ホームページ開設者からのご案内2000



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  • 2000.06.11.

     6日遅れての定期更新となりました。一部情報のご案内が間に合わなかったシン
    ポジウムなどがあり、申し訳ありませんでした。同情報は、メーリングリストでは
    事前に配信したのですが、HP更新はどうしても遅れがちになります。確実に情報
    を得たいという方は、是非メーリングリストへの登録をお願い申し上げます。
     介護保険が二ヶ月目を迎えました。公平中立を尊重する立場のケアマネジャー有
    志の間では、ケアマネジャーを第三者機関から選ぶよう消費者に呼びかける運動の
    必要性につき議論され始めています。つまり、Aという事業所のヘルパーとBとい
    う事業所のデイサービスを利用する予定であれば、ケアマネジャーは、AやB以外
    の事業所から選ぶという呼びかけです。イギリスのように公務員でもなければ身分
    保障もない日本のケアマネジャーにとって、制度による担保なしで公平中立を貫く
    事はきわめて困難です。ケアマネジャーが所属法人の利益優先ではなく、利用者本
    位を貫くため、また、アドボカシーを保障するため、現行の介護保険制度を前提と
    して考えられる最善の対策が、ケアマネジャーを第三者機関から選ぶという選択な
    のです。将来的には、所属法人のサービスを利用しないケアマネジメントの報酬を
    利用するそれよりも高めに設定し、また段階的に前者の比率を高めるよう行政指導
    を行う事によって、第三者機関化は可能です。この呼びかけ案については、現在関
    係者の間で推敲中です。


    2000.05.07.

     2日遅れての定期更新を行いました。当方の所属する支援センターは、何とか介護
    保険の報酬請求を伝送で行う事ができましたが、各事業所の動きを見ていると、ソフ
    トが間に合わず手書きになるなど、ゴールデンウィーク返上で対応するところもあり、
    混乱しました。国保連の窓口は閉まっていたものの、電話による相談はゴールデンウ
    ィーク中も対応しておられました。現場はいずこも大変ですね。
     さて、メーリングリストの方ですが、ご案内申し上げた方のうち、当方と当方所属
    の支援センターを除いて8名の方よりご参加をいただきました。これから少しずつ参
    加いただける方を増やし、ネットワークとしての機能を高めていければと思っており
    ます。


    2000.04.15.

     ついに介護保険がスタートしました。3月の現場実務は、厚生省からの解釈通知が
    遅れに遅れたため大混乱しました。土日夜間も残業して介護支援専門員が行ってきた
    ことは、ケアマネジメントではなく、介護保険給付管理でした。給付管理に必要な限
    りでケアマネジメント資料を作る、つまり、ケアマネジメントなしの書面だけのつじ
    つま合わせが横行してしまいました。これでは、利用者も混乱しますし、ケアプラン
    実施機関も混乱してしまいます。いずれ落ち着いた時点で問題整理を行う必要がある
    ものと考えています。初回報酬請求期限の5月10日までは予断を許さない状況と思
    います。
     例によりHP更新が遅れ、皆様にご迷惑をおかけしている状況ですが、それにもか
    かわらずメーリングリストを作ってしまいました。「連絡会議ニュース」配信は一方
    的なDM配信でしたが、メーリングリストにする事で、さまざまな情報の交換ができ
    るのではないかと考えた次第です。いまだ本格稼動していませんが、興味のある方や
    ご協力いただける方は、目次ページに入り口がありますので、ぜひお立ち寄り下さい。


    2000.02.16.

     とうとう5ヶ月近く更新をストップしてしまいました。この間に講演会等の情報を
    いただきながら掲載できなかった方々には、深くお詫び申し上げます。さしあたり、
    目次ページ下欄から、いくつかのご案内を復旧しましたので、そちらからご覧下さい。
    順次、各団体等のコーナーを更新していきます。
     介護保険準備作業で連日残業となり、このところ疲労がピークになっています。本
    来ならば、政府の方向修正(家事援助につき家族同居で制限を設けるなど)に対して
    きちんと批判したいところですが、目下のところ余力がありません。介護保険は、近
    い将来若い方々の制度にも影響を与えますので、障害を持って地域で「自立」する事
    の価値と家族同居を制限条件とするサービス体制の矛盾などは、とても重要なテーマ
    になると考えます。それにつけても時間が足らない・・・。