2003.8.16


ペルーの旅その5
クスコの町はとてもとても美しい。教会や石畳。どうして、こんなに高度の高いところ(富士山よりも高い)にこんなに街すばらしい街を作ったのだろう。
サクサイワマンの遺跡。
カミソリ一枚隙間に入らない石組み。平面だけが入らないのじゃなくて、右も左も後ろも下も上も、みんなカミソリ一枚入らない。
ガイドのラケールさん。大きな大きなこの石は、多くの気を出しているという。ラケールさんは現地ではとても有名な気を扱う人でもあるということでした。優しくてそして、冷静。スペイン語と英語を使う。阪根さんやてつやさんがそれを訳してくださいました。
タンボマチャイの遺跡で、お店を出している子供さん。お人形や、ショールなどインディオの人たちが手作りしたものが売られている。子供たちはどこでも、働き者。
 阪根さんが「バスの中で「観光地に品物をおろせるインディオは現金収入があるから豊かなほうだ。物々交換だけで生活しているインディオはとても貧しい」と教えてくれた。
タンボマチャイの遺跡で私の目を引きつけて離さなかった物がある。それはインディオの人形の一人。色鮮やかな服を身にまとった人形の多い中、その子だけはシックな茶色を基調にした服を着ていた。つくりもとてもどっしりとしっかりし、まるで「連れて行って」といういように私を見つめた。手に取ればやはり身体は綿をしっかりと詰められて重い。足はひざやふくらはぎまである。「5ドルだけど4ドルでいいから」・・・じっと見つめていると物売りの女の子が交渉を始める。こんなにしっかりとした人形を作るのはどんなに大変だったことだろう。そばにいたてつやさんが「きっと買値は3ドル50セントほどだろう」と。