F1GP
観戦!
90年の日本GP、父親と行った初めてのナマF1は、心臓がドキドキしちゃうくらいの爆音、
朝日をきらきら反射するサーキットの路面と、滑るように走り抜けていくマシン、
それはもう鳥肌が立つくらいきれいで、F1ってこんなに美しいものだったのか〜って
本当に感動したものでした。
初日のフリーはまだ空いてる、とたかをくくっていたけれど
さすがに今年は三連休と重なったこともあって、鈴鹿周辺に到着した4時頃には
もうどこもかしこも渋滞!ようやく民営の駐車場に停められた頃にはもう明るくなってました。
(しかし3日で5千円とはあこぎだ)
車内で仮眠をとって(STARLETでよかった!?)サーキットへ。
サーキットホテルからパドック方向への通路は選手やピットクルーが通るため
カメラ片手の人がたまっていました。で、いちおう私もカメラを構えてみたけれど
なにしろF1はしばらくご無沙汰のNITARIN、誰が誰やらさっぱり分かんないのでした。
ハッハッハ。キャーという黄色い声でシャッターをきっては、「今の誰だったんですか?」
と周りの人に聞く始末。ワッハッハ。
しかしこんなヒットな写真も撮れたのだ。あなどるなかれ。
フリー走行が開始され、1台目のマシンが向かってくるスゴイ爆音。
ものすごい音なんだけれどそれが全然耳障りじゃなくて、むしろ
全身を包まれて心地よい感じがするんですよね。それにマシンの美しさ。
無駄のない研ぎ澄まされたスタイル。ハイテクの極みともいえるF1マシンは
たとえばMINIとは対局にあるものかもしれないけど、
ま、それはそれ、これはこれで(なんのこっちゃ)、好きなんだなー私は。
フリー走行が終わって、よせばいいのに、「やっぱり噂のスプーンカーブ見たいよね!」
と、コース一周を決行したNITARIN & KEIKO。
私たちがいたF席から、とりあえず西コースを目指すも、実際あ〜んなに遠いとは
思ってませんでした。しかも登り!これはもうハイキングだあね。とかいいながらも
結構たのしかった。めちゃエンスウみたいやん?
ほぼ1時間かけて鈴鹿一周ハイキングを終え、今度はグランドスタンドへ入り込んだ私達。
いろんなコーナーを見てきたけど、やっぱりグランドスタンドに勝るところはないかも。
夕暮れに染まるパドックは、なんだか高校の文化祭前夜を思わせるような妙な切なさが
あったりして。来年こそはここから観戦するぞ!と固く誓った二人なのでした。
まだ今日は予選だというのにこの人込み!おみやげ買うためにショップをまわろうと思ったのに
渋滞に巻き込まれ、空気の薄さにもうクラクラ! おまけにフェラーリのショップは入場制限。 まだまだF1ブームって続いていたんですね〜。知らんかった。
KEIKOに洗脳されてすっかり中野信治ファンになったNITARIN。撮った写真はしんちゃんばっかり!
フォーミュラニッポンではすごかったけど、F1ではいまいちな奴ってイメージが強かったんだけど
実際走ってるところを見ると、すごくがんばってるな〜って感じがして応援せずにはいられない。
え?右京は応援しなくていいのかって?うん、いいの。
(結局個人的好みなのであった・・・)
上記でハッキネンの写真を撮った通路で、ナマ中嶋を見ることもできました。
原チャでタリラリラ〜と走っていく姿は、かつてのF1パイロットからは
ほど遠いような・・・でもステキ〜!
この日はシビックのチャレンジカップ決勝も行われていました。
カラーリングが華やかで、なかなか楽しげ。でもF1の爆音に慣れた耳には
レーシング仕様といえどもエンジン音はプ〜ンってなもんでかわいげ。
眠気に襲われたNITARIN、
3周目あたりからファイナルラップまで意識不明でした!テヘヘ
午後1時、シグナルが赤から青に変わって、いよいよ本戦がスタート!
唸るマシンが一斉に第一コーナーを駆け抜けて行きます。ほんと一瞬なんですよね〜。
本日のWINNERはアーバインの捨て身の走りが功を奏して、赤組シューちゃん。
オメデトウ!
私の第一次F1ブームはかれこれ10年前。
真夜中に放映されるF1中継を父親のつきあいで見始めたのがきっかけでした。
クルマ音痴のNITARINだけど、憧れのセナと、今でも心の恋人の中嶋悟さんのチームだった
LOTUSのプラモデルつくって喜んでいた頃もあったんだよなあ。
中嶋さんが引退して、セナがサーキットから消えて、その頃からF1への興味は
ほとんど薄れてしまったんだけど、またあのシーンを見たいような気がして、
行ってきました鈴鹿へ!
どうせ見るなら初日のフリーから見たいよね!って普通女の子2人でしたみちで行くでしょうか。
めっちゃエンスウみたいやん?
会社から帰って急いで準備して、金沢を出発したのは夜の10時でした。
スペイン村旅行に引き続き再登場のKEIKO's STARLET GTは絶好調。(もんては却下されました)
途中、道を間違えて峠族のたまり場に迷い込み、クラッシュシーンに遭遇したのも
今となってはいい思い出!ということにしておこう。(チビるかと思った)
(現像してからメットのMIKAの文字で気づいたNITARINであった)
宿泊先のホテルが上野市というほとんど奈良!という遠いところ。
なんとJRで2時間半もかかるんです。
それでもめげないNITARIN & KEIKO。
前日は夜通し走ったばかりだというのに、
今度は4時起床でサーキットへ向かうのでありました。めっちゃエンスウみたいやん?
いよいよ本戦!この日が来るのが待ち遠しかったような、でも今日で終わってしまうと思うと
妙にさみしいような。もちろんこの日も4時起床で、朝のフリー走行からばっちり見ました。
隅から隅まで見ていないともうもったいなくて。(こうなるとエンスウを通り越してただの
貧乏性?)
もう思い残すことはないですゥ。
教訓:F1の有名選手はベンツもしくは原チャで移動する。
私の席の周囲はなぜかフェラーリファンが多くて、アーバインの突然のトップ独走、
おまけにビルヌーブブロックには大歓声。なぜか一緒になって拍手をしていたミーハーな私
でしたが、本当はしんちゃんが完走できるかどうかが気になって気になってもう。徐々に
順位をあげていたんだけど、「頑張らなくていいから、とにかく完走してくれい」って
感じでした。でもやっぱり20何周目かでエンジントラブル、リタイヤ。もうちょっと
見たかったよう〜クスン。
でもなんてったって一番カッチョよかったのは満場一致でアーバインでした。ハイ。
やっぱりF1はおもしろかった。ほんとにほんとにおもしろかった。
最近のF1は・・なんて言う人もいるけど、たとえセナがいなくても
給油制が導入されてなんだかわけわかんなくても、クルマ音痴の私でも
久々のナマF1はやっぱりサイコーでした。
ハイテクを駆使したモンスターマシン、だけどそれを操縦するのも、タイヤ交換するのも
やっぱり人間なわけで、なんだかそんなことに妙に感動してしまうのだな。
3日がかりで選手の名前とクルマも暗記して、浦島状態から脱したことだし
さあF1熱復活だ!と思ったら、あと1戦しかないんだっけ。オイオイ。
しんちゃん来年こそは完走してネ!