Muroki's Race Report 3



2001/06/10 美山サイクルロード 京都府北桑田郡美山町 距離22.4km 高低差110m

タイム:36分44秒1 , 順位:C3 81位/132人



5/26(土)


15:30頃にコナさんよりDNSの電話連絡がはいる。天気予報も京都北部の明日の降水確率は60%ある。道もわからない(コナさんについていくつもりだった)し、自分もDNSにしようかどうか迷ってしまう。
仮に土砂降りでも きっとレース開催の為に尽力している方々もいるだろうし、なにより 雨くらいで出走しなかったら後々後悔しそうなので、一人で行く事にする。
当初、当日の早朝に出発予定だったが、コナさんの掲示板でのアドバイスどおり レース当日の長距離移動をやめて 17:00頃 自宅を出発。
途中 金沢で いきつけの自転車屋で無駄話をする。店のメンバーは平村(富山県)のMTBレースにいくようだ。。
金沢西IC近くのコンビニで 補給食等を買い込んだ後、20:00頃 北陸道に入り 一路 美山町に向け出発。
敦賀ICをおりて、国道27号線へ。。小浜市に入り162号線にのる。名田庄村に入ると 対向車どころか 視界には 車一台いない山道をひたすら走行。。 本当に到着出来るのか不安になる。。
23:00頃 美山町に到着。スタート地点の駐車場には 自転車を積載した同志が何台か駐車しているが、深夜にも関わらず、JAの自販機前には うんこ座りをした怪しげな兄ちゃん数人と 明らかに自転車乗りとわかる脚のあんちゃんがたむろしている。。異様な光景だ。。
せっかく事前についたので、コースを試走しようと思い車で走行。。 明日がレースなので コースの指示看板もちゃんとついいて コース図をみなくてもわかる。。サスガは京都車連。。準備がいいぜ。。
九鬼坂(?)に
入ると 少し騒がしい。コーナには若い兄ちゃんが何人もいる。。そのうち後ろの方から はやくどけと言わんばかりに ギュルギュルとドリフト音と爆音を響かせながら いかにもという車が あおってくる。
ここは 公道である。少々の煽りにも私は動じない。逆に「おまえら 危ないやんけー」と注意しようと思うが、昨今のニュースでは、それだけで殴り殺される世の中らしいので 小市民の自分としては 我関せずとマイペースで上がる。
うーん 田舎の若者(自分も田舎ものだが)は こんな事しか 楽しみはないんやなーー。 JAの前の兄ちゃん達もきっとこの仲間だな。。この辺 あそこぐらいしか自販機なさそうやし。。 なんか可哀相やな。。そんに すること なかったら自転車のりなされ!! 健康的でいいぞー と思うワシであった。
そうこうしているうちに、試走の11.2kmをがおわる。さすがに車だと 全然 感覚がわからない ドリフト族(?)の兄ちゃんのせいで よう坂もわからんかった。(泣)
駐車場で 仮眠している車の横につけ 自分も仮眠することとする。。 さすがに車中泊はキツイかと思っていたが、ビールを飲んだら熟睡してしまった。。。。
深夜 2時30頃 ものすごい雨の音で 目が覚める。。うーーん 明日は 予想通り 雨のレースやな。。みんな出走するんかな。。 それよりレースあるんかい。。と 心配するくらいの雨であったが、運転の疲れか再び熟睡モードに入る。




5/27(日)


6:30頃 目が覚める。。車中泊の割によく寝れた。。満足。。。 しかし天気は 相変わらずの雨である。。 にもかかわらず 続々と自転車を積載した物好きな皆様方が集合してきて しばらくのうちに駐車場は一杯である。。
7:00過ぎに 昨日 金沢西インター近くで 購入した コンビニ弁当で朝食。。さすがに朝からビールは飲まない(当たり前か!!)。弁当を食べているうちに雨が弱まりはじめ、8時過ぎには あがってしまう。。 これも 私の行いの良さのせいかと思っていたが、後に 美山に自転車競技の神様が 美山に御降臨なされていたせいだと知る。(神様 ありがとう!!)
そうこうしているうちに いよいよ 私の出走する C3 の招集場所にいく。前から3列目位の位置につける。後ろには お揃いの黄色いピナレロのBALBA(福井県)の兄ちゃんコンビが面白く話している。。おかげでスタート前の緊張感は全くない。。
いつの間にか 9:15の スタートである。。朝方の雨で道路は少し濡れているが、走行には問題ない。 しかし あの雨にもかかわらず集まったメンバーである。さすがに速い。。スタート時には先頭の方にいたが、ずるずると後ろに下がる。
最初の緩やかな上りの終わり頃には 前には大集団。。もう後ろの方である。後ろには ほとんどいない。(泣)
九鬼坂の手前あたりから、たれてきた方々を抜けるようになる。。 九鬼坂では 結構 抜いたような気がする。。 頂上をすぎてからの下りは まだ路面が濡れていてビビッて 十分に踏み込めなかった。前述のコナさんの掲示板では ここで70km/hオーバーらしいが、ビギナーの私には到底無理な話しである。
2周目に入り、前の大集団のスピードが落ちてくる。頑張って 踏み込んで 前に追いつきそうになるが、追いつきそうで追いつけない。。
九鬼坂の手前の直線で 後発(1分遅れスタート)のシニアのトップ 2人に抜かれる。。40過ぎているのに バケモノのような連中である。後ろにつこうと思ったが フェアではないので やめる。(というかあのスピードにはついて行けないなあと諦める)
2回目の九鬼坂の前の橋のあたりで シニアの先頭集団に吸収され、シニアの皆様と一緒に登坂。。 いやあ 最近のオヤジはすごいなあ。。 うちの会社の だれたジジイどもと同じような年とはとても思えない。。 京都美山町の山中にてしみじみしながら 登坂を終える。
頂上を過ぎると同時に 周りのシニア連中が 鬼のように飛び出していく。 怖くないんかなー。。 ワシは怖い。。 あんな連中はきっとおかしいんやと勝手に決めつけ 再び 1周目と同じように安全重視で 坂を下る。やっぱり人間は自分に正直に生きなあかん。 無理したらだめや。
坂を下ったあと、数人を抜いてゴール。。 ウーン 途中で シニアと入り乱れたため 自分がどのくらいの順位かつかめない。。でも 少なくとも半分より下は確かだ。。 まあ 怪我もせずレースを終えたのがなによりと 一人納得。。
レース後、コミニケーションボードでリザルトを確認 81位/132人だった。 終始 集団から切れての走行で ロードレースに参加したとはいえないなあ。 まだ 自分の脚力では C3は 厳しいようだと 自分の力を再認識した。
レース後は 補給食をかじりながら C1&U23の 皆様方の レースを観戦。。 さすがに C1の皆様は 別次元の走りである。。

ハートレートモニターデータ
リザルト