私が高校生時代に読んだ本の中に、遠藤周作さんの『おバカさん』という作品があります。

　底抜けに善人だけれども、社会的には無視され、他人の為に奔走するけれども報いられず、他人の為に泣いてばかりいる主人公の��おバカさん�≠�、まるで自分だと思いましたが、この人物が、あるお方を想定して書かれたものであることを知ったのは大分後になってのことでした。

　そのお方は、イエス・キリストと言い、イエスが名前で、キリストは、救世主という意味であって、苗字ではありません。

　イエス・キリストは、約二千年前のイスラエルに生まれ、人を愛し、神を愛し、人の為に泣き、神の為に喜び、人の為に生き、神の為に死んだ、史上最高の��おバカさん�≠ﾆ言っていいと思います。

　そんな��おバカさん�≠�目指し、新たな��おバカさん�≠ｪ生まれ続けているという不思議な現象が、イエス・キリストが誕生してから、2000年という歳月を経過した今も続いています。

　ここはそんな、世間の常識をどこかおかしいと疑問を持ちつつも、世間から仲間外れにはされたくないという、人間的な弱さを持つ��おバカさん�≠ｪ集まり、その��おバカさん�≠ﾔりを確認し合うことによって、安心し、元気を取り戻して戴けるような場所となることを目指しています。

　��おバカさん�≠ﾅあることを自認する方は勿論、��おバカさん�≠�目指しておられる��おバカさん�′�補生の方、��おバカさん�≠ﾉ興味のある方、今はないけれど、不思議な縁で訪問してしまった方も、自由に入り、楽しんで行って下さい。