富山市障害者計画関連情報
1998.06.28.
このコーナーでは、富山市障害者計画に関する情報につき、ご紹介申し上げたい
と思います。
(1)第一回富山市障害者計画策定懇談会開催結果
日 時:1998年6月11日(木)
場 所:富山市役所8階801会議室
参加者:社会福祉課長、同課障害福祉係3名、市内関係団体代表等
内 容:障害者計画の策定及びアンケート調査の実施につき市側の説明及び意見聴取
意 見:当日各団体より提出された意見の概要は以下の通り。
・団体からの意見聴取は今年11月までに区切らず、骨子、案などができる
各段階ごとに行うべき。
・実態調査の対象をサービス利用者本人だけではなく、家族、サービス供給
機関、一般市民に拡大して総合的な判断を行うべき。
・視覚障害者は墨字が見えにくく、点字を読める人も少ない。録音による調
査も検討されるべき。
・計画を作るのは良いが、却ってサービス低下になる場合が多い。少なくと
も計画の水準が現状維持となるように望む。
・各団体代表1名に限らず、若手の生の声も聞いて実態に沿ったものを作っ
てほしい。
・調査にあたっては、身体障害者更正相談所相談員等を活用すべき。
・具体的な数値目標を定めるべき。
・県の障害者計画は建物・施設が中心だが、市の計画は地域福祉を中心に策
定されたい。
・福祉サービスの選択の自由が確保されるよう、多様なメニューを揃えてほ
しい。
・調査にあたっては、独居知的障害者などへの配慮を求める。
・策定委員会の中の2名は公募方式で一般市民の参加を募る事はできないか。
・家族会などで積み上げてきた実態調査結果なども計画に活かしてほしい。
・策定委員の中に学識経験者を加えるべき。
・聾唖者を対象とするアンケート項目が少なすぎる。また、現状のサービス
や制度を知らない人が多いので、調査実施時に説明等の配慮を求める。
・福祉課だけではなく、各課から出席する事により、トータルで障害者の
意見が反映される行政となってほしい。
・自由記述項目が統計処理上どのように扱われるのか気になる。
その他:各団体には事前にアンケート票原案(身体障害者用、知的障害者用、精神
障害者用の3部)が郵送された。アンケート項目については再検討を求める
声があった。
(2)今後の日程(案)
1998年
6月 策定委員会開催(計画策定の概要と調査実施について)
策定懇談会開催
団体からの意見聴取(11月下旬まで)
7月 実態調査の実施
8月 調査結果の集計と分析(10月下旬まで)
9月 既存事業の評価(2月上旬まで)
11月 策定委員会(調査結果について)
策定懇談会開催
1999年
2月 施策目標骨子の作成(3月上旬まで)
計画骨子の作成(3月下旬まで)
4月 計画案の作成(8月下旬まで)
策定委員会開催(計画骨子について)
策定懇談会開催
9月 計画書の作成(11月下旬まで)
策定委員会開催(計画案について)
策定懇談会
(3)懇談会委員選出団体
01)富山市身体障害者福祉協議会
02)富山市肢体障害者協会
03)富山市視覚障害者協会
04)富山市聾唖福祉協会
05)富山市内部障害者協会
06)富山市リュウマチ友の会
07)障害者(児)を守る富山市連絡会
08)富山市肢体不自由児(者)父母の会
09)富山市言語障害児をもつ親の会
10)富山市心臓病の子供を守る会
11)富山市障害児父母の会(こばと会)
12)傷痍軍人会富山市支部
13)障害者の地域問題を考える会
14)富山共同作業所ラッコハウス
15)富山生きる場センター
16)富山市腎友会
17)富山市手をつなぐ育成会
18)富山市自閉症児(者)親の会
19)日本てんかん協会富山市分会
20)泉会
21)谷野ござん会
22)常願寺病院家族会橋の会
23)やすらぎ会
24)フレンドリーハウス守る会
25)富山市南部地域家族会らいちょう会
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