Muroki's Race Report 4



2001/06/10 つがいけサイクル2001 長野県北安曇野郡小谷村安曇野高原 距離17.1km 標高差1,200m

タイム:1時間17分02秒4 , 順位:男子C(31歳〜35歳) クラス 48位



6/9(土)


9:00に金沢で MCSCのたけさんを拾って 栂池にむけ出発。。 この日金沢は 「百万石まつり」で 交通規制があり渋滞が予想されるため早めに出た。
たけさんとは 初対面。 でも まったく人見知りしない明るい性格の人で、自転車話で時間を忘れ つい北陸道は 休憩なしで 糸魚川ICまでノンストップ。。
途中 国道沿いの「小谷道の駅」で 昼食。。 「欲張りそば」を注文したが おなかがあまり空いていなかったせいか、量が多く感じただけでおいしいとは思わなかった。。
13:00頃 栂池高原到着。。 体育館では 中学生がたくさんいた。。 明日のヒルクライムは強制参加のようだ。。 あんなに若くして 自転車レースを体験出来るとはうらやましい限りだ。。
受付が予定時間より 少し はやくはじまって、すぐに たけさんに手配してもらった 「ノースアルプス イン くらうど」さんに直行。。
受付では なぜか 宿泊場所を聞かれたが、自分の泊まるところを答えられなくて しどろもどろ してしまった。(そんなことまで 聞かれるとは思わなかったが 他の人も皆聞かれていたようだ)
14:00ぐらいから試走開始。。 とってもいい天気で すこし暑いくらい。。 実業団の人も結構試走している。。ペンション街?に入ってからしばらくで たけさんが見えなくなる。
ひとりで走行になったが、ハートレートモニターをみながら150bpm程度で マイペースであがる。。はっきりいって この間の 妙高より楽だ。いちおう登りだが つづらおりの後 大抵斜度が緩やかになる。妙高の場合は つづらおりがあっても斜度は一定のため、脚を休める事が出来なかった。
スキー場の途中、工事小屋があるあたり(スタートより 6km程?)で 突然 後ろから たけさんがあらわれる??
トイレに行っていたようだ。。何という余裕 すごいなあと 感心する。
中間点あたりで ラバネロ集団の後ろにつく。実業団の人は明日に備えて 無理をしないペースで走っているので、ビギナーの私でも ついていける。 しかし しばらくで ラバネロの数人とたけさんが 見えなくなる。。
このあとは ゴールまでたけさんを見る事ができなかった。でも ラバネロ4人+CWS+東京選抜パールイズミの人の後ろでいいペースで走行。。
実業団の方のヨタ話しを聞いて 後ろで笑っていたので 結構 不気味だったに違いない。。 残り 4km過ぎで 実業団の方々がダッシュ!! しかし 明日の為に ついていかない。(正確には 間違いなく ついて行けないが。。)
のこり2km手前で ラバネロの2人に追いつく。。むむむ このあたりは 実業団でも 厳しくなるのか。。 なるほど。なるほど。と 一人で感心。。あとは その2人の後ろでいいペースで登り、ゴール。。
タイムは 1時間20分ジャストあたり。。 ふむふむ この感じなら 明日はもう少しタイムを縮めて 1時間15分〜20分の間かな。。 まあ リタイアはなさそうだ。。
宿に戻り、大阪の横尾さんにご挨拶。。 レース前日に 走りすぎと 呆れられる。。 しかし せっかく早くきたら 走りたくなるのは仕方がない。。 宿のシャワーが不調のため 宿のみんなで栂池の温泉に入りにいく。
(あとで聞いたが コナさんの泊まった宿だったらしい) そのあと 夕食。。ペンション?なので とってもアットホーム。。自己紹介とかして 昔のユースホステルののり?(まあ みんな自転車乗りだし 共通の話題もあるので こんなのもいいなあ)
試走のせいか ビールがとってもおいしかったが、1本くらいで我慢。。 22:00頃まで みんなで TVをみながら 世間話をして 22:30には 就寝。。
いろんな人と知り合いになれた一日であった。。



6/10(日)


6:00 朝食。。 8:00にスタート地点に向け出発。。スタート地点まで アップダウンで4kmほどで ちょうどいい感じのアップになった。でも 横尾さん達は 朝食後 ずっとローラー回していいた。スゴイ。。
スタート地点手前で コナさんとすれ違う。。 コナさん 昨日の試走ですれ違ったって。。 気がつかなかったなあ。。 気になるコナさんの試走タイムを聞く。。温泉のところから1時間10分くらいだって。。。
昨日の試走では スタートから温泉のところまでゆっくりあがって 14-5分だったから ほとんど 自分の試走タイムとかわらないなあ。。 こりゃ 今回は負けちゃうなあと覚悟する。
スタート地点では、コバルトさん、その横には プリンスロードの表さんがいる。 表さんは 初対面だったが 昨日から 会う人みんな初対面で 少し たけさんの影響を受けてしまい お友達モードで話しをしてしまう。。
年齢別でスタートなので 集合すると 周りには COLNAGO C-40が ゴロゴロいる。。 よくみると CF-1まで。。コルナゴフェラーリは実車を見るのは初めてだ。。 まさか こんなところで実車を拝めるとは ありがたさで 思わず合掌。。
後ろには 先程のプリンスロードの表さんがいる。。 今年 初レースで 自信がなくて 1時間30分とか言っている。。 おおっ 控えめにして1時間20分位か? 一緒に行きましょうねとか愛想を振りまいていたが、スタートしてしばらくで即攻で 見えなくなった。。結局 表さんは 1時間10分前後で ゴールでもみかけることはなかった。。
で やはりスタートして すぐは 予想どおり みんな 飛ばす。。 温泉までは抑えて走るべしと言ってた たけさんまで あっと言う間に みえなくなくなる。 まあマイペースだと自分に言い聞かせてハートレートモニターを見ながら 160bpmを超えない程度で登る。。
温泉あたりで 薄紫色(藤色)のPanasonicの人の後ろにつく。うーーん この人 良いペース。。自分の心拍 160bpm前後で ギアも同じ位だ。。 シャカリキの松任谷君を自認する私は 人の後ろが得意なのだ。。 結局 ラスト3kmまで この人の背中を見続ける事となる。。 少し前を行ってもらい その人の走り方と心拍数をみながら 自分のペースを保つ。
スキー場に入ってから めちゃ速い 後発グループの人には抜かれはするが、前半飛ばしすぎて ペースダウンした人を徐々に抜いて行く。 今回は試走までしているので残りのイメージがつかめ余裕が有るぞ。。 中間点で 40分を少し切る(39分ぐらい)。。 うーん 良いペースだか少し落としすぎかなあ。。しかし 無理は禁物と自分に言い聞かせながら Panasonicの人と一緒に登る。彼には ずーっと先行して貰っていたが ラスト5kmぐらいから 彼のペースが落ちだし 私が徐々に先行するようになってきた。。
妙高の時のコナさんとの抜きつ抜かれつの時を 思い出すが 今回は少し余裕がある。。 もうあと5km切っているから頑張りましょう!!とか言って励ましたが 残り3kmで見えなくなった。
ラスト1km少し手前で 10分遅れスタートの横尾さんに 抜かれる。。 さすがに 速いなーと感心する。あとは そのままゴール。 タイムは 1時間17分前後 まあ予想タイムどおりであった。
ゴールでは コナさんと会う。 コナさんも1時間17分位だと言っている。。 ありゃ また 同じくらいのタイムだ。。 リザルトが楽しみ。。。
下山後は ゴンドラに乗って 頂上から 午後からの実業団決勝を観戦する予定であったが 激しい雷雨のため、中止。。 午前中 降らなくて良かったなあ。。
体育館に結果を見に行くと やはり コナさんとは 11秒差の僅差。。今回もわずかながら コナさんよりタイムが良かった。 たけさんは いいライバルがいて良いとは言っているが、ここまでタイムが近いと驚きを超えて運命的なものすら感じる。。。(前回は14秒差だったかな?)
実業団決勝が中止となったため 早まった 表彰式を見てから 帰宅。 途中 気になっていた 「道の駅小谷」の温泉に寄る。。 とても 有意義な一日であった。
帰ってから データをみたが見事なフラットデータであった。。妙高の時よりうまくペース配分が出来て満足。ラスト5kmを もう少し追い込んだ方が良かったかと少しだけ反省。。