小さな政府を目指すと言い、国民には、自分の身を自分で守れと言い、弱者にも自立を迫り、社会に裸で放り出そうとする政府の主要閣僚たちはみんな政治家です。 彼らは、弱肉強食の論理に生きている永田町の住人であり、彼らの価値観は、自分の欲望を満たすために生きる動物とさして変わりないので、人間の考えていることや痛みがまるでわからなくなっているのかも知れません。 国民を守ろうとしない政府に何の価値があるのでしょうか。 種としてのヒトは動物で間違いありませんが、人間は動物ではないというのが、日本人の間の共通認識です。 動物社会の弱肉強食の論理を、そんな人間の社会に持ち込もうとする人たちたちに対しては、断固NOをつきつけるべきだと思います。