Muroki's Race Report 7
2001/07/20 エキップあづみの乗鞍TT 長野県安曇郡安曇村 距離22.0km 標高差1,400m
タイム:1時間32分58秒 , 順位: 25位/40人
7/19(木)
本日は休暇。本当は 富山に出張の予定であったが 少し無理を言って変更してもらった。 何せ Newマシーンの引き取りと 乗鞍試走のリベンジがかかっている。
とはいえ カツリーズさんは 午後からじゃないとあかないし、今日中に乗鞍に着けばいいから 午前中は ゆっくりして とりあえず ジムで エアロバイクを20分だけこぐ。20分だけだが 負荷は240W〜250W,ケインデンスは100rpm以上で回しているので、汗だくになる。
昼食をすませてから 銀行にいって お金をおろして カツリーズさんへ。。
Newマシーンと初対面。あれ 一応ディレーラーやハンドルはついているし、ホイールもあるけど まだ 完全に組上がっていないぞ。。
成田さんに聞くと いろいろ忙しくて まだ完全に出来ていないとの事。。 2時間もあれば。。と言っていたが すぐに乗るわけでもないので 別に明日以降でいいよ という事で 乗鞍にむけ出発!!
前回の試走会(7/8)では コナさんにすべて運転してもらったので 道に少し不安があったが、何事もなく 20:00過ぎに 自然保護センターの駐車場に到着。。20:00を過ぎると有料林道(420円)の料金ゲートが開けっ放しでオヤジがいないので すこし儲かった。
何台か車中泊の車がいるようだか 夜なので 迷惑を掛けないように 車のライトを消して 途中のコンビニで仕入れた 麦酒パワーで しばらくで 熟睡。。。
7/20(金)
4:30 起床。 さすがに 早く寝ただけあって 早く目が覚めた。 まだ 夜も明けておらず、周りも寝ているようだ。 昨日は気づかなかったが 駐車場には約30台もの車がおり、皆車中泊のようだ。。(うち屋根に自転車が乗っている車は2台)
しばらくボーっとしているうちに 夜も明けてきて 登山目的の人々が 動きはじめた。。自分もどうしようかと思っているうちに 6:00頃になる。。(時間感覚がいい加減。半分寝ぼけていたようだ)
天気は上々。。これで 雨男も返上だ。。コナさんに雨男の称号を委譲しよう。。とりあえず メシだな。。と 乗鞍岳をバックに 昨日 仕入れた コンビニ弁当を食す。
モタモタしているうちに 自転車を積載した車が徐々に集まりはじめる。。どうみても エキップあずみのさんだ。。 さすがにみんな仲間のようで 全くの部外者が 入る余地がなさそうである。。前回 一緒に走ったkenkenさん兄弟も不参加のようだ。 こんなことなら あづみの石川支部長のたけさんを無理にでも連れてくればよかったなあと少し後悔する。。増殖するあずみの軍団にビビッているうちに あんどさん現れる。。私には 救いの神だ。 ようやく話せる相手がきた。
あんどさんの第一声は 「muroさん もう一本走ってきたんですか?」であった。 何か 勘違いしているようだ。。完全に私を坂馬鹿だと思っているようだ。 確かにみんなが来る前に登ろうかなとちょっとだけ思ったが 今回は 一人だったので まず情報収集と様子を見ているうちに 走り損ねただけなのかも知れないが、大人の私は 遠足中止を我慢できない子供みたい(笑)ことはしないのだ。。(でも コナさんと一緒に来ていたら自信なし。。 二人でいるとつい 走ってしまう)
まず 大石さんから TTの注意と説明。スタートは 8:30予定で 前半組は30秒間隔、後半組は1分間隔。(遅い私は 当然前半組) ちゃんとサポートカーも出るし頂上までの荷物も運んでくれる。スゴイな。。さすがは エキップあづみの。。。
で 17番目に私のスタート。スタート地点で 大石さんに 「ARAYAのフレームって珍しいね」って 褒めてるんだかどうだか判断が難しいコメントをいただく。。お姉さんの合図で緊張感のないスタート。。
どうやら出走順は 申告タイムが遅い順のようである。。 あんどさんは 抜かれないぞ!! と 前回のコナさんの意志を引き継ぎ 快調に進む。ケインデンスも85rpm以上を心がけ いい感じである。
しばらくで 一人抜き、二人目の抜こうと思った時、「プシュー」という音とともに悪夢の瞬間がやってくる。すぐに 空気が全部抜けなかったので近くに もう一台かと思って あーあ可哀相にと思っていたら、リアの空気が抜けてしまった。。 なんやワシかい!! よりによってこんな時にパンクとは。。
最初 リタイアしようかと思ったが 何せ往復7時間ちかくかけて乗鞍まできて 2kmも走らないうちに帰るのでは 何をしにきたのかわからない。サポートカーもあてには出来ない。。 後からのスタートの人にどんどん抜かれる。。しかしみんな優しい人で 何か声を掛けていってくれる。。(でも だれも泊まらなかった(T_T) まあ タイムトライアルなので仕方がないのだが) 不幸中の幸いで 日頃レースでは持参しないスペアのチューブラをたまたま持っており、パンクしたタイヤをはがして リムセメントなしで 予備タイヤを装着して リスタート。。
途中後発の数人に抜かれる。随分後半のスタートの人なのでついて行けるはずがないが、せっかくなので 抜かれる際に 走法を観察する。やはり 速い人は 85rpm以上で回している。 手の位置も ハンドル上部のセンター辺りを握り 上体を起こして 走るのが良いのかな? いずれにしろ もうどん尻だろうし まあ もう抜かれる事はないな と気が楽になる。。 しばらく走って 三本滝のところで ゲレンデ沿いにあづみのジャージが見えて もう できるだけ追いついてやると俄然やる気がでる。。
コナさんの1時間27分を抜くために持参した エナジーエクスプロージョンをちびちびして ケインデンスと心拍数を見ながら 登坂。。 しかしながら やはり 冷泉小屋少し手前(13km位)から 前回同様 ケインデンスが落ちる。。今回は 26Tなので 前回より楽だが どうしてもケインデンスを維持できないなあ。。。(もっと修行が必要だ) だれしもが同じようで 冷泉小屋あたりから あづみの人が前にたくさん現れる。。みんなきつそうであった。。やはり 遅いひとは ギアを数枚残して 重いギアで ゆっくり回しているみたいだ。。
自分も26Tで できるだけ早く回す(もう85rpmは維持できない)よう努力して走行。。 尾根に入ると 車が大渋滞。 走り方どころではない。やはり 今日から夏休み突入ということで マイカーで 畳平の駐車場が一杯になり駐車街のようだ。
左側は 車の列だし、対向車も来るので 安全な速度で登る。途中 車のすれ違いのために 足止めもあったが 1時間32分58秒でゴール
目標のコナさんのタイムに届かなかった。。 しかし 本番では リベンジを誓い 乗鞍を後にするのであった。。
ハートレートモニターデータ
リザルト