いててくれるから大丈夫。 それだけで周りはあなたをオシャレな人だと認めてくれるはず！（またまた〜）

ＭＩＮＩはどんなスタイルのあなたも受け入れてくれます。 そしてあなたをちょっとオシャレに見せてくれます。 たとえばスーツ着てれば２割増、スキー場では５割増、そんな風にね。

ＭＩＮＩに乗るときはいつも笑顔でいてほしいな。 ＭＩＮＩに悲しい顔やしかめっつらは似合わないでしょ。 たとえばお気に入りのＢＧＭに合わせて、鼻唄フンフンそんな感じ。 首が縦に振れていればなお楽しげでよいと思います。

そして人様のめいわくになるような運転はしないこと。 ＭＩＮＩ、そしてＭＩＮＩ乗りという人種はなぜか十把ひとからげで考えられがちです。 人気者の常として、こよなくＭＩＮＩを愛す人がたくさんいれば なぜかＭＩＮＩを目の敵にしている人だっているのです。 あなたのＭＩＮＩが与えたメイワクのために 他のＭＩＮＩがイヤガラセされることだってあるでしょう。

だからこれはお願い。誰からも愛されるやさしいＭＩＮＩ乗りでいて欲しいな。

これって結構定説であり、当たっているところでもあり、 「え？ＭＩＮＩのオーナーズクラブ？・・・ケッ」 なんて思ってる一匹狼のＭＩＮＩ乗りの方にとっては ＭＩＮＩのクラブってすごくウザい存在かもしれません。

とりあえず私が所属するＭ.Ｏ.Ｃベーシックカーズの活動は

月１のファミレスでのミーティングで月１のツーリングスケジュールを決める。
以上

ミーティングといってもＭＩＮＩ談議に花を咲かせる（ときもあるけど）わけでもなく、 ツーリングといっても夏はバーベキュー大会だったり冬は忘年会だったり 集合台数が少なければ当日中止もありという非常におおざっぱな活動です。

それでも私がＭＩＮＩ道（「みにどう」と読んでね）に目覚めたのは やっぱりクラブに入ったことがきっかけ。 メンバーのＭＩＮＩのドレスアップとか アドバイスはすごく勉強になるし（そんなこと学習すなってか） 一緒に走るのはほんとに楽しいし（たとえどんなに遠くても！） おそろのＴシャツやステッカーもなんだか嬉しい（ガキ？）。

クラブって、そんな感じです。

これって結構定説であり、当たっているところでもあり、 「え？ＭＩＮＩのイベント？・・・ケッ」 なんて思ってる一匹狼のＭＩＮＩ乗りの方にとっては ＭＩＮＩのイベントってすごくウザい存在かもしれません。 （上からコピーすんなってか）

私はまだ大きなイベントに参加したことは数回しかないんだけれど ＭＩＮＩのイベントでやってることといえば

サーキット走行会／フリーマーケット／ショップの出店／コンクールデレガンス

などなど。 上記のような企画ものに参加しない人にとっては、なーんにもすることがなくて 「何しにきたのだろうボクたち・・・」という気もしないでもないかもしれません。 でも、たとえば駐車場やフィナーレパレードに集まるすげえ数のＭＩＮＩ、 そして全国から集まる熱いＭＩＮＩ乗りたち。これはかなりカルチャーショックです。
毎年行われる全国規模のＪＡＰＡＮ ＭＩＮＩＤＡＹ、そして夏の３０５。 他にもローカルなミニショップ主催のオーナーズミーティングって、結構開催されています。 思えば私がオーナーズクラブに入ることになったのも、 地元の北陸ＭＩＮＩミーティング初参加がきっかけでした。
初めてイベントに足を向けるのってちょっと勇気がいるかもしれない、 だけどそれだけの価値はぜったいある、と、思う。

イベントって、そんな感じです。