YASUさんのXLR-BAJA(別名:青BAJA)と私のTT250Rで、近所の廃道へ遊びに行ってきました。この廃道は私が時々行く林道の脇道です。
今までその脇道は気にはしていなかったのですが、ある日エスクードでその脇道に入ってみると、途中から車が乗り入れた跡の無い廃道状態となっていたのです。後日、YASUさんと共に そこから歩いてみると、廃道としては珍しく麓まできちんと道が繋がっていたことがわかりました。距離は短いが雰囲気が良く、路面もおもしろそうだったので今度バイクで走ってみようということになりました。だた、途中、道が崩れかけている所や倒木があり、車の通れる幅がない所があるので 車ではピストンコースになってしまうのです。
今回は麓から上って行く形でアタックすることとしました。私が先でYASUさんが後です。
入り口の何メートルかは、普通の林道のように、わだちがありますが、それでも、かなりの腐葉土が積っています。タイヤのグリップが心配でしたが、するすると登っていきます。
道はUの字の形をしていて、コーナーでは、壁に近い所をバンクにして走れそうでした。
路面は、ふかふかの腐葉土が積っており、長い間だれも通っていないことを感じさせました。ときどき、頭の大きさの石が腐葉土の中から顔を出しているのが要注意です。
途中から勾配も急になり、一旦止まると再発進しにくそうでした。
途中分岐がある所でなるべく平らな所を探して停止して、枝道の方を歩いてみてみました。そこの枝道は、木が高さ1mぐらいの所で道をふさぐような形で倒れており、また、道の途中に木が生い茂り、伐採でもしないとまったく通れない様子でした。
本線をそのまま登ると、右側が崖となり、少し崩れているところにでました。しかも、道には段差がついています。
ここまでは、車でも、Uの字型になっている道の壁にタイヤを押し付けながらでも、(タイヤがグリップすれば)上ってこれそうですが、ここはさすがに道幅がありません。
私はびびりモードになってしまい、バイクを押して崖崩れの横を通過することにしました。
ところが、これが逆に災いして、バイクに勢いがない為、段差でつかまり、1回目は上れず、再トライでなんとか上ることができました。YASUさんはバイクに乗ったまま、上ってきました。
今度は、高さ160cmぐらいのところで木が倒れて道をふさいでいます。
ここは、私はゆっくりと潜って進みました。YASUさんが続けて進むと、くぐり抜けたと思ったときにバキという音とともに、可倒式ミラーが根元から折れてしまいました。
倒れている木から出ている枝に引っかかり可倒部分の限界を超えてしまったようでした。
この木を抜けると、エスクードで上から降りてきた所です。
あとは、勾配も緩やかで、難なく廃道を抜け、林道に出ました。
これだけでは、走りが物足りないということで、枝道を探しながら、どんどん林道を進んで行きました。
行き止まりや、通行不可能な所がほとんどでしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。
しかし、久しぶりに走ったオフロードを走ったので、もともと下手な運転技術がもっと下手になったと思いました。
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