2003.8.15


ペルーの旅その4
毎年、小林さんの奥様、あいこさんは夏のこのツアーでお誕生日を迎えられます。今年のお誕生日は阪根さんが、用意してくださったケーキでみんなでお祝いをしました。あいこさんと、おめでとうというプレートのついたケーキのお皿。
今年はうさぎのぴょんたじゃなくて、プーさんを連れて行きました。旅はプーさんと、そして、小さいくまのダーダちゃんと一緒でした。
クスコ行きの飛行機の中「アンデスの夜明けだ!!」と前の座席に座っている阪根さんが叫びます。後ろの席のてつやさんが突然真剣なまなざしでお仕事モードに突入。シャッターを切り出します。隣のyamaさんとけいこさんもさかんに「美しい」とさかんに言いました。インカのお日様をあびて窓際に座っていた私のほおが温かかったです。ケチィア語でインティは太陽。インカは太陽の子です。そして、インカのお金そるもスペイン語で太陽という意味だとか。霊峰サルカンタが雪をかぶった姿も見えました。
クスコの街が見えてきました。標高が富士山よりも高いというこの街は上から見ても、実際に降りても、そして、夜の姿も本当に美しいです。一時間ちょっとで、リマから飛行機でこの標高に降り立つのは、とても危険なこと。高山病にかかってしまうから。とにかく、ゆっくり歩いて、大きく息を吸って、そして、お酒は飲まないで、それから、お風呂にもはいらないで・・・いろんなことを注意しないと中には命を落とす人もいるそうです。確かに、空港に降りたとたん、動悸がはげしくなりました。
まずは、何日か後に泊まるホテルで一休み。民族衣装につつまれた少年が、ウェルカムティー・コカ茶のカップを差し出してくれました。コカはコカインの原料となる葉っぱにお湯をそそいでいれたもので、コカはコカイン(幻覚作用がある)ということで、日本への持ち込みは禁止されています。でも、こんなに薄いコカ茶は日本でいただくお茶と変わりません。高山病に効くということで、クスコやマチュピチュにいるときはたくさんいただきました。