介護保険要介護認定・要支援認定申請代行手続の
改善について(お願い)




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  •                              富福研   第 1 号
                                 2004年 1月14日

    富山市介護保険課
    課長 ○○ ○○ 様
                                  富山総合福祉研究所
                                  所長 塚  本   聡



        介護保険要介護認定・要支援認定申請代行手続の改善について(お願い)

     時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
     さて、首記の件ですが、介護保険法の居宅介護支援事業者として富山市在住の方の要介
    護認定・要支援認定申請手続きの代行を承る立場から、以下の改善を要望します。ご多忙
    とは存じますが、ご検討の上ご高配を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

                        記


    要望事項

     申請手続を代行する居宅介護支援事業者から求めがあった場合は、介護保険被保険者証
    の代わりとなる受給資格証明書を、認定申請前に同居宅介護支援事業者に託け、被保険者
    証と同時引き替えで申請者に同証明書を交付できるよう取り扱いを改善する。


    理由

     現行の事務取り扱いによれば、申請代行者が一旦申請書といっしょに被保険者証を申請
    者から預かり、介護保険課に申請書を提出する際に被保険者証を添付提出、受給資格証明
    書は認定調査時に認定調査員が申請者宛届ける事とされています。
     しかし、申請代行者と認定調査員は制度上本来それぞれ別個の立場であり、公正中立の
    観点から申請者が誤解を生じないように配慮すべきでありますし、そもそも受給資格証明
    書は被保険者証をお預かりする代わりに遅滞なく申請者に交付すべきものです。被保険者
    証は介護保険制度が目指した権利性の実現を象徴するものであり、その取り扱いは厳格で
    なければなりません。
     そこで、申請書作成のための訪問に先立って申請代行者が受給資格証明書を介護保険課
    から託かり、申請者から被保険者証の提出を受けると同時に同証明書を申請者に交付でき
    るよう、取り扱いの改善を求めるものです。






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