Muroki's Race Report

Muroki's Race Report 13

2001/08/26 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍長野県安曇郡安曇村距離22.0km 標高差1,400m

タイム:1時間19分08秒 , 順位: 73位/464人(男子C) 総合444位/人3,198人

8/25(土)

今回は MCSCの人たちと同行。(宿は MCSCのたけさんにとってもらった)。既に面識のあるたけさん、omoさん、M.KASAIさんの他に今回事故であえなくDNSのみかみさん、M.KASAIさんの同僚の村中さんと、進宅さん(女性)の7名で乗鞍に向けて出発。
私の車には村中さんのズノウを積み込み、助手席にはたけさん。いよいよこの夏最大のヒルクライムイベント乗鞍だ。。たけさんも乗鞍に照準を合わせて練習してきたようで道中とても機嫌がいい。自転車談義であっという間に安房峠手前の道の駅へ。
前日から戦闘モードのたけさんは、肉は食べない!と断言して、岩魚刺身定食？．．ナマモノはもっとやばいんでは。。との指摘でもお構いなし。。かくいう私はうどん定食に岩魚の塩焼き食する。。食後進宅さんがどうしても飛騨牛の串焼き(200円/本)が食べたいと主張し、みんなで食べる。。(こちらはうまかった) たけさんは食べたんだったかなー。
14:00頃乗鞍に到着。受付をすませ、今夜の宿に。。宿はペンションありす。どうやらライダー(オートバイのほう)客がよく使う宿のようだ。。
で、あづみののkenkenさんの弟さんを加えた 7人(みかみさんはなんと日帰り)で、3部屋という割当て。協議の結果、 omoさん、進宅さん、私で3人部屋。たけさん,kenkenさんの弟さんのあずみの部屋、M.KASAIさん、村中さんの同僚部屋となった。 omoさん、進宅さんは昨年の乗鞍でエピソードがあったようで、少し居づらい。。(二人のお邪魔をしてはいけないなあと少し気をつかう)
荷物を部屋において、自転車を車から降ろしてセンサーチェックに再度会場にむかう。しかし、村中さんの自転車のスポークがとんでいた。。移動の時かなーと少し気になる。。でも M.KASAIさんが知り合いからホイールを手配してくれたようだ。
会場ではマウンテンバイカードットコムの一大勢力が幅を聞かせていた(笑)。あの青いジャージだけで30人はいそうな感じだ。。サイクルスポーツとかの取材もスゴイぞ!!
センサーチェックとマウンテンバイカードットコムOFFを終え、再び宿に戻り、入浴後、食事。。 omoさん、村中さん、M.KASAIさんと私のアルコール組と Kenkenさんの弟さん、たけさん、進宅さんのノンアルコール組と席をわけ(たけさんはビールを飲まない。。) 乾杯!!
いままで好敵手コナさんと一緒のときは飲みまくりだったけど、みんな 1杯しか飲まない。(少し不満) 周りのお客も明日のレースに備えてか飲んでいる人は少ない。。これはコナさんには耐えられない環境だな。。。と一人おもう。。。しかし村中さんには十分な量だったようで、彼はフロアで爆睡してしまう。。。

8/26(日)

5:30 起床。しばらくで食事。。その後会場に向かう。。会場へは約1km程度の坂。アップにはちょうどよい。到着と同時に私の出場予定の男子Cの列に向かう。すでに前から10列位が自転車で埋まっている。ウィルワークスジャージの人の後ろに自転車を置き、男子Dクラスの兄者かんたろさんに挨拶にいく。(今回は自転車もジャージもメットも合わせたまさに兄弟状態なのだ!!) かんたろさんの横には ttさんが。。するとやはり話題はコナさんのことになる。。あれだけ入れ込んでいたのにさぞかし残念だろう。。とみんなで気の毒がる。
チャンピオンから順にスタートが始まる。スタート数分前に前から3列目くらいに目標あんどさんを発見。。「あんどさん」と声をかけてみるが全くきずかなかった。。ふと気がつくと横には同じ C40 OOF(DURA仕様)の人、後ろには同じフレームでLXの赤の人と私の周りは成金ゾーンになっている。隣の 00Fの人のフレームをよくみると同じようだかエルネストコルナゴ氏のサインの位置が逆である。。まさかバッタモンか？と思うがラグの処理といい、塗装といい、素人目にはそれ以外違いが分からない。。隣人にはイタリア人はいい加減だから少々の事は気にしないんでしょうと言うことで解決。。
そんなこんなでスタート一分前でHRMをスタートさせ、レース開始。。序盤は飛ばすと聞いていたが、たいしたことはない。どんどん前にでる。。しかし集団走行には前スタートの人たちが障害となってとっても走りにくい。スタートから 1kmほどのところでたけさんに抜かれる。まあこれは仕方がないそもそもの実力が違う。抜かれる際に「たけさん頑張って!!」と声をかける。
そうこうして気がつくと三本杉のバス停のところの給水所だった。ここまで心拍数も 170も超えない状態で全く給水など不要だと思い、折角なので紙コップの水をかけてくれとボランティアのお姉さんに頭の上から水をひっくり返すジェスチャーする余裕まであった。お姉さんもすぐ理解できたようだか、水を頭からかけるのではなく、顔にむけてあびせられたような状態であった。。幸い私の後ろには影響なかったようだが、その水はとってもcoolで、すっごく後悔した。
ゲートみたいと所をすぎさあここからが本番のヒルクライムだ!! と気合を入れ直す。一つめのリフトの下を過ぎ、右に曲がるところで後ろからあんどさんが笑いながら抜いていった。。あれ？なんで？正直あんどさんを抜いた記憶がなかった。あんどさんについていこうと少し頑張るがあんどさんもペースを上げているようで追いつかない。。まだ半分も消化していないのに無理は禁物だ。。今までの試走経験より、12km過ぎで失速するのであんどさんの追走をすぐにあきらめる。
中間地点のタイムは 37分前後。。タイムをみて驚く。。本当かこりゃこのままのペースならゴールタイムは 1時間15分を切るぞ!! きっとオーバーペースなのか？とHRMをチェック。。心拍数は 160前後である。。うーんおかしい。いつもより 10位低いぞ？と疑心暗記に陥りながら冷泉のつづらおりに突入。。２つ目のつづらあたりで、うしろからプリンスロードの（三味線）表さんに抜かれる。。なんと抜かれる際に「あんたどこのジャージ着とりんね？」(兄者と合わすためにバイクシステムのチームジャージを着用)といわれ、さらに「C40が泣いとるぞ!!」と追い打ちをかけられてしまった。(T_T) 三味線表さんもビギナー相手に大人げないと思ったが、着いていこうとペースを少しあげるとあちらも上げるようだ。。まだまだ自力ではかなわないと思うのですぐにペースを戻す。三味線表さんは結構意識しているようで何度も振り返っていた。。やばいなあ。。レポートで三味線って書きすぎたか？　あの人マメにチェックしてるみたいだしな。。とどうでもいいことを気にしながら森林限界地点に突入。
今までのヒルクライムレースでは大抵自分と同じ位のペースの人をペースメーカにしていたが今回はなぜか同じ位のペースの人がいない。。しかも今までのヒルクライムにはなかったほどの人数で抜いても抜いてもペースダウンしている人がいる。ラスト2.5kmくらいで道路中央でいきなりふらついた人に接触しそうになり、つい「遅いのなら端に寄れ!!」と叫んでしまった。うーーん我ながら表さん以上に大人げない。。(笑) きっとあの人も限界だったのに。。と反省。。
それからゴールの頂上が見えるようになり、周りを見ながら走る。(あとでもう少し追い込めば良かったと反省) ゴール手前で数人を抜いてゴール!! タイムは 1時間20分チョイ。。1分前に計測開始したから、1時間19分台かな。。
なんかあっけなかったなあ。。と思いながら荷物をバスに取りに行く、まだ同じクラスの人はあまりゴールしていないようで、荷物で埋まったリュックの捜索に手間取る。ゴール地点付近でたけさんに遭遇。。どうやらいタイムだったらしい。とても満足そうだ。。知り合い数人に合い。周りの様子をうかがう。。次から次へとゴールしており、頂上は過密状態になってくる。係の人はすぐにでも下山して欲しいらしく、下山のアナウンスを繰りかえししている。さすがに 3000m近い高所とあって気温も低く寒くなってくるし、開催者もはやく下山して欲しそうなのでゴール後しばらくで下山開始。。
多分最初の下山グループに混じってスタート会場まで戻る。スタート会場でうろうろしていると MCSCの進宅さんがいる。。進宅さんは宿から会場までの登坂で気分が悪くなったようで DNS らしい。何やら肝臓を壊したらしく(酒の飲み過ぎか？）とても残念そうだった。。
MCSCのメンバーが全員下山したところでいったん宿に戻り自転車を車に積み込み、入浴。何やら MCSC関係者が優勝したらしく(女子B)、表彰式をみていく。表彰式はあいにくの雨。。ここで雨男パワー炸裂!! とうやら晴れ男さわやさんが帰ったからからかな？と思う。
　帰りの道中は、再びたけさんが助手席である。さすがに肉・酒を絶っての乗鞍だっただけに会心のタイムだったようで、非常にご機嫌だ!! こちらまでうれしくなってくる。何やら来年に向けての練習会の計画まで考えているようだ。。おそるべしたけさん。
今回の目標であったあんどさんは 1時間16分だったそうだ。しかし美ヶ原で 6分27秒差が 3分5秒差になった。次も目標あんどさんだ!! 頑張るぞ。おー!!

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